山ごはん家ごはんどっちも好き

50歳目前いきなり山の沼にはまりだした記録。ほかにも、ごはんや旅やDIYのこと書いていくつもり。

【2021ソロ登山】両神山 ~沢沿いを緩やかに登る道は玄人好み~

 

沢のせせらぎを感じ歩ける山

 

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山に行きましょ。

行ったら、ブログに残しましょ。

って感じで気楽にブログを書き始めた。

にもかかわらず、いつのまにか、何かを目指し始めてる。

その目指してるものに縛られて、僕の自由はいずこへ…

 

いきなり、何が言いたいって感じで始めてしまいましたが、ただの個人の思い出ブログ。

良い加減にいいかげんにやってきます。

では、ぼくの思い出におつきあいくださいまし。

 

秋も深まってきた、10月20日(水)に秩父にある日本百名山

両神山

に登ってきました。

以前にも家族で来たことあったけど、清滝山荘までで下山。

登頂はしてなかったので、リベンジってことだね。

 

 

www.ritaril.work

 

親子登山には☆2つとなっている。

1000mの標高差と頂上まで展望が開けないってのが、子ども向きではなかったって書いている。

確かに、日本百名山の中でも地味なキャラである。

良く言えば、玄人好み、あは。

 

アクセスや駐車場やコースタイムやらについてはヤマレコを参照あれ

両神山 - 2021年10月20日 [登山・山行記録] - ヤマレコ (yamareco.com)

 

 

天気

 

天気 雲がわりと多い晴れ

風が強い予報だったけど、風も穏やかで気持ちが良い山歩きができました。

 

ごはん

 

山ごはんがブログ名に入っているにのかかわらず、最近はインスタント系のものですましてる。今回もこれ。

 

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まるたい棒ラーメン

しかも具なし。なので、まったく映えないので完成品の写真はありませんwww

 

両神山を歩く

 

登山口から清滝小屋まで

 

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薄暗い中両神山無料駐車場に到着。

第1と第2がありますよ

新車で買って8カ月しか経っていないにもかかわらず、すでに1万キロを超えてしまった愛車XVちゃん。

 

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車道をしばらく登ると右手に登山口。

途中に公衆トイレあるが、男女一緒なので女性は使いにくいかも

しかも、男性小便はなかなかみれない古き良き時代の代物である。

 

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こんな感じで民宿の横を通り過ぎていく。

 

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登山道に入るとすぐに銅像がある。

いつも通り安全登山祈願。

 

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太陽が昇ってきた。

 

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なんでもない登山道が光により、ロマンチックな街道に。

奥多摩秩父の樹林帯のこの時間は最高に気持ちがいい。

 

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小屋までは2.4キロ、頂上までは4.2キロ

距離としてはやや物足りないかな、もう少し歩きたいと思うかも。

 

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道が細くなるところもあるが注意して歩けば問題なし。

 

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炎の神様としよう。

 

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緑と岩と苔に心癒される。

 

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沢沿いを歩く。

 

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要所要所で神様が見守ってくれている、心強い。

 

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ほらここにも。

この神様をみたら、右に進路を取って。

僕は神様に見惚れ、まっすぐ行ってしまった。

小さく道に迷ってしまった。

 

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弘法大使の井戸

写真では緑がかって見えるけど、あたりまえにきれいなお水。

とても美味しかった。

 

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弘法大使の井戸から少しで清滝小屋

ロッジ風でかっこいい小屋なんだけど、現在は休業中

避難小屋として利用するのはOKのようだった。

 

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屋根付きのベンチがある。

山の上とは思えない設備に前回も感動した。

そうそう、昨年10月にも家族で両神山に来た時はここまで来たのよ。

あとから、登った方々に

「あそこからが、しんどいんだよね」

と言われ、そうかどんなだろうと思ったものである。

では、ここから未踏の地に突入である。

 

頂上を目指して岩を登る

 

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緩やかな上りから始まる。

 

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道も整い、緑も美しい。

思わず、立ち止まる。というポーズ。

 

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残り1.4キロ。

まだ、エネルギーは十分。体が軽い。

白峰三山鳳凰三山の縦走をした後の体は強くなっている。

山向きの体になってきているな。

 

