山ごはん家ごはんどっちも好き

50歳目前いきなり山の沼にはまりだした記録。ほかにも、ごはんや旅やDIYのこと書いていくつもり。

【2021家族登山】榛名山 ~危うく絶景を見逃すところでした~

道なき道を抜けるとそこには絶景が待っていた

 

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2021年9月23日(木)、秋分の日である祝日を利用し、家族で榛名山にハイキング行ってきました。

 

 

 

榛名山について

 

榛名山は日本200名山の1つで、群馬県高崎市に位置します。妙義山赤城山と合わせ上毛三山と呼ばれています。標高は1449mです

榛名山は榛名富士が有名ですが、他に鳥烏帽子岳、掃部ヶ岳(最高点)、鬢櫛山などを合わせていうようです。掃部ヶ岳が最高点になるので注意が必要です。

 

アクセス

 

最寄りのインターは関越自動車道渋川伊香保ICになります。ナビでは榛名湖ビジターセンターと入力すると良いかもしれません

 

駐車場

 

榛名公園の大きな無料駐車場があるので、早朝に行けば停めることができないということはない感じがします。

 

コース

 

榛名富士から登り始め、烏帽子岳、掃部ヶ岳と榛名湖を周回するようなコースを選びました。歩く距離は11キロくらいです。榛名富士から湖畔までしっかり下るような(しかも急)コースで意外とアップダウンが大変でした。

 

コースタイム(息子がやたらと休憩をとったので平均より遅いタイムです)

 

榛名湖ロッジ前バス停8:33⇒榛名富士9:32⇒榛名湖温泉ゆうすげ10:16⇒

烏帽子登山口10:27⇒烏帽子岳11:15⇒鬢櫛山12:57⇒掃部ヶ岳14:14⇒

湖畔の宿記念公園15:07⇒榛名湖ロッジバス停15:43

 

山歩き始まり

 

榛名湖ロッジから榛名富士まで

 

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駐車場からすでにドンと榛名富士が見えます。確かに左右対称の美しい形。天気もいいし、良い山歩きになりそうな予感。

 

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登山口入り口。ムスコッチも大きくなって、カミサンの身長を抜きそうな勢いです。子どもと山を歩くのは、家にいるより子どもの変化が分かるような気がする。

 

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道もしっかり整備されていて歩きやすい。日差しが気持ちい良い。

 

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遠くに富士山が見えたら、まもなくロープウェイ駅です。そう、榛名富士は頂上すぐそばまでロープウェイでも登れるのだ。セコビッチ家族(せこい家族の略)は、この程度の上りにロープウェイを使うことなので絶対ないのである。

 

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ロープウェイ駅は展望台のようになっており、しっかり開けている。ここでは、登山と観光の人が半々くらいだったかな~。祝日というのに、登山客は少なかったね。

 

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天気も良く、遠くには南アルプスも見えた。この展望台で景色は楽しんでおかなければならないことを忘れないように。榛名富士頂上はあまり展望が開けていません。残念ながら。

 

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十分に景色を堪能したので、いよいよ榛名富士頂上へ。

 

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頂上手前でしっかり参拝。お邪魔させていただいております。しまった、頂上の写真を撮っていなかった。この神社が頂上のクライマックスと考えていただけたら良いのではと思います。繰り返しになりますが、展望についてはロープウェイ駅そばでしっかりと。

 

榛名富士から烏帽子岳

 

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神社の左手に烏帽子岳に続く登山道があります。これが、予想以上の険しさ、しかもかなりの急登。これは上りでは使いたくないわな。って言いながらここでも写真がない。ブログ書く気あるのかって話ですよね。なので、

 

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あっという間に登山口まで。榛名富士から烏帽子岳へは、がっつり登山口まで下らないといけません。少しだけ萎えるところではありますね。もうちょっとどうにかならんかったかな~、山は悪くないのだけどさ。

 

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気分を取り直して烏帽子岳に登っていきましょう。鳥居がありますね。

 

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お花も咲いています。わたしたち家族はあまりお花を見ないハイカーなんですよね。もうちょいお花の名前とかも覚えてたいとは常々思っているのですが…

 

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鳥居をくぐって。

 

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道は歩きやすいですが、そこそこの急登を登っていきます。

 

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烏帽子岳登頂に成功。親子でニヤリと記念撮影。烏帽子岳頂上はまったく展望が開けておらず藪の中。「イケてねーなー烏帽子岳。さて下るか」なんて話をしていると。先が続いているとは思いもしなかった山笹の間からご夫婦が歩いてきた。

