山ごはん家ごはんどっちも好き

50歳目前いきなり山の沼にはまりだした記録。ほかにも、ごはんや旅やDIYのこと書いていくつもり。

【家族登山】三方分山に登ってきた パノラマ台からの富士山は圧巻でした

年に数回、ムスコッチの学校では代休で月曜休みのことがある。1年生の頃は、平日休みだ、ディズニーランドも空いているはずと行っては、同じたくらみの同級生とあったりしていた。しかし、ムスコッチ、小5になった今ではこのようなエンターテイメントな場所が好きではない。そして特に行きたい場所もない(家でゲーム最高というタイプ)、ということで必ず登山付きの小旅行に出かけているのだった。まあ、親のマイブームにつき合わせてるだけなんですけどね、あはは。せっかくなので、一泊して2つの山を歩くことにした。

さて、どこの山へ。もう12月、これからは雪や寒さ対策も必要になってくる。雪がなくて、できるなら南のほうの山が良いのではということで山梨県に行くことにした。その時に役に立ったのが、図書館で借りた「とっておきの低山トラベル」

とっておき! 低山トラベル 関東平野を取り巻く名低山31座

低山なら、雪もまだないだろう、もしくはアイゼンがいるほどではないだろうという浅はかな考えと本の中で富士山の写真がとってもかっこ良かった山を1日目に登ることに決めた。それが、

 

三方分山1422m)

 

名前はカッチョヨクナイ。でも、この山のすごいのは、パノラマ台から見る富士山なのだ。バッキーンと半端ないのだ。とりあえず、先にそれを見てもらいましょう。

 

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ねっ、なかなかすごい景色でしょ。左右対称感が半端ないのですよ。まさに

 

日本一のすゑひろがり

 

では、僕らの三方分山のことを書いていきますね。

 

 

日時

令和2年12月20日(日曜日) 天気 晴れ

アクセス

中央道河口湖ICで降りて、国道139号経由して行く。だいたい30分くらい。

県営精進湖他手合浜駐車場に車を停めた。

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他手合浜駐車場からの景色がすでに富士山はかっこ良かった。

 

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陣馬山とは違った逆光の富士山もまた悪くない。何度見ても美しい。手前に広がるのが精進湖富士五湖の中で一番小さい湖。ワカサギ釣りをしている船が、寒いやろね。

 

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ママサンはMAMMUTのフリースを新調した。かなり温かいよう。色がいいよね。どんどん、山グッズが増えてきている気がする今日この頃。

 

 

本日のコース

 

 精進湖駐車場⇒阿難坂⇒三方分山⇒根子峠⇒パノラマ台⇒精進湖駐車場

という周回コースです。

www.yamareco.com

こちらにも投稿しているので、時間がある方はぜひ覗いてみてくださいまし。

 

登山道へのアクセス

 

駐車場を出て左へ舗装道路を歩きます、つまり車で来た道を戻っていきます。すると、

 

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 精進湖バス停そばに、この「かどや」さんとういうお店があるので、そこを左に曲がる。あとはひたすら真っ直ぐかな。途中に、

 

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このような神社があります。

 

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舗装路をゆっくり登っていきます。すでに朽ち果てた家も見て、子どもの頃の家がこんな感じだったななど話をしながら。

 

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登山道に入っていく。そんなに寒くないねなど話をしながら登っていく。登山口はもう少し登っていきます。

 

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ダムの壁にぶち当たり、周りを眺めていると。

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左手に丸太の橋があるので、これを渡ったところが登山口だったよう。僕らが見落としたのかもしれないけど、登山口という表示はなかったな~。この丸太の橋がけっこう揺れるから、ウワウワ言いながら渡った。

 

三方分山登山開始

登山口から女坂峠へ

 

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左手にドスンと三方分山が構えている。いつもながら、下から頂上をみるとひるむね。

 

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このあたりはまだ落ち葉だらけで歩きやすかった。道もしっかりしている。

 

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丸太でできたしっかりした橋。やっぱり人気のある山だけあって、歩きやすいようにしてある。が、ここにロープ欲しいなってところには何もなかったりする。パノラマ台のほうからと違って、少しだけハードな道だ。

 

