山ごはん家ごはんどっちも好き

50歳目前いきなり山の沼にはまりだした記録。ほかにも、ごはんや旅やDIYのこと書いていくつもり。

【家族登山】2020年 小学生の息子と登った山ベスト5

2020年もまもなく終わり。理由は分からないが、家族で会津磐梯山に登ってから、山を歩くことにはまってしまった。今までも、ちょいちょい登っていたのだけど、こんなにも積極的な気持ちになったことはなかった。どちらかというと、海育ちの僕は海のほうが、やっぱ海だな、なんて思っていたのだが。。。なんてことはない。今はお山さんにどっぷりだ。

 

とくに僕は家族で山を歩くのが好き。家族で行っても良いことばかりではないのだけど(カミサンとムスコッチがケンカしたりなど)、それでも家族で山に入る気持ちよさは、そんな嫌なことも軽く超越してしまう。

 

今回は、まとめの意味もこめて(まとめるほど登っていないのだけど)、

 

2020年小学生の息子と登った山ベスト5

 

を紹介していこう。今年は、ブログに書いていない山も含めるとムスコッチと登った山は12座。前半のコロナによる自粛について考えると、けっこう登ってはいる。が、12座の中のベスト5なんて、チャンチャラおかしい。なんて言わないでね。こういうランキング式のまとめは誰もがやってみたいでしょ。

 

さっそく5位から

 

那須岳

 

那須岳の良い点は、やっぱりロープウェイで9合目まで行けるところ。山頂駅が1684m、那須岳が1915m、その差231m。それだけ登れば、那須岳の1つ茶臼岳の頂上に。その登山道は、岩がゴツゴツしているので、けっして歩きやすい道ではないが、小学生にとっては、平坦な道より岩でゴツゴツしているほうが楽しいようだ。茶臼岳頂上からの景色はこんな感じ。

 

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どうせ行ったなら、できるなら朝日岳までは足を伸ばしてほしい。茶臼岳から朝日岳までの道は登山の醍醐味が詰まっている気がする。ちょっと異世界に足を踏み入れたような気分にもなる。でも、道が痩せていて高度感が強いところもあるから、子どもと歩くには注意が必要だ。

 

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那須岳の記事はこちらです。良ければ読んでくださいまし。

 

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第4位は、、、、

 

日光白根山

 

日光白根山那須岳同様でロープウェイでなんと2000mまで登ることができるのだ。日光白根山の頂上は2578m。その差は578m。那須岳に比べると登る高さはある。でも、日光白根山のいいところはロープウェイ上がってすぐに天空テラスがあり日光白根山を見ながら足湯ができたりするのだ。展望も抜群である。

 

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もちろん頂上からの景色はもっと気持ちがいい。100名山である男体山と中善寺湖を望む景色は、まさに絶景。

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日光白根山にはいくつかのコースがあるから、体力に合わせたコース設定もできることも子どもと一緒に行くには嬉しいところだ。ちょっと大変になるけど、ぜひ五色沼まで足を伸ばすことをおススメする。

 

日光白根山の記事も書いてるので、読んでいただけたら嬉しいです。

 

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那須岳日光白根山とも、ロープウェイである程度高さを稼げるところが魅力。東京都心からでも日帰りで行ける気楽さがあるしね。子ども連れて行く最初の100名山としてはおススメです。

 

第3位は

 

大菩薩嶺

 

大菩薩嶺はロープウェイこそないが、車で1600mの高さまで行くことができる。大菩薩嶺が2057mなので、その差は457m。大菩薩嶺のもっとも素敵なところは、頂上直下にある雷岩から大菩薩峠までの尾根歩きである。どっしり構えた富士山を見ながらの尾根歩きは、心の底から登って良かったって気持ちにさせてくれる。登山道も整備されているので、背負子を背負ったお父さんもけっこう見かけた。

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大菩薩嶺も都心から日帰りができることで、とても人気な100名山である。個人的には、初めての人や高尾山の次に登る山を考えている家族にはとってもおススメである

 

大菩薩嶺を登った記事もこちらに書いてます。読んでくれたら嬉しいです。

 

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 第2位は

 

会津磐梯山

 

この山を入れようかどうか迷ったのだが、2位にしてしまった。こう書いた今も、いいのかなと思っている。5位から3位はロープウェイを使えたり、登山口から頂上までが短いというのがポイントで子どもと一緒に登るには良いという考えで決めた。

