山ごはん家ごはんどっちも好き

50歳目前いきなり山の沼にはまりだした記録。ほかにも、ごはんや旅やDIYのこと書いていくつもり。

【2021一人登山】北岳、間ノ岳、農鳥岳縦走(2日目)~天国のような縦走路を歩いた後に待っていた遭難の恐怖~

2日目のスタート

 

どうも、寒さ対策が甘かったせいで、あまり眠ることができなかった。

上半身については問題なかったのであるが、下半身についてはダウンパンツ、ダウンシューズを準備していなかったため、足先と、膝が冷え冷えになってしまった。

9月後半でも山の上の寒さは半端ない。防寒をしっかり。

テント泊で眠れるかどうかってのは、その先の工程に大きな影響がでるから、やっぱどこでも眠れる人間になりたいわな。

 

9月の終わりといえども、3000mを超す場所はとても寒いです。とんでもなく。

さて、やや重い体を起こし、朝ごはんのパンとソーセージを胃に流し込む。

シュラフやテントやの片づけをしていたら、4時50分になってしまった。

2日目の行程は12時間歩く予定なので、暗くなる前に下山するのはギリギリかなと思いながらも、まだ余裕十分だった。。。はずだったのだが。。。

 

さて2日目は3つ、いや4つのピークを越える。

最初が北岳、次に間ノ岳、西農鳥岳と続き、最後に農鳥岳だ。

えげつないアップダウン、まあでも自分で決めたことなんでね。

 

前置きはこのへんに2日目行きましょ。

できたら初日もお目通しいただけたら嬉しい限り。

 

www.ritaril.work

 

 

 

縦走2日目

 
ご来光拝みに北岳を目指す

 

f:id:ritaril:20211022063013j:plain

 

朝3時半に起きる。

寒かったから、早く何か食べて体を温めないと。

テントの外に出ると、暗い中もう動き出している人が多くいた。

見上げると、今日の天気が保証されているような空模様、素直に嬉しい。

 

f:id:ritaril:20211022063450j:plain

 

北岳を登っていると、だんだん東の空が明るくなってきた。

頂上でご来光を拝みたい。急げ。でも安全に。

 

f:id:ritaril:20211022063706j:plain

 

暗くてボケているが、岩場を登っていく。

大きな岩がゴロゴロある。

 

f:id:ritaril:20211022063840j:plain

 

稜線の先には南アルプス

左手のピョコンと高くきれいな弧を描いているのが塩見岳らしい(後から聞いた、あは)

 

f:id:ritaril:20211022064021j:plain

 

振り返ると仙丈ケ岳にも光があたっている。

僕のカメラワークがいい加減なため、うす暗い中ではピンボケが多い、泣ける。

 

f:id:ritaril:20211022064157j:plain

 

今日は鳳凰三山もはっきりと姿をあらわす。

 

f:id:ritaril:20211022064255j:plain

 

オベリスクもはっきりと見える。

 

f:id:ritaril:20211022064414j:plain

 

北岳の頂上にはすでに多くの人がいる。

けっこう頂上は広そうである。

なんとか、ご来光には間に合いそうな感じ。

 

f:id:ritaril:20211022064548j:plain

 

北岳から間ノ岳に続く稜線も見えてきた。

3000mを超える山と山をつなぐ道。しかも、稜線上も3000m超えている。

これからあそこに行くと思うとワクワクが止まらない。

 

f:id:ritaril:20211022065113j:plain



あっ、ご来光。

なんとか、頂上にて拝むことができた。

ギリギリだったけど。

小屋を1時間弱かかったかな。

ヘッドライトの光でも、頂上が見えるから問題なく登ることができるのが嬉しい。

 

360°大パノラマな北岳頂上

 

f:id:ritaril:20211022200540j:plain

 

甲斐駒岳の奥にそびえる八ヶ岳

右にはオベリスクが見えますね。なんとも贅沢。

 

f:id:ritaril:20211022200821j:plain

 

