【2021家族登山】浅間山(前掛山) ~小学生でも危なくなく絶景が望めるよ~
いつまでも記憶に残る景色かも
どのお宅でも、小学6年生にもなると、親と出かけるくらいなら家でゲームって感じになってくるのだろうか。
最近では、ムスコッチに山の話を持ち掛けると、あからさまに嫌な顔をする。
まっ、確かに人生の酸いも甘いもまだまだな奴らに山の醍醐味は分からんだろうな。
奴らは山など登らんでも、常に人生を楽しんでいるもんな~、逆にうらやましい。
というわけで、ムスコッチ、カミサンと山旅行ってきました。
今回は、
浅間山(前掛山)
って、ちょいちょい噴火しているイメージがあり、なかなか足がむかなかった。
調べてみると、噴火の警戒レベルが2から1に下げられ、前掛山ってところまで登ることができるらしい。
今しかない。またいつ登れなくなることやら。
では、僕ら家族の山の思い出におつきあいください。
いつもどおり、詳細はヤマレコに書いてます。
前掛山 - 2021年11月07日 [登山・山行記録] - ヤマレコ (yamareco.com)
浅間山の小学生との相性指数 (☆☆☆☆★ 星4つ)
標高差1000m以上あるわりにはアップダウンがないので疲労度は小さいかな。
しかし、うちのムスコッチだけなのか、子どもたち全般に言えることなのか、ガレた道が苦手。
展望が開けてから残り400mくらいの上りはずっとガレているので、どんどん削られていくように疲れていき、グズグズ言い出した。
岩場は好きなんだけどね。あの滑る感じが苦手なんだろね。
他の山では体験できないような景色、そして登り応えという達成感、なにより危険箇所がほとんどないのがいい。
何度か山に登ったことのある小学生が、次のステップへの挑戦にはもってこいの山ってことは言えるね。
浅間山を歩く
登山口からシェルターまで
スタートになる天狗温泉はまだ山陰になりうす暗い。
紅葉がきれいなのだが、太陽光がないからゴールに期待しよう。
全体として、登山道はとても整備されているので、歩きやすい。
朝のうちはとても寒いので、もうニット帽登場。
手袋を忘れたら、命取りになるから、出掛けには要確認。
一の鳥居はすぐ。
水は濁っている。
火山の影響なのだろうか?
ゆるやかな上りが続く。
ムスコッチは身長158cmになり、卒業の頃にはカミサンを抜くかもね。
体はでかくなっているが、山の中ではまだ頼りない。
なぜなら、弱音、愚痴が多いからだ、プンプン。
不動の滝。
二の鳥居。
神様にお邪魔しますとご挨拶を忘れない。
樹林帯はほんとうに歩きやすい。
ようやく太陽の光が僕らにも届きだした。
だんだんと体も温まってくる。
前に見えるのは牙山(ぎっぱやま)の岩峰らしい(他の方のヤマレコより(笑))
浅間山の外輪山。
どこかに黒斑山の頂があるのかしら。
空が青い。
沢は鉄分が多いのか真っ赤だ。
これから登る前掛山が見えてきた。
火山館。
ヘルメット借りることができそうだった。
トイレもとてもきれい。バイオトイレだけど、臭くない。
管理しているみなさまありがとう。ほんと助かります。
しばらく行くと、草すべりへの分岐点がある。
僕らが歩いた道と比べると、とっても急で険しいのだろう。
記念写真だけ撮っとこ。
草紅葉の中歩く。
平坦なこのあたりが湯の平と呼ばれている場所かな。
カミサンと日光白根と雰囲気が似てると話しながら。
日光白根の頂上手前の庭がとても素敵だったのを思い出す。
この時も家族で行ったのだが、僕はまだ山の沼にはまる前だったかな。
いや、もう片足はつっこんでいたかな。
丸みのある前掛山の稜線。
時期がもう少し早ければカラマツがもっと美しかったのかもしれない。
来年もまた来たい。
ムスコッチ、贅沢過ぎる背景の前で靴紐を結ぶ。
山肌が露わさは噴火が多い証拠なのかな。
何も邪魔することがない稜線にムスコッチひるむ。
「まだ、あんなに歩くの」と。。。。
小さく、外輪山を人が歩いているのが分かる。
その奥には北アルプスが、最高の景色でございます。
その目を左に移すと、槍ヶ岳がはっきりと見えるね。
大キレットのキレキレぶりも半端ない。
愚図りだしたら、エネルギー不足。
