小学5年と登る両神山 山ごはんはカレーライス
今回の山は、100名山の一角、両神山に親子でチャレンジしてきた。
標高は1723mだけど、高低差は1000m、けっこうキツイかも。
親の勘違いで時間が足りなくなり、今回は清滝小屋でご飯を食べて下山するという結果になった。ちと残念ではあるが、それもまた良し。
両神山の親子登山向き度 ☆☆(最高5つとして)
子どもが楽しいポイント
・清滝小屋は屋根があるので、ごはんが食べやすい
・簡単な沢や岩があるので、バラエティに富んで楽しい
子ども向きではないポイント
・道が意外と険しい
・展望がなかなか開けない
・高低差が1000mある。
秩父だから、近いと思い両神山を選んだけど、結論としては、小学生が登るにはちょっと大変だったかもしれない。頂上まで登ってたら、達成感があったりで、また違ってたかもしれないけど。
親子登山するなら、子どもが登山を嫌いにならないような山を選ばないとなと、ちと反省。
両神山へのアクセス
Googlemapで検索すると、
我が家からもっとも近い練馬インターからgoogleは2時間21分かかると言ってくれているにもかかわらず、1時間半くらいで着くだろうと、思い込んでいた。
どこからその情報が来たのかは定かではない。
そう、始まりから1時間も計画がずれていたのだ。
しかも、その日に限って、PM5時にご飯のお招きを受けていた。
スケジュールをミスした言い訳はこのへんにしよう。
関越自動車道 花園インターで降りて、まず、国道140号を進みます。
ナビで両神山、日向大谷駐車場といれれば良かったかな。
初めて行くときのポイントは、ダリア園の横にある無料駐車場からさらに入って行くってこと。そこから急に道が細くなるので、大丈夫かなと思うけど、そこを突っ込んでいかないといけない!
しばらく、冷や冷やしながら進むと、無料駐車場がでてくる、第一と第二があるよ。
僕たちは到着が遅くAM8時くらい、駐車場はすでに一杯だった。
隅っこに無理くり停めさせてもらった。
両神山を登る
山の名前に神がついているだけに、スタートは鳥居をくぐる。
くぐる前にあいさつは忘れずにね。
通りすがりの親子に、
「そこにカモシカいたよ」と教えてもらった。
本当にいた。
3頭もいたのだ。
山に行って動物に会えると嬉しくなる、熊は怖いけどさ。
鎖場もある。
ムスコッチの登山靴は本日デビュー。
自分で色を選んだ色はからし色のような黄色のような。
今まで、何かと言えば青ばかり選んだのにさ。
よくよく聞くと、学校で
「青星人」とバカにされ、青以外を選ぶようになったようだ。
理由はどうあれ、青バカから卒業できたことは親として喜ばしいこった。
登山道には狭いところもあり、高所恐怖症の僕は少しビビッたのだが、ムスコッチ、オックサンは全く問題ないらしい。
途中にいくつかの神様像がある。
少しだけお賽銭。
沢を横切ることが多いのも、両神山の特徴かもしれない。
ただ登山道を歩くだけでなく、沢や岩があると気持ちが切り替わってなんとなく嬉しくなる。
だけど、靴が濡れると嬉しくなくなるから注意しよう。
前半は上れば下ってと、なかなか標高上がっていかないな~って感じだった。
すれ違ったおじさまたちに
「ここまでは序の口、ここから本番だよ」
と言われた。
確かに。
ある地点から上りは急にきつくなった。
これからが楽しいではないか、修行だ~、燃える~。
ずっとガスっていた。
両神山の森は少しガスっているほうが雰囲気があるかもしれない。
なんか、しっとりとしていていいんだ。
それこそ、神様がいるような。
ガスっているのも楽しめるなんて、登山上級者、うふふ。
突然ですが、清滝小屋に着きました。
今、営業していないようだった。
理由は忘れたけど。
清滝小屋はベンチとテーブルがあった、びっくり。
しかも屋根付き、洗い場付き、さらにびっくり。
キャンプ場のような設備。
さて、お昼ご飯を食べよう。
ムスコッチはいつも通りの、希望通りの、赤いきつね。
大人はカレーライス。
ひき肉と玉ねぎを炒めたものを持ってきて、少し煮込む。
そして、ジャワカレーのルーを投入。
簡単だし、レトルトカレーよりおいしい。
けっこう寒い日だったので、カレーのスパイスは体を温めた。
寒い時期の山ご飯はカレーがいいかも。
今度はスパイスカレーを作ってみようと考えている。
時間の関係で頂上は目指さず下山。
僕たち家族は、わりと簡単に目の前にある頂上を後にできる。
良いのか悪いのかは分からんけど。
木の根は滑るから、下りでは特に注意が必要。
沢、岩、木の根、野生動物。
両神山は山の面白さがいっぱい詰まっている。
けっして、ハイキング気分で登れる山ではないかな。
大きな岩があったので記念撮影。
岩と緑のコントラストが好き。
親子の後姿も好き。
まとめ
●駐車場から清滝小屋までは700mくらい登る。僕たちは3時間弱かかった。子どもがいたら、タイムスケジュールに余裕を持ったほうがいい。(頂上はそこからさらに400m上る)
●登山道は狭いところも多いので慎重に行こう、子どもを先に行かすようなことはしないほうがいい山だね。
●沢を渡ることが多いから、濡れた時のために靴下の替えとかも用意していたらいいかも。
●8時半に着いた時点で無料駐車場は満車だった。無料駐車場から少し上ると、有料の駐車場がある。僕たちは隅っこに停めさせてもらったけど。