さらに太陽が昇ってきた。

雲海の上にそびえる富士山。まさに絵に描いたような的な眺めだ。

若いお兄さんのコンビが写真を撮りながら、どんどんテンションが上がっていった。

その気持ち分かるよ~。

 

f:id:ritaril:20211022201345j:plain

 

秩父の山々です。その奥の丸っこいのが男体山かな。

 

f:id:ritaril:20211022202639j:plain
f:id:ritaril:20211022202618j:plain

 

太陽が昇るにつれて、富士山の色も変化していく。

富士山ってやっぱり登る山より眺める山だなと思ってしまう。

まあ、登ったことないんだけどね、あは。

 

 

f:id:ritaril:20211022202816j:plain

 

朝焼けに染まる仙丈。

山容は穏やかであり南アルプスの女王と呼ばれているが、なんともどっしりした構えである。女王というより、肝っ玉母さんだな。いや、やっぱり女王だわ。

 

f:id:ritaril:20211022203015j:plain

 

甲斐駒というのは、とても特徴的な顔をしている

独立峰ではないのだが、一人で立っているような強さを感じる。

何度も言うが、なにより面構えが本当にかっこいい。

 

f:id:ritaril:20211022210438j:plain

 

北岳

写真では見たことがあったが、最初はこれがそれとは気づかなかった。

山の影がこんな風に見えるなんて不思議じゃないですか?

 

f:id:ritaril:20211022211114j:plain



頂上にはお地蔵さんもおられまする。

 

f:id:ritaril:20211022212446j:plain

 

人生で一番高い場所に来た記念に自撮り。

どの方向を向いても絶景なため、時間を忘れてしまう。

気づいたら30分も頂上にいた。

予定では5分くらいで次へ行くぜって感じだったのに。

貧乏性な僕は、どんどん変わる光の感じにさらなる絶景がくるのではと次に足を進めることができずにいたのだ。

山を歩くときは自分の性格まで考慮してスケジュールをたてるべきだな。

 

f:id:ritaril:20211022213045j:plain



さて太陽もしっかり登ってしまったし、次なる頂である間ノ岳に出発だ。

 

北岳から間ノ岳へ天空の縦走路

 

f:id:ritaril:20211022213403j:plain

 

目指す間ノ岳。その先には南アルプスの山々が見える。

写真やテレビでしか見たことがないこの稜線を歩きたかった。

間ノ岳を越えてなお続く稜線にうっとりする。

ここからは北岳山荘は見えなかった。

 

f:id:ritaril:20211022213721j:plain

 

しばらく行くと眼下に北岳山荘が見える。

がっつり下りまするな。

北岳頂上に多くの人がいたが、間ノ岳に向かう人はかなり少なかった。

そのせいか、ピーク毎に見たことある顔ぶれがそろう。

 

f:id:ritaril:20211022213936j:plain

 

太陽に照らさるる間ノ岳の姿のなんとどっしりとしたことか。

雲の感じもよいよい。

 

f:id:ritaril:20211022214303j:plain

f:id:ritaril:20211022215057j:plain



右側が切り立っている細い登山道だけど、高い所、岩場が苦手な僕でも怖さは感じなかったですよ。

この先もそうだけど、高度感あって怖いなって場所はなかったですね。

だから、余計に好きになってもうたね。この縦走路。

 

f:id:ritaril:20211022214226j:plain


いよいよ北岳山荘が近づいてきた。

山荘を過ぎると、いよいよ上りですな。

テント担いでいるのといないのでは、まったく足取りが変わることに、今さらながら気づいた。もちろん、テントを担ぐと重くなる、あたりまえ。

 

f:id:ritaril:20211023055711j:plain

 

右手には中央アルプスがはっきりと見える。その後ろに御嶽山も、分かりますか?

