山ごはん家ごはんどっちも好き

50歳目前いきなり山の沼にはまりだした記録。ほかにも、ごはんや旅やDIYのこと書いていくつもり。

【2021一人登山】一泊二日鳳凰三山縦走2日目 ~特徴ある3つのピーク、最高の縦走路には間違いない~

小屋に泊まるっていいかも、もちろん混み過ぎているのは御免ですが。

起きてから出発までが早い。

目が覚めて、20分もすればスタートできる。

なんか、怠け癖がついて、テント泊しなくなるのも嫌だけどね。

とりあえず、昨日はガスの中に煙ったままだったオベリスクをしっかり拝みに行きましょ!

その前に1日目も読んでいただけたら嬉しいです。

 

 

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鳳凰三山縦走 2日目スタート

 

リベンジ 地蔵岳を目指す

 

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朝4時前

真っ暗の中スタート。

前日に歩いた道だから少し安心感あり。

 

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樹林帯は真っ暗なので写真は撮ってない。

抜けると空が明るくなってきた。

 

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富士山も見える。

 

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うす暗い中、昨日はほとんど顔を出すことがなかったオベリスクがはっきりと。

しかし風が強い。10mはあるな。

 

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雲海に富士山、そして手前の山が鳳凰三山最高峰の観音岳

うっとりする。けど、さみ~~~。

 

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甲斐駒ヶ岳、仙丈、北岳

しかしボケてるな。暗い場所では三脚いるな。

 

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朝日を浴びるお地蔵さんたち。

 

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少しずつ明るくなってくる。

人は少ない。3グループくらいしかいなかったのでは。

平日ってだから好き。

 

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朝日に照らされる雲海。

いつ見ても、日が昇る前の空のグラデーションっに「すげー」って声を上げてまうね。

 

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ピンクに染まってきた甲斐駒。

 

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もう言葉はいらない。

 

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モンベルのマークがでかいな。

 

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昇ってきた。

おはようございます。

 

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この影はなんの影やったんやろ?

 

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2週間前は北岳から鳳凰三山みてたんだよね。

今回の計画は余裕がとてもあるので、地蔵岳でかなりのんびりしている。

 

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山頂標識の前で写真を撮るカップル、いやメンズ2人組だったかな。

頂上も開けていて気持ちがいいんだよな~。

鳳凰三山って、ごはん食べたり、ゆっくりできる場所がたくさんある。

だから、自撮りもいろいろな場所でできる。

これは人気になる山だよね。

 

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富士山も完全にお目覚めだね。

 

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次に目指す観音岳はすぐそこに見える。

 

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さて、完全に太陽が昇ったので、次に行きましょ。

 

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頂上から少し行った場所から、こんな絶景が拝める。

八ヶ岳と奥秩父の山を従えるオベリスク

孤高感でてるよな~。

 

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あまりにも絶景なので、朝飯を食べることにした。

クリームパンです。食べかけ写真でごめんなし。

 

鳳凰三山最高峰観音岳

 

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いざ観音岳へ。

 

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北岳間ノ岳だ。

3000mの稜線、また行きたい。

今度は、もっとゆっくりと。もし良ければ、北岳の記事も読んでくださいまし。

 

 

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観音岳への道は花崗岩が削られた白砂。

キレイですが、時々滑ります。

 

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左手には奥秩父の山々が見える。

金峰や甲武信があるはず、きっとあるはず、たぶん。。。

 

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農鳥から奈良田への下山ルートはあの辺りかな。

すげー長いな、やっぱ。

 

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ギリシャのようじゃない???

えっ、ギリシャのイメージがおかしいって、そうかも、あは。

 

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右にはずっと北岳がいる。

すごい気持ちがいい稜線だす。

 

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白根三兄弟も。

 

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振り返るとオベリスクが小さく見える。

天気がいいから、どこを見ても絶景だす。

 

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庭のように。

 

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砂浜にしか見えない。

これって、海のほうの足跡でしょ。

 

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こうやって自撮りできる場所がたくさんある。

 

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大学の山岳部の人たちとすれ違う。

あの頃の僕は酒飲んで寝て、競馬して、あっ~~~ロクでもない生活だ。

あの子らはエベレストも目指せれるな。

 

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オベリスクからずいぶん離れた。

 

 

