山ごはん家ごはんどっちも好き

50歳目前いきなり山の沼にはまりだした記録。ほかにも、ごはんや旅やDIYのこと書いていくつもり。

1人で登る塔ノ岳縦走 

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塔ノ岳頂上

遠くに丹沢連山を眺める。

「丹沢」って名前は以前から良く耳にした。

なぜか足がなかなか向かなかった。

 

10月29日丹沢に初めて行った。 

休日は混むと聞いていたので、平日休みを利用して1人で足を伸ばしてみた。

平日なのに、ヤビツ峠行のバスは満員。

通勤客が行きかう中、秦野駅のこのバス停だけ異空間な感じがした。

 

バスに揺られること50分、ヤビツ峠に到着。

トイレをすませ、靴ひもを結びなおし、登山口へ向かった。

 

向かう先は塔ノ岳。

二ノ塔、三ノ塔を抜け、塔ノ岳へ向かう軽めの縦走(と思っていた)。

下りは大蔵バス停へ通称バカ尾根と言われる大蔵尾根を下る。

距離15km、累積登り1400mの縦走である。

 

 

 

コースタイムやルート(ヤマレコ参照)

 

www.yamareco.com

 

ヤビツ峠からの塔ノ岳への道のりは、上がったり下ったりのまさに縦走の醍醐味を存分に味わえるものだった。

特に、三ノ塔から塔ノ岳へ行くのに、一度かなり下らなければならないのには、

「え~~~まじで~~~」って思わずにいられなかった。

この日は、やや体調面ですぐれなかったのか、ただ体力不足なのか分からないが、いつもよりバテ気味であった。

スタートの急登を飛ばし過ぎたが原因かもしれない。

今回の教訓として、上り

はキープペースが大切ということだ。

 

天気が良く富士山もバッチリ拝めたおかげで、最高の山歩きとなった。

 

少しだけ僕が見た風景を紹介させてもらう。

最後までお付き合いいただけたら嬉しいな~。

 

今回のイチオシ絶景ポイント

 

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頂上ではなく、三ノ塔からの富士山を今回の絶景とした。

なぜなら、頂上では富士山が雲に隠れてしまったからだ、あはは。

 

富士山が美し過ぎるでしょ。

そして、富士山の前に連なる山々。

ここまでは約450m上る。ここでご飯を食べて下っても十分に満足できる。

 

僕のイチオシ風景

 

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どこから撮ったかは忘れたけど、この階段を上っていく感じに、万里の長城を思い出した。遠くに尊仏山荘が見える。あそこが塔ノ岳の頂上。

富士山のいいけど、丹沢を歩くなら、木道の美しさに心惹かれる。

 

 

本日のごはん

 

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豚丼温玉のせ。

豚肉はタレに漬けたものを持って行き、フライパンで焼いた。

 

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温玉がもうちょい固まっていたら良かったかな。

おいしかったさ。

 

他にもある塔ノ岳の素敵な風景たち

 

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やっぱり富士山。

その他の山たちも富士山がバックにいることで心強そう。なわきゃないけど。

 

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上って振り返ったら、歩いてきた稜線が見える。

こう見ると、アップダウンがしんどいコースということが分かる。

 

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三ノ塔から塔ノ岳頂上へ向かう途中の風景。

眼下に鳥尾山荘が小さく見える。

あれはなんだ?と思ったのをはっきり覚えている。

まさか、あそこまで下ってから、またその先に見える山に上るの?

まさかね、あはは。と思っていたら、

やっぱりそうだった時には、泣けた。。。

三ノ塔から意外と長い。のは覚悟しなければならない。

 

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これが遠くに見えた鳥尾山荘。

丹沢はたくさんの山小屋があって楽しい。

 

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頂上はかなり広いから、登山客がいても、ゆっくりごはんを食べることができる。

眺望も最高。

今回、頂上から富士山は見えなかったが、丹沢山塊をゆっくり眺めながらのランチタイムとなった。

贅沢タイム。

 

 

 

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空に続きそうな木道。

 

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紅葉の中を走る木道を一気に駆け降りるのが気持ちいい。

 

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青い空に色づく葉。

 

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大好きな登山道。

こういう整った道を飛脚になったつもりで歩くと、なにか古き日本を偲ぶ気持ちになる。のが、好き。

 

ゴールと感想

 

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丹沢大山国定公園の表札があるところが今回のゴールである。

 

低山歩きと思い、少し舐めていたところがあった。

その分、アップダウンがある縦走コースにけっこう疲れた。

下りでは水が足りなかなと思いながら、頂上の水場に行くのが面倒で、足りないまま下ったのも良くなかった。下山後、ポカリを一気飲みするぐらい渇いていた。

水分補給の重要性を知ったのは良かった。低山といえども備えをしっかりしなければ。

 

塔ノ岳縦走は、東京近郊で縦走の醍醐味が味わえる、かなり手ごたえのある山歩きになった。