 

f:id:ritaril:20211023055602j:plain

 

中央アルプスの左手に恵那山。

頂上が平なんですね。

頂上で出会ったベテランハイカーさんに教えてもらって、けっこう山を同定することができるようになりました。有名どころだけだけど。

 

f:id:ritaril:20211023060255j:plain
f:id:ritaril:20211023060447j:plain



太陽は完全に登りました。

左に富士山、右に中央アルプス

どこを見ても、誰もが知っている山が連なっている。

 

f:id:ritaril:20211023060629j:plain

 

遠くに見えていたケルンまで到達。

小屋はもう目の前だ。

 

f:id:ritaril:20211023060718j:plain

 

頂上から300mほど下って、北岳小屋に到着。

今は休業中。トイレは使えそうでしたよ。

ここのテン場も富士山を望め、気持ち良さそう。

北岳頂上でロスした分を取り戻さないといけない気持ちから、小屋はスルー。

 

f:id:ritaril:20211023061115j:plain

 

間ノ岳へのビクトリーロードに入ります。

まあ、まだここから2時間ばかり登るんですがね。

ペースが上がらないのもあるんだけど、思ったより遠い間ノ岳のてっぺんですよ。

どのへんが頂上だったかしら?

間ノ岳って遠くから見ると、その形ですぐに分かるのだけど、ここからだと分からんな。

 

f:id:ritaril:20211023061740j:plain

f:id:ritaril:20211023062124j:plain

 

 

f:id:ritaril:20211023062211j:plain

 

しばらく登ったところで振り返る。

今まで歩いて来た道と北岳。その奥に甲斐駒ヶ岳仙丈ケ岳

この絵が見れたことで、今回の登山は成功したも同然。

整列したような雲がまたいい感じ。

 

f:id:ritaril:20211023062437j:plain

 

登山道は広くて歩きやすいです。

でも岩が多いので注意して歩く必要はありますね。

f:id:ritaril:20211023062715j:plain

ライチョウのひな?

f:id:ritaril:20211023062656j:plain

違った。

イワヒバリかな。

 

f:id:ritaril:20211023062855j:plain

 

疲れると振り返る。

僕と同様テント担いでいる人が登ってくる。

いやいや僕より重そうだ。

実を言うと、この青年とは、この後深い縁ができることをこの時はまだ知らない。

 

f:id:ritaril:20211023063156j:plain

 

北岳鳳凰三山、奥秩父と並ぶ。

小屋があんなに小さくなった。登ったな~

 

f:id:ritaril:20211023063334j:plain

 

途中のピーク、中白根岳。

こちら3055mでございますね。

 

f:id:ritaril:20211023063521j:plain

 

間ノ岳ロックオン!

まだ道のりは長いわな。

小さなアップダウンあるね、体力削がれそう、だは。

 

f:id:ritaril:20211023063755j:plain

 

さっきの青年には先に行ってもらった。

空が青い。日焼けに注意。

 

f:id:ritaril:20211023064035j:plain

 

ずいぶん歩いたわな。

もう小屋は見えやせぬ。

 

f:id:ritaril:20211023064222j:plain

 

ケルンの先には間ノ岳の姿がはっきり。

ここからが本当のビクトリーロードだ。

 

f:id:ritaril:20211023064411j:plain

 

秋の空だね。

雲がすぐそこをフワフワ流れているのが見えるのも山歩きの楽しさだよね。

 

f:id:ritaril:20211023064546j:plain

 

もう思い残すことはない。

南アルプス万歳。

どこまでも続くように見える稜線に心震える。来て良かった。

疲労感が心地よさに変わる瞬間だ。

 

f:id:ritaril:20211023064814j:plain

 

もうちょい。

 

f:id:ritaril:20211023065201j:plain

 

着いた。

南アルプス一望。塩見岳が見えるぞ~。

 

f:id:ritaril:20211023064900j:plain

 

富士山も。

 

f:id:ritaril:20211023220108j:plain

 

穂高の大キレットや槍も見えた。

北アルプスが見えたら、テンションがさらに上がった。

 

f:id:ritaril:20211023065141j:plain

 

さきほど抜かれた青年に撮ってもらった。

話をしてみると、彼も僕と同じ奈良田の駐車場まで今日中に行く予定らしい。

お互い、先は長いことを嘆きながら、この景色に後ろ髪引かれながらも、僕は先に出発した。

間ノ岳の滞在時間15分。北岳の半分。

 