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あのあたりが頂上だろうか。

 

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いよいよ岩登りの始まり。

高度感がないので、高所が嫌いな僕も怖くない。

難易度もそれほど高くないので、思ったより楽に登ることができる。

 

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岩登ると階段がある。

工事現場のような素敵な階段である。

 

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紅葉を愛でながら歩いていると、

 

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両神神社に到着。

 

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かわいらしい顔をした狛犬がお出迎えしてくれる。

秩父あたりの山にいる狛犬には、このようなかわいい顔したモノたちが多い。

構えといい、忠犬って感じだ。

 

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またまた仏様。

有難いお山である。

 

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ザックザックと気持ちの良い音をたて落ち葉の上を歩き進む。

 

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紅葉のトンネル。

光を浴びた紅い葉がキラキラ光る。

 

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ここが頂上に続くビクトリーラダー。

気を付けながらゆっくり登っていくと、

 

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目の前に展望が開ける。

樹林帯を歩くのも気持ちが良いが、やっぱり展望が開けた時の快感はこの上ない。

そこから少し行くと。

 

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頂上が見える。

ブログやヤマレコで何度もみた標識だ。

 

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1723m、「いいな兄さん」と覚えよう。

 

両神山頂上から風景

 

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途中で、すれ違うお兄さんから

「富士山がやばいことになってますよ」

と声を掛けてもらった。

前日に降ったばかりの雪で真っ白になっている。

風が強いのか、雪煙が舞い上がっているのが肉眼でもしっかり分かった。

雪をかぶった富士山はやっぱり美しさが一味違う。

 

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同定できませんが、展望も最高です。

 

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奥武蔵の山々と富士山。

右手のちょっとポコりと出ているのが甲武信ヶ岳かな、信用はしないでください、あは。

 

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空が青いな。

風が強いという予報がでていたが、この時はほとんど風がない状態だった。

 

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アップの富士山。

雪がギシギシと音をたてているような姿だな。

 

清滝小屋へ下っていく

 

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紅葉の中をくだっていく。

紅葉なんて若い頃は見向きもしなかったのに、今では色づく葉に心潤う。

 

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千手観音のような枝ぶり。

 

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まったく映えないランチ。

「山ごはんもおうちごはんもどっちも好き」というブログ名に恥じすぎている今日この頃。

山を歩くことに楽しさの重点が傾き過ぎて、山遊びを楽しむって感じでなくなっているかもね。

山の中でご飯を作ることに、今後はもう少し力をいれようと、ブログを書きながら思うのあった。

 

ランチタイムも終わり下山開始

 

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近くでご飯を食べていたハイカーの人に声をかけると、木の指して、

「あれは熊の爪痕じゃないですかね」と。

この方、2度も熊に遭遇されており、2度とも熊が木から降りてきたとこだったらしい。

熊は気の上に熊棚というものを作り、そこでえさを食べたりするらしいのだ。

知らなんだ。

 

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この景色が両神山っぽい。

沢沿いを歩き、渡渉し、緑と岩苔。

時間に余裕があったので、沢と戯れてみた。

 

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水はきれいで冷たい。

幸いにも寒くなかったので、顔を洗ったりもしてみた。最高。

 

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春先にはハチが出るらしい。

 

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お地蔵さんに立派な杉の木。

 

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縄のように捻じれる木。

珍しいので撮っといた。

 

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なんだあれは?

 

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超でかいキノコだった。

いつも下りは急いでるが、この日はゆっくり下ったので、見逃しそうなものが目に入る。

しかし、こんなでかい物が上りでは目に入らなかった。

 

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無事下山。

ありがとうございました。

 

本日の自撮り

 

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登山後記

 

渋い日本百名山ですよね。

華やかさはないのですが、水の音を感じながら沢に沿って歩くのがとても気持ち良かった。秩父感がでてるよね。

こういった渋めの山は家族で登るより一人で登るほうがいいな。

今度登るのはいつになるか分からないけど、沢の水を沸かしてお茶飲んだり、弘法大使の井戸の水を頂いて帰ったり、沢や水ともっと戯れたいよね。