山ごはん家ごはんどっちも好き

50歳目前いきなり山の沼にはまりだした記録。ほかにも、ごはんや旅やDIYのこと書いていくつもり。

【一人登山】 檜洞丸を登ってきた

丹沢に行ってきた。平日の休みは一人で山に行くことが多い。家族と一緒のほうが好きなのであるが、しょうがない。学校を休ませるわけにはいかない。なんて父は思っていないのであるが、小学5年のムスコッチは、学校は休みたくない派に属しているため、「ねーねー月曜休んで、日月でどっか行こうよ」と言っても、まったくのってこない。父より息子はしっかりしている家庭である。

 

さて、本題に戻る。ブログを振り返ると11月に1人で塔ノ岳を歩いている。

 

www.ritaril.work

 

1人で歩いた塔ノ岳がとても楽しかったので、今度は西の丹沢へということで、檜洞丸を歩いてきた。ずっと僕はなんと読むか分からなかったのであるが、「ひのきぼらまる」と読むようである。「丸」というのに、高く尖った山という意味があるらしい。丹沢には「丸」がつく山が他にも畦ヶ丸という山もあるらしい、あまり知らないけど。

 

日程 2020年11月4日(金)

アクセス 小田急線 新松田駅下車 富士急湘南バス 7:15発 西丹沢ビジターセンター行 終点西丹沢ビジターセンター下車 

 

 

 

僕のコース

 

 

 

ツツジ新道入り口からゴーラ沢を経由し檜洞丸頂上を目指し上り、犬越路、用木沢出合を経由して下るコース。詳しくは、ヤマレコをご参照くださいまし。

檜洞丸 - 2020年12月04日 [登山・山行記録] - ヤマレコ

 

 

 上り

 

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最初は緩やかな上り。ここなんか、まさに僕好みの山道であるね。

 

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入り口から30分ほど歩くとゴーラ沢に出る。意外と檜洞丸はこういった沢や岩々している場所があり、変化に富んでいるような気がする。だから楽しい。ここで1度目の休憩をしている人もいたね。右のほうに行くとコースに復帰する。

 

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塔ノ岳でも思ったのだけど、木道や階段が多い。人がたくさん入るから浸食されているとのこと。階段って意外と足にくるけど、確実に上がっている感じで嫌いじゃない。

 

下り

 

下りは階段を一気に下ったり、鎖を使ったり、ガレた道を行ったりとバラエティに富んだコースになっており楽しい。

 

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この階段から下りは始まる。下りってつまんなかったりすることあるけど、犬越路までの下り(逆なら上りか、あは)は風景が素晴らし過ぎて楽しい。この階段、まるで万里の長城を彷彿させるのは僕だけだろうか。

 

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木々の間を抜ける稜線歩きも気持ちよかった。今は葉がすべて落ち、展望が良いのであるが、花の咲くころはまた違う見どころがあるのかもしれない。

 

 

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鎖はいくつかあった。かなりの崖な感じなんだけど、注意していけば大丈夫。

 

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避難小屋過ぎたあたりの道はけっこう急だよ。ガレているから時間がかかる。なおかつ道に気をとられていると、コースを見失いそうになるから注意が必要だよ。この先の河川敷みたいなところもね。

 

檜洞丸のmy best photo

 

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頂上から犬越路へ向かうとすぐにこの景色があらわれる。まさに絶景だった。犬越路経由で下る予定がない人も、必ずこの景色に会って帰ってほしい。平日で人も少なかったこともあり、この景色を独り占めできたのは、最高の贅沢だった。何枚写真を撮ったことか、あははは。

 

 

檜洞丸の好きな景色

 

西丹沢どまん中(?)

 

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目の前に大室山

大室山を含む西丹沢。頂上から犬越避難小屋に向かう途中の風景。頂上からしばらくこんな景色を見ながら歩くことができる。丹沢が人気なのが分かる。山の層が厚いのだ。

 

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大室山をものすごく近くに感じる場所がある。

 

相模湾が見える

 

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相模湾が遠くに見える。海が見える山に登りたいと天城山に行こうとしていたが、日帰りでは時間的に厳しかったので檜洞丸にした経緯があり、思いがけないサプライズだった。

 

今回の山ごはん

 

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超適当なカップそばとおにぎり。カップ麺はそばがいい。汁も飲み干しやすいのである。なぜか分からないが、カップラーメンは汁を飲み干すと気持ち悪くなるのだ。

 

感想

 

檜洞丸は僕が下りに歩いた犬越路に尽きる。あの万里の長城のような階段は決して自然のものではないが、檜洞丸をさらに素敵にしているのではと思わずにいられない。くらい、感動した。まったく知らなかった風景だったことが、その感動を大きくしたと思う。今度は、家族であの風景の中に溶け込んでいきたいわ~。