夫婦で登る秩父伊豆ヶ岳縦走
夫婦で同じことに興味を持っているということはなんて素敵なことなんでしょう。
ってなわけで、前回は平日一人で丹沢に行ったのだけども、今回はオックサンと平日を休みを利用して秩父に行ってきた。
今回の山は、
伊豆ヶ岳
そう、秩父にあるけど伊豆ヶ岳。伊豆にないけど伊豆ヶ岳。
途中、地元の小学生の遠足グループとすれ違ったのだけど、伊豆ヶ岳に登るのはわりとイージーな感じ。
だから、僕たちは夫婦は、縦走することにした。
ってか、伊豆ヶ岳だけ登って帰る人のほうが稀なのかな。
ヤマレコで確認すると、
小高山→大倉山→五輪山→伊豆ヶ岳→古御山→高畑山
と多くの山を越え、上ったり下ったりする。
わりと歩き応えがある縦走であった。
このコースも「関東ふれあいの道」なので、登山道はしっかり整備してあり、歩きやすい。
秩父奥多摩の登山道は、険しい修行道って感じではなく、昔の人たちの生活を感じられるから好きだ。もちろん、修行してるみたいな道も好きだけど(笑)
頂上から、大都会の街並みやスカイツリーが見える。
この日も天気が良かったから、スカイツリーまで見えた、写真には納まらなかったけど。
令和2年11月4日(水)は天気も良く、木々たちも色づき、とても楽しいおじさんおばさん夫婦には楽しい山行になったので、その一部を記録に残そう。
最後まで読んでくれたら、涙を流して喜ぶのでよろしくお願いします。
コースタイムとルート(ヤマレコ参照)
令和2年11月4日(木) 晴れ
合計距離15キロ
累計上り919m
9:31出発、15:31到着、約6時間(休憩1時間くらい)
もっとも、息が上がったのが正丸峠手前の階段を上る時かな。
あの急な階段はかなりのもんだよ。
注意点としては、途中トイレがないこと。
正丸峠では、お店で買い物しないと使えないし、天目指峠も地図上にはトイレがあるのだけど、僕たちには見つけることができなかった。
子の権現まで行くと、ようやくトイレがある。
僕たちの山歩き
イチオシ絶景ポイント
今回も頂上ではないよ。
ここは、高畑山を過ぎた途中の場所。
木が伐採され、景色が開けている。
ヤマレコによると鉄塔横伐採地と記されている。
急に開けるのが、少し感動する。
奥多摩の山並みなのかな、一望でき、とても気持ちがいい場所だ。
これは切り株の上に片足で立っているところなんだよね。
タネを明かすとなんでもない写真だけど、上のように切り取ると、なんとなく高度感があり、楽しい写真になる。
1人ではこんな写真は撮れないから、夫婦で行ったならではの写真、いいね。
僕のお気に入り
これは伊豆ヶ岳おばーさん追悼の碑のようである。
調べたところ、その昔、伊豆ヶ岳の頂上には山小屋があり、そこの人気おばーさんだったようである。そこを使っていた有志一同により建立されたそうだ。
なにか、ほのぼのしている感じがあって、個人的には気になったのだ。
今回のごはん
マルタイの棒ラーメン。
これ、おいしいよね。
カップラーメンよりもかさばらないし、お値段も安い。
それと何よりなのは、スープを飲み干す時に、最後にカスみたいなものが溜まっていないこと。
山でラーメン食べる人には分かると思うが、スープをすべて飲み干すは大変なんだけど、麺が茹で上がった後に、お湯の量を調整し、スープを減らして食べることも可能なのだ。
何かと便利な棒ラーメンは、今後、ヘビーローテーションになるかもしれない。
紅葉
紅葉もいい感じだった。
緑から黄へ、そして赤く変化していく様がきれいだ。
登山道
こういう道がとても好き。
上りでも下りでもなく、ただ木々の中を歩く。
こういった道が好きになったら、もう山歩きの沼にはまっている証拠(笑)
頂上
伊豆ヶ岳と高畑山で同じポーズ。
決してかっこよくないので、他のポーズを考えたい。
頂上からの雲と町並み
ぽっかり浮かぶ雲。
孫悟空が乗っているような雲だ。そう、筋斗雲。
そして、大都会の街並みが蜃気楼のように浮かぶ。
この都会との距離感がたまらない。
神社
そして、ゴール手前にある子の権現にある、でっかい草履。
ここは足腰をしっかりさせる神様がいるようだ。
隣には鉄下駄のデカいのがあるぞ。
ここでトイレを借りよう。
感想
1人や家族で行く登山も楽しいけど、夫婦で行くのも全然悪くない。
リタイア後、100名山制覇を目指しているご夫婦に時々山で会う。
今まで100名山やピークハントにもあまり興味がなかったが、長い年月を掛けてでもいいから、チャレンジしてみるのも面白いなと思った山歩きになった。
つくづく、夫婦で山歩きが好きで良かったと思う。