休憩も必要。
日曜の晴天、すれ違うハイカーが多かったけど、登山道が広いから端に寄れば邪魔にはならない。
そういえば、ゴロンと横になっている人もいたな。
確かに、温かいし景色はいいし、気持ちは分かる。
充填OK。
スタート。
シェルター。
その先に頂上に続く道。
シェルターから頂上への稜線
シェルターから岩の道を登り始める。
それは、まるで空に向かって歩くよう。
頂上へ向かう道
引いてみると
どうでもいいことだけど。
新婚旅行で行ったナミブ砂漠を思い出す。
砂ではなく岩の丘を登っていく。
スケールがとてつもない。
稜線の向こう側は崖になっている。
道幅は狭くないからぜんぜん怖くない。
小諸なのか、佐久なのか分からんが、街並みも広がる。
頂上。
噴煙を上げる浅間山。
頂上に君臨するムスコッチとカミサン。
頂上から下る時には正面に外輪山。
スケール、すごいんです。
いろいろ山は見てるけど、こんな雰囲気の山を僕は他に知らない。
間違いなく、唯一のものを持っている山である。
ここも噴火の時に崩れた一部なのだろうか。
人がちっぽけに見える。
身長がほぼ同じになっている。
なんという湖だろう?
誰か教えてほしい。
シェルターも小さい。
前掛山頂上より
浅間山本丸
あの看板から先は行けないよ
何度も登場外輪山。
いわゆる、草すべりやらJバンドやら。
ランチタイム
ちょっと雑な写真になっておりますが、うどんを作ります。
温玉の崩れ方はあまり見た目良くありません。
ヒガシマルのうどん出汁は間違いがありません(おススメ)
下り
とりあえずシェルターまで降りてきた。
覗くと、ごはんを食べている人が。穏やかだな~。
ゴツゴツした岩だらけの道をムスコッチが先を行く。
コケかけてコケなかったからセーフしたのか???
何度も見ても圧倒される景色。
風がなく暖かい。登山日和だ。
気をつけないとズルリと滑る。
ムスコッチ小さくなった。
実はおしっこに行きたかったらしく。焦っていたようだ。
トイレには間に合わず、途中で……
漏らした訳ではないので悪しからず。
最後に浅間山を見る。
とてもなだらかな形をしている。
火山館までついたので休憩。
贅沢にシャインマスカットと巨峰をおやつに。
〆はみかんで。
下りは二ノ鳥居から不動の滝を経由しないほうへ行った。
なだらかで歩きやすい。
気持ちが良い道である。
日が少しずつ傾いてくる。
最後は平坦な道をいく。
カミサンより大きく見えるのは気のせい?!
無事に天狗温泉まで下山。
僕らは下りてきたのが遅かったようだ。
楽しい登山になりました。浅間山ありがとう。
紅葉
黄色に
赤に。
天狗温泉の前が特に素晴らしかった。
いろんな赤がある。
だから落ち葉も色とりどり。
結婚式の花道のようだった。
カラマツが夕日に染まってきた。
温泉とごはん
佐久平ハイウェイオアシスにある「見晴らしの湯」に寄りました。
すぐの天狗温泉も考えたのですが、混んでいるかなと思い。
「見晴らしの湯」は高速の入り口もすぐにあり、かつ、ごはんも食べることができ最高でしたよ。
それと、名前の通り見晴らしがすごいんです。
北アルプスががっつり見える。
槍穂高が影絵のように。
槍の先端はどこから見ても分かりやすい。
月と夕日。
ざるそばかき揚げセット。
信州だけあってそばもおいしい。
楽しむ
とんかつ。
信州豚を使っていた。
肉厚で脂少な目、食べ応えがある。
山から下りた時は、そばよりとんかつだよな。
登山後記
最近は、絶景の中、山を歩くことに重点をおき、山の中で楽しむってことをしていなかった。
今回も、大したことをしたわけではないが、うどんの上にのせるトッピングを考えたり、楽しみとしてシャイン&巨峰を持っていったりした。
久しぶりに、山の上、中でどうやって家族で楽しもうかってことを考えた。
これから、家族3人で山を歩くことも、それほど多くはないだろう。
ただガムシャラに頂上を目指すだけではなく、山歩きをもっとエンジョイしようじゃないよ。ってことを思い出すきっかけになる登山になった。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。