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オベリスクの存在が霞む景色。

 

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観音岳頂上を前にして、小屋で作ってもらった朝ごはんを食べる。

フキとゼンマイがむちゃくちゃ美味しかった。

家ではほとんど食べたことないのに、山で食べるとべラボーですね。

 

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腹ごしらえも終え、頂上へ。

 

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頂上で戯れている人たちの姿が見える。

待ってろー俺も今すぐそこに行くから。

 

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ここまで来ると、左右のすそ野が見える。

やっぱり富士山は見る山だね。

 

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最高峰に到着。

 

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南アルプス

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うっすらと北アルプス

 

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日光白根など福島の山も見えた。

前日と打って変わっての展望に、やっぱり一泊すべきだなとしみじみ思うのであった。

まあ、一泊してもダメな時はダメですがね。

 

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もう動きたくない。

 

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でも、最後のピーク薬師に向かうぜ!

薬師岳まではずっと富士山を見ながら歩き。

それぞれのピークに特徴があるな。

 

薬師岳

 

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薬師岳まではアップダウンも少なく、とっても気持ちがいい。

 

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分かりにくいけど、紅葉と白砂のコントラストもキレイ。

 

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なんつたって富士山いるし。

 

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こんな感じで歩ける。

正直、どれか1つだけでも最高の山なのに、3つそろったら無敵じゃね。

 

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自撮りの限界に挑む。限界って何???

 

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薬師岳

 

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薬師岳でも自撮りしてたら、少し笑われていた。

おじさんもはしゃぎたくなるような場所ではあるよ。

 

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昼寝している人もいた。羨ましい。

 

夜叉神駐車場まで一気に下る

 

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十分自撮り楽しんだし、最後の下りに入ります。

 

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薬師岳からすぐに薬師小屋が見える。

 

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だからすぐに着く。

サラッと通り過ぎ、先へ。

 

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南御室小屋目指してレッツゴー。

 

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ここからは樹林帯歩き。

 

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樹林帯をそこそこ歩くと小屋へ到着。

ここはトイレあるし、なにより嬉しいのがこれ。

 

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南アルプスの天然水。

とっても美味しかった。

 

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トイレOK、水分補給OK、夜叉神峠へ。

 

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まず苺平到着。

 

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ずっと樹林帯ではあるが、ときおり富士山が見えて、おっと思う。

 

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杖立峠到着。

 

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ドライパインで栄養補給。

 

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このへんになると、ベンチもあったりする。

 

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夜叉神峠到着。

 

 

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街並みも見えてきた。

 

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祠。

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新緑の中を行く。

 

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駐車場だ。

 

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無事下山できました。

おつかれさま。

 

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昨日は暗かったからよく分からなかったが、こんな感じなんだね。

夜叉神小屋とバス停。

 

温泉

 

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帰りは芦安温泉、岩園館へ。

料金は1000円と少し高めだが、かけ流しの露天風呂はとても広く気持ちがいい。この日は僕の貸し切りだった。ちょっと離れたところにうち風呂もあり、どちらも入ることができる。

気持ち良かったですよ。

 

晩餐

 

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ほんとうは地元のものを食べるのがなんか山と旅って感じで良いんだけどさ。

探すのが面倒だったのと、牛丼と玉子が好きだしってのがあったからさ。

やっぱりすき家はうまかった。

 

登山後記

 

オクサンから鳳凰三山は下りが長くてとっても嫌だったって話を何度も聞かされていたので、なかなか足が向かなかったのであるが、行ってみると最高だった。

百聞は一見に如かずである

下りは確かに長めであるが、農鳥岳から奈良田までの下りに比べたら半分程度であるし、整備されていてとっても歩きやすい。

他のコースは知らないが、広河原から入って白鳳峠、高嶺を経由しての鳳凰三山縦走は展望的に最高ではないだろうか。樹林帯を抜けたらずっと南アルプスを見ながら歩くことができる。もちろん天気にもよりますが。

日帰りする人も多いけど、一泊してゆっくりしたのが良かったよね。あんな稜線歩きはなかなかできないでしょ。

危険個所も少なく歩きやすいし、誰もが言うように初めての南アルプスとしてはおススメと僕も思った。

鳳凰三山歩いて、次に白根三山のほうが良かったかもね、あはは。