「この先は湖とお山が一緒に見えて最高よ」

と教えてくれた。

 

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僕たちは山笹の中を、まだ見ぬ絶景を目指し歩いていった。声をかけてもらっていなかったら、絶対進んでないな。すると

 

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榛名富士と榛名湖。ここを見ずして榛名山に登ったとは言えないなという景色が広がった。ありがとう、おじさま、おばさま。

 

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親子でパシャ。

 

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ムスコッチ一人でパシャ。

ここで中学生くらいのお孫さんとおばあちゃんがお昼ごはんを食べていた。なんか、孫と登山もいいな。このおばあちゃんにしては若々しい方が、家族写真も撮ってくれました。ありがたや。

この絶景ポイントは、狭いけどごはんを食べれるスペースがありますよ。

 

山ごはん

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ムスコッチがだんだんと不機嫌になりグチグチ言い出したのでカミサンの一言で樹林帯の中でランチタイムにすることにした。本当はもっと開けたところでと考えていたのだけどさ。

本日のメニューはムスコッチリクエスト 

ホワイトシチュー

 

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ある程度炒めたきた、ジャガイモ、ニンジン、タマネギと鶏肉を煮込み、あとはホワイトシチューの粉を入れるだけ。簡単、でもおいしい。

 

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もう少し野菜を煮込みたいところですが、贅沢は言ってられない。できあがりました。

 

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山の中で食べると、ただのホワイトシチューでもとっても贅沢なものになりますね。

ライトな山歩きだからこその楽しみ方ですね。

食べたら、榛名山の最高点である掃部ヶ岳を目指しましょう。

 

掃部ヶ岳へ

 

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烏帽子岳を下ると分岐にでます。

 

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さらに分岐から少し行くと鬢櫛山があります。

お菓子のような山頂標識があったので。。。これも家族登山ならでは楽しみ方です、いやそんなことはねーか(笑)

 

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鬢櫛山から下っていきます。

 

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一度、山道から舗装路に出る場所があります。

すると標識があるので、そこをまた樹林帯に入っていきます。

 

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実は、榛名富士から烏帽子岳に向かった時のように、また湖畔まで降りてから登るのかという不安を密かに抱えていたのですが大丈夫でした。

 

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最後の上りには階段もあったりとします。この階段がとても登りにくいのです。

ブチブチ言うムスコッチを冷たく見ているカミサンの絵です。

 

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頂上に着きました。

ここまで来ると、榛名山が榛名湖を囲んでいることが良く分かります。

 

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頂上でパシャリ。

とても感じの良い親子に僕らの家族写真を撮ってもらいご機嫌になったところで、いざ下山です。

 

榛名湖へ一気に下る

 

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下りはあっという間です。

湖畔の宿記念公園にでます。

 

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この石碑の前に行くと、湖畔の宿という曲が流れます。

僕はよく知らない歌でしたね。

ここからな榛名湖を愛でながら、湖の周囲を車を停めている駐車場まで歩いていきます。

これがけっこう長いんだな。

 

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榛名富士と烏帽子岳ですね。

あそこを下って上ったんですよね。榛名富士の稜線はとても緩やかに見えるんだけど、けっこうエグかったな~

 

小学生と榛名山周遊コース

 

良かった点

・歩く距離、時間、標高など、気楽に上ることができる

・疲れたら、いつでもエスケープできる(うちは許しませんでしたが。。)

・榛名富士にはロープウェイがある

キツそうだった点

・アップダウンがあるので足が疲れやすい

・下山してから湖畔歩きが意外と長い

 

登山後記

 

都心からも近いし、コースもたくさんあり、誰でも気楽に山歩きが楽しめる感じの山ですね。

途中、出会った孫ばあちゃんの2人も烏帽子岳だけに登り、頂上でご飯を食べて帰るということでした。あの景色を見ながらのカップラーメンは最高に美味しそうでしたね。

休みの日に、天気がいいからハイキングにでも行くかっていうにはもってこいの山のような気がします。

ロープウェイを使って大展望を見るなら榛名富士、静かに絶景を楽しむなら烏帽子岳榛名山最高点を目指すなら掃部ヶ岳と、それぞれの目的をもってどこか1つだけ登るのも悪くないですね。いや、とてもいいですよね。