間ノ岳から農鳥岳

 

f:id:ritaril:20211023220240j:plain

 

見えるのは西農鳥岳かな、その先に農鳥岳があるはず。

さて出発でございます。

この時には、こりゃ急がないと日の入りまでに下山できないぞと、ちょっと焦ってはきている。

 

f:id:ritaril:20211023220827j:plain

 

雲が上がってきている。

急がないとガスってまうかも。

 

f:id:ritaril:20211023220947j:plain

 

北岳から登山道のマーキングがしっかりしてあるので迷いにくいと思っていたが、農鳥小屋周辺はさらにしっかり道しるべがしてあり助かる。

これだけしっかり「ノウトリ」と書いてあると、道に迷う不安もない。

 

f:id:ritaril:20211024063738j:plain



間ノ岳から下って振り返った。

あのテッペンが間ノ岳だっけ?わからんくなった。

とにかく小さな岩がゴロゴロしているので、足元は注意がひつようでんな。

 

f:id:ritaril:20211024063636j:plain

 

農鳥小屋に到着。

僕が立っているところがテン場。

こんなに自撮りに向いている場所なのに、撮る余裕がなかった。

この時点で10時半。

 

 

f:id:ritaril:20211024064642j:plain

 

さて最後のピーク農鳥岳を目指して登るぞ。

って気合いれるくらい、けっこうヘバッテたよね。

テントを持っているかいなかで、こんなに違うのかってのを思い知らされた。

アップダウンは体力削ぐね、はぁ~。

 

f:id:ritaril:20211024064617j:plain

 

登っては立ち止まって、自分が来た道を振り返る。

農鳥小屋が小さくなった。

あっ、さらに雲がでてきている。農鳥小屋が雲に襲われる~~

これは真っ白になる予感。

 

f:id:ritaril:20211024065959j:plain

 

急ぐぞ。足取りは重いけど、なは。

 

f:id:ritaril:20211024065925j:plain

 

分岐点が見えた。

 

f:id:ritaril:20211024070132j:plain

 

稜線を挟んで雲がある、雲がない。

山ではよく見る風景である。

山にいると自然現象というものをいつの間にか体験している。

雲ができていく感じもその一つで、家の中でゴロゴロしていたらそれを感じることはない。山を歩くということだけで学びが多いよね。

 

f:id:ritaril:20211024070722j:plain

 

途中のピークである西農鳥岳に着いた。

実際は農鳥岳よりこちらのほうが標高が高い。

雲も時間も迫るのでさっさと写真撮って行っちゃお。もったいないな~

 

f:id:ritaril:20211024070934j:plain

 

どこが農鳥岳???

まだまだ歩きます。ほんとなら、とっても贅沢な稜線歩きなんだけど。

疲労感満タンな僕は、

「もう十分でございます」ってな感じございました。

 

f:id:ritaril:20211024071633j:plain

 

残念ながら雲が増えてきた。

農鳥岳までの道は富士山を見ながら歩けるらしいと聞いてたから残念。

 

 

f:id:ritaril:20211024073112j:plain

 

農鳥岳に到着

真っ白で展望はありません。

間ノ岳でも出会った方がおられ、写真を撮ってもらった。

 

f:id:ritaril:20211024073610j:plain

 

これは自撮りではありません。

ここで会った方は、農鳥小屋に戻ってもう一泊し広河原のほうに戻るということでした。2泊3日の予定たてるのが正解です。

 

f:id:ritaril:20211024073831j:plain

 

あとは下るだけ。

ここからが長いのが、このコースの特徴。

 

f:id:ritaril:20211024074153j:plain

 

大門沢への分岐点だ。

ようやっとここまできた。

このへんで一泊できる小屋があれば、それも良いかもね。

 

大門沢分岐からの下り

 

ここからの写真はほぼない。

なぜなら、時間的な余裕がなくなったからだ。

えっ、写真撮るぐらいはあるんじゃない?

