【2021ソロ登山】両神山 ~沢沿いを緩やかに登る道は玄人好み~
沢のせせらぎを感じ歩ける山
山に行きましょ。
行ったら、ブログに残しましょ。
って感じで気楽にブログを書き始めた。
にもかかわらず、いつのまにか、何かを目指し始めてる。
その目指してるものに縛られて、僕の自由はいずこへ…
いきなり、何が言いたいって感じで始めてしまいましたが、ただの個人の思い出ブログ。
良い加減にいいかげんにやってきます。
では、ぼくの思い出におつきあいくださいまし。
に登ってきました。
以前にも家族で来たことあったけど、清滝山荘までで下山。
登頂はしてなかったので、リベンジってことだね。
親子登山には☆2つとなっている。
1000mの標高差と頂上まで展望が開けないってのが、子ども向きではなかったって書いている。
確かに、日本百名山の中でも地味なキャラである。
良く言えば、玄人好み、あは。
アクセスや駐車場やコースタイムやらについてはヤマレコを参照あれ
両神山 - 2021年10月20日 [登山・山行記録] - ヤマレコ (yamareco.com)
天気
天気 雲がわりと多い晴れ
風が強い予報だったけど、風も穏やかで気持ちが良い山歩きができました。
ごはん
山ごはんがブログ名に入っているにのかかわらず、最近はインスタント系のものですましてる。今回もこれ。
まるたい棒ラーメン。
しかも具なし。なので、まったく映えないので完成品の写真はありませんwww
両神山を歩く
登山口から清滝小屋まで
薄暗い中両神山無料駐車場に到着。
第1と第2がありますよ。
新車で買って8カ月しか経っていないにもかかわらず、すでに1万キロを超えてしまった愛車XVちゃん。
車道をしばらく登ると右手に登山口。
途中に公衆トイレあるが、男女一緒なので女性は使いにくいかも。
しかも、男性小便はなかなかみれない古き良き時代の代物である。
こんな感じで民宿の横を通り過ぎていく。
登山道に入るとすぐに銅像がある。
いつも通り安全登山祈願。
太陽が昇ってきた。
なんでもない登山道が光により、ロマンチックな街道に。
小屋までは2.4キロ、頂上までは4.2キロ。
距離としてはやや物足りないかな、もう少し歩きたいと思うかも。
道が細くなるところもあるが注意して歩けば問題なし。
炎の神様としよう。
緑と岩と苔に心癒される。
沢沿いを歩く。
要所要所で神様が見守ってくれている、心強い。
ほらここにも。
この神様をみたら、右に進路を取って。
僕は神様に見惚れ、まっすぐ行ってしまった。
小さく道に迷ってしまった。
弘法大使の井戸。
写真では緑がかって見えるけど、あたりまえにきれいなお水。
とても美味しかった。
弘法大使の井戸から少しで清滝小屋。
ロッジ風でかっこいい小屋なんだけど、現在は休業中。
避難小屋として利用するのはOKのようだった。
屋根付きのベンチがある。
山の上とは思えない設備に前回も感動した。
そうそう、昨年10月にも家族で両神山に来た時はここまで来たのよ。
あとから、登った方々に
「あそこからが、しんどいんだよね」
と言われ、そうかどんなだろうと思ったものである。
では、ここから未踏の地に突入である。
頂上を目指して岩を登る
緩やかな上りから始まる。
道も整い、緑も美しい。
思わず、立ち止まる。というポーズ。
残り1.4キロ。
まだ、エネルギーは十分。体が軽い。
山向きの体になってきているな。
あのあたりが頂上だろうか。
いよいよ岩登りの始まり。
高度感がないので、高所が嫌いな僕も怖くない。
難易度もそれほど高くないので、思ったより楽に登ることができる。
岩登ると階段がある。
工事現場のような素敵な階段である。
紅葉を愛でながら歩いていると、
両神神社に到着。
かわいらしい顔をした狛犬がお出迎えしてくれる。
秩父あたりの山にいる狛犬には、このようなかわいい顔したモノたちが多い。
構えといい、忠犬って感じだ。
またまた仏様。
有難いお山である。
ザックザックと気持ちの良い音をたて落ち葉の上を歩き進む。
紅葉のトンネル。
光を浴びた紅い葉がキラキラ光る。
ここが頂上に続くビクトリーラダー。
気を付けながらゆっくり登っていくと、
目の前に展望が開ける。
樹林帯を歩くのも気持ちが良いが、やっぱり展望が開けた時の快感はこの上ない。
そこから少し行くと。
頂上が見える。
ブログやヤマレコで何度もみた標識だ。
1723m、「いいな兄さん」と覚えよう。
両神山頂上から風景
途中で、すれ違うお兄さんから
「富士山がやばいことになってますよ」
と声を掛けてもらった。
前日に降ったばかりの雪で真っ白になっている。
風が強いのか、雪煙が舞い上がっているのが肉眼でもしっかり分かった。
雪をかぶった富士山はやっぱり美しさが一味違う。
同定できませんが、展望も最高です。
奥武蔵の山々と富士山。
右手のちょっとポコりと出ているのが甲武信ヶ岳かな、信用はしないでください、あは。
空が青いな。
風が強いという予報がでていたが、この時はほとんど風がない状態だった。
アップの富士山。
雪がギシギシと音をたてているような姿だな。
清滝小屋へ下っていく
紅葉の中をくだっていく。
紅葉なんて若い頃は見向きもしなかったのに、今では色づく葉に心潤う。
千手観音のような枝ぶり。
まったく映えないランチ。
「山ごはんもおうちごはんもどっちも好き」というブログ名に恥じすぎている今日この頃。
山を歩くことに楽しさの重点が傾き過ぎて、山遊びを楽しむって感じでなくなっているかもね。
山の中でご飯を作ることに、今後はもう少し力をいれようと、ブログを書きながら思うのあった。
ランチタイムも終わり下山開始
近くでご飯を食べていたハイカーの人に声をかけると、木の指して、
「あれは熊の爪痕じゃないですかね」と。
この方、2度も熊に遭遇されており、2度とも熊が木から降りてきたとこだったらしい。
熊は気の上に熊棚というものを作り、そこでえさを食べたりするらしいのだ。
知らなんだ。
この景色が両神山っぽい。
沢沿いを歩き、渡渉し、緑と岩苔。
時間に余裕があったので、沢と戯れてみた。
水はきれいで冷たい。
幸いにも寒くなかったので、顔を洗ったりもしてみた。最高。
春先にはハチが出るらしい。
お地蔵さんに立派な杉の木。
縄のように捻じれる木。
珍しいので撮っといた。
なんだあれは?
超でかいキノコだった。
いつも下りは急いでるが、この日はゆっくり下ったので、見逃しそうなものが目に入る。
しかし、こんなでかい物が上りでは目に入らなかった。
無事下山。
ありがとうございました。
本日の自撮り
登山後記
渋い日本百名山ですよね。
華やかさはないのですが、水の音を感じながら沢に沿って歩くのがとても気持ち良かった。秩父感がでてるよね。
こういった渋めの山は家族で登るより一人で登るほうがいいな。
今度登るのはいつになるか分からないけど、沢の水を沸かしてお茶飲んだり、弘法大使の井戸の水を頂いて帰ったり、沢や水ともっと戯れたいよね。