磐梯山も八方台登山口が1194mにあり、磐梯山頂上が1816m、その差は622m。と頂上に近い登山口もある。小学生の団体登山にも使われているくらいなので安全面も問題ない。まさに頂上を目指すだけなら、ここが良いのであるが。。。

でも、あえて言わせていただきたい。会津磐梯山に登るなら裏磐梯ゲレンデの方から登るコースがおススメである。噴火口の中を歩き、荒々しい火口壁を眺め、櫛が峰からの稜線に見惚れ、逆さ磐梯が見れる銅沼(あかぬま)で感動すると、八方台登山口からピストンで登るより見どころが非常に多いのだ。

子どもと噴火口一緒に歩きながら、「小さな山が吹っ飛んで、こんなになったんだよ」なんて話ながら歩き、噴火の凄まじさを感じることができるってのは、子どもにとって何物にも代えがたい体験になるのではないだろうか。すぐに忘れるけどさ(笑)

登り終えたら、「はぁ~~疲れた~~」ってなるくらい歩くけど、僕はあえておススメしたいコースである。実は、大人のほうが疲れていたって話もあるのだけど。。。

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僕の中では、頂上より、途中の景色のほうがとても印象に強く残っている山だ。もしかたら、新しいことが日々更新される子どもの記憶には山歩きの途中の風景なんて、すぐに引き出しの奥にしまわれるかもしれない。けど、またいつかその引き出しからひょっこりと顔を出す時がくるかもしれないことを期待したりして。ってか、せっかく行ったんだから覚えておいてよねという、大人の事情も絡んでくるのだけど、あはは。

会津磐梯山を登った記事も同時に読んでいただけたら嬉しいっす。

 

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さて、いよいよ大詰め。

栄えある第1位は、じゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃか、ジャン。

 

日向山

 

えっ、どこ???みたいに思う人も多いかもしれない。5位から2位までの山と比べると知名度が圧倒的に低い。考えてみると、ベスト5唯一の100名山じゃない山。この山を1位にしたのは、頂上での息子の一言に尽きる

「今までで、1番すげー」

頂上に登った時に、その景色に対してムスコッチの口から感想らしき言葉がでるこたーほとんどない。にもかかわらず。

 

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磐梯山は登山途中の風景が印象に強く残るのだが、日向山はその逆、まさに頂上からの風景に圧倒されるのだ。子どもにとっては、磐梯山のような山より、日向山のようなタイプの山のほうが強く記憶に残るかもしれない。 僕も写真では見ていたにもかかわらず、じっさいにその場所に立った時、想像した風景を軽く超えていた。

日向山の記事も書いているので、読んでいただけたら嬉しいです。

 

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このままいくと、2020年の登り納めは日向山ということになる。山登りが決して大好きというわけではないムスコッチも、いくつもの山を登り、なんとなくその楽しさを感じるようになっているような気がする。大人のずるい作戦で、楽しくなりそうな山を選んでいることもあるにはある、あはは。

 

最後に、僕なり子どもと一緒に登る山登りのポイントを書いておく。

 

●歩く距離は10~12km。時間的には往復で5~6時間。

急登や、道の険しさより、距離や所要時間のほうが大切のような気がする。だんだん、飽きてくることもあるし、急登を登る筋力はあるが、長い距離を歩く筋力が子どもは弱いような気がする。

●一泊して、山登りと何か子どもが楽しいイベントをセットにするとよりいいかも。

那須岳ではサファリパーク、磐梯山ではツリーアドベンチャーといったことも予定に入れると楽しく登れるかもね。

●テーピング、絆創膏などの救急道具は持っていく。

まだ、体ができていない子どもは、岩々を歩いていると足首や膝が痛くなり歩けなくことがある。その時にテーピングで固定すると、痛みが緩和される。まあ、痛くなるようなコース選びをしないことが大切なんだけどね。

●暑いとか寒いとか、汗かいたとか、など温度調整を面倒がるので注意が必要。

親のほうで温度調整をしてやらないと、特に暑いのは上着を脱ぐのが面倒で着たまま歩き汗だくになっているから注意が必要だ(うちの息子だけかもしれないが)

 

という感じで思いついたことをサッサと書いた。他にもいろいろあるだろうけど、それは追々書いていこう。

 

2020年もまもなく終わります。今年はコロナによる外出自粛で十分な山歩きができなかったと思います。来年もどうなるか分かりませんが、お互い楽しい山ライフが送れるといいですよね。

 

それでは今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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