って思うかもしれないが、ない袖は振れない。

 

奈良田に向かう予定の青年を覚えているだろうか?

農鳥岳で僕は彼をすでに抜いていた。

疲れている僕から見ても、彼は疲労感フルフルだった。

農鳥岳への上りを前にして

「萎える、奈良田まで行ける気がしない」

と弱気なことを言っていた。

頑張れと思いながら、僕は先に進んだ。

 

わりといいペースで下っていた僕にアクシデント。

道を間違えた。

一瞬の気の緩みか、かなり急な下りの藪の中に入ってしまった。

このコースは整備が行き届いており、藪を抜けるなんて場所はない。

しばらく行き、これはGPSを確認すると道から外れたいた。

時間がなく焦っている僕は、さらに焦った。

下っている時はなんでもなかった斜面が、上っているときは

「よくこんなとこ下っていったな」

ってくらい急だった。焦りと疲労は判断力を鈍らせる。

 

なんとか、元の登山道に戻ると、そこに彼がいた。

急坂を登った僕は息を整えるために、彼に道を譲り先に行ってもらった。

息も整い、あらためて下りにはいった。

すぐに彼に追いついた。それぐらい彼のペースは遅かった。

しばらく、後ろを歩きながら、いろいろ考えた。

「ここで会ったのは、きっと何か意味があるのだろう。」

という思いが僕の中に強くなり、彼に

「ここで会ったのも何かの縁、奈良田まで一緒に行きますか」

と声を掛けた。すると彼は、

「ぜひ、お願いします。ちょっと不安だったんで、一緒に行けないかなと思ってたんですよ」と喜んでくれた。

足にかなりきている彼に、ストックを1本貸して、僕が先頭に変わり下っていった。

 

足にきている彼のペースは上がらないものの、弱音を吐かず歩いた。

何か聞いても「余裕っす」と答える。いやいや余裕はないだろ。

 

大門沢小屋に着いたのが15時過ぎ、小屋の人に聞いたら

「登山口まで、どんなに遅くても2時間くらいで着くよ」

なんて言われ、僕らは少し安心し、暗くなる前には林道まで出れそうだと喜んだ。

が、彼の足はもう限界だった。

 

小屋の人が言ったのは、荷物が少なく元気な人の足で2時間だ。

3つのピークを越えて、20キロを担いでいる彼は想定外だったようだ。

 

小屋をでてもペースは上がらず、途中で暗闇になってしまった。

この時まだヤマレコでいう早川発電所取り水口にもついていなかった。

僕らはヘッドライトを装着した。

ピンクテープの位置、登山道が途端に分かりにくくなった。

2人で相談しながら進んだ。1人だったら恐ろしかっただろう。

疑心暗鬼になる。こっちでいいのかって。

この時のGPSのログがこれ。

 

f:id:ritaril:20211024092325p:plain

緑○が早川発電所取り水所あたり、黄色〇が森川橋手前。

このわずかな距離にもかかわらず、1時間以上かかっている。

通常なら20分くらいあれば十分距離だ。いかに彷徨っていたか……

とにかく、見えてはいるのになかなか辿りつけなかった森山橋を渡った時の安堵感は半端なかった。

 

f:id:ritaril:20211024094307j:plain

 

彼が撮った写真。

明るく見えますが、真っ暗なので。

 

反省の弁

 

甘い計画性に尽きますね。

確かに、一人ならなんとかかんとか暗くなる前に下山できたかもしれなけれど、時間がなくて焦っている時点で、山歩きの計画としてはNG。

スマホの電波も届かなかったので、家族にも心配かけたしね。

 

前にも奥多摩で暗くなったことがあるが、その時はもう町の明かりが見えていた場所だった。

暗くなる前に下山できる余裕のある登山計画を、と登山口に書いてある。

あれは守ったほうがいい。

風が木の葉を揺らす音、獣の鳴き声、大きな木の影、などなどすべてが明るい時とは別のものになる。

余裕のある登山計画を心がけよう!!!