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手のりママサン。ムスコッチはこれが好きでいろんなところでする。僕もまんざら嫌いではない、アハ。

 

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女坂峠に着いた。砂で滑ることさへ注意すれば、それほどの上りではない。と最近では余裕をかますようになったわたくし。上九一色村と聞くと、どうしても嫌なことを思いだしてしまう。上九一色村は何も悪くないのにね。

※女坂という名前の由来は、昔、難産のため亡くなった母子を弔った場所からきているようだ。

 

女坂坂峠から三方分山頂上へ

 

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 女坂峠からの気持ちの良い道。こういった道ばかりならいいが、

 

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分かりにくいかもしれないが、サラサラの砂があり滑りやすい。慎重に歩かなければ滑ってしまう。かなり痩せている道にも砂があるから注意が必要。さっきも言ったけど、砂地で急な上りにはロープが欲しい。下りにしなくて良かったわ~。

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恒例の家族3人の影。くっきりはっきりで上出来では。いかが?家族で山に来ると、こうやって遊びながら登れるから好きなのよね。僕の場合、一人だと黙々と登っちゃうから、ま、それも良しだけどね。

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左手にはずっと富士山が見えているよ。これも葉が落ちた今だからこその風景だよね。遊びながら歩いていると、三方分山頂上に着いた。

 

三方分山頂上

 

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とりあえず、山頂標識と僕たち家族の記念撮影。

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このハンドメイド感が最高。かわゆい。

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三方分山頂上からの富士山と精進湖。この景色を拝みながらお昼ごはんを食べれるって贅沢だよな。まあ、食べてるのはカップ麺ですけどね。写真を撮り忘れた。さて、お昼も食べ終わり、パノラマ台へ向かいましょか。

 

三方分山頂上からパノラマ台へ

 

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ボケボケで申し訳ないのだけど、右手(北側)には雪をかぶった八ヶ岳が見える。左に富士山、右に八ヶ岳を見ながらの尾根歩き。いいわ~~。北岳やら鳳凰山も見えるらしいが分からんやった。

 

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頂上からパノラマ台まではとても歩きやすい。頂上を挟んで歩きやすさが明らからに変わった気がしたのは僕だけ。

 

パノラマ台

 

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パノラマ台到着!!!ここでは、

写真撮りまくってしまった。

 

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家族3人と富士山と。

 

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パノラマ台でパノラマ富士山写真。

 

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本栖湖方面。山の向こうに海まで見える。

 

パノラマ台から精進湖駐車場

 

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パノラマ台へは普通の観光の方も行かれるのか、道の整備がよりしっかりしてある印象。上りにもこれくらいしてくらたら、もっと登りやすいかも、って贅沢か。

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気持ちがいいね。富士山も見えるし。

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富士山はいつもあなたのそばにいるよ。なんつって。

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反対の登山口に出ました。ここから、舗装路を駐車場まで歩くよ。

 

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午後3時くらいの富士山。大室山がはっきりと見えだした。これが子抱き富士と言うらしい。

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下から見た、今日歩いた稜線。

 

小学5年生のありがたい言葉

 

パノラマ台で富士山を目の前にしても、疲れていたのかけっこうな不機嫌ぶりで、イヤホンで大好きなボカロを聴いていた。無理やり連れてきて、「家族みんなで最高!」を装う写真を撮った。けど、最高にはなり切れていない、じゃんねんむねん。

そして、彼は日本一の富士山を前にしてこう言った。

 

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「早く帰ろうよ」

まあ、いいか。

 

 

三方分山を歩いた感想

 

パノラマ台から富士山が素晴らしいわ。南側だから、雪をかぶっている感じではなかったけど。それでも、左右に広がる裾野は圧巻だね。パノラマ台だけ行く価値はあるけど、やっぱり登山道を歩いた先に、あの景色が広がる感じが僕は好き。

もちろん、頂上でごはんをゆっくり食べながら見る富士山もいいよ。でも、ハイシーズンは混むやろね。登山どころではないかも。知らんけど。

何度も書いてるけど、滑るから注意が必要。砂浜のような砂があるから、油断するとツルっといっちゃうよね。

明日はまた別の山に行くのが楽しみだ~。

つづく