【2021一人登山②】北横岳へ行って来た -初めての雪山として言うことなしー
雪山を歩きたい。突然、降って沸いたような感情だった。何度も言っているかどうか分からないが、山にはまりだしたのが2020年9月くらい。わりと、毎週のように山に行っていた。寒くなるし、雪降るしで、春まで山登りもお休みだな~と思っていた。
しかし、この頃、図書館で雪山入門的な本をよく借りるようになっていた。カミサンが言うには、「雪山に行きたいけど、どうすればいい」感を持って日々すごしていたようだったらしい。前置きが長くなった、行ってきました雪山へ。どの雪山入門本にも載っている山、そう
北横岳(2480m)
結論から先に言いますと、最高でした。
何が良かったって天気が良かった。この時期にしては暖かいし、風も無かった。正直、冬の寒さや風を体感したいという気持ちもあったにはあったが、それはあまりにも贅沢な話。初心者が雪山にはまるきっかけには十分すぎるスタートを切らせてもらった。
ではさっそく、僕の登山記録2021年2座目。
アクセス
往き
あずさ 新宿7:30発 茅野9:52着
バス 10:20発 北八ヶ岳ロープウェイ行
復り
バス17:00発 あずさ19:06茅野発 21:06新宿着
ロープウェイ行のバスの本数が少なく選択肢がない。帰りのバスはこのバスの前が14:45発になるので東京から日帰りするなら、このスケジュールがベストではないかなと個人的には思っている。
コース
ほぼ北横岳とロープウェイのピストン。少しだけ、縞枯山荘まで足を伸ばしたけど、時間が足りなかった。山荘からまっすぐ抜ける道は歩いてみたかったな~。
では山の風景をどうぞ
上り
ここでアイゼン装着。初めてだからかなり慎重に。細かい動きができる手袋がないから素手で装着、この日はぜんぜん寒くなかった。暖かい日のスキー場って感じ。こんな日ばかりじゃないんだろうな。
いたいた。思てた以上に大きい。60cmくらいかな。書いてあるように紐を引っ張ると木を突つくよ。
なんか、スタート時点では初めての雪山で余裕がなかったな。たぶん、ロープウェイで同時到着した人の中で一番遅いスタートになったんじゃかろうか。前に出た人の足取りを追うように出発。
楽しい。雪の上を歩いているだけで楽しい。かっこいい山たちに囲まれている中を歩けるのもいい。
少しだけ登ったところからの写真。駅の先に見える南アルプスと中央アルプスそして雲の流れ、すでに来てよかった。冬の天気のいい日ってこんなにくっきりしているのか。
北横岳ヒュッテに到着。駅から40分くらいかかった。勝手に、もっと広い場所を想像していたのだが、意外とこじんまりしていた。上りは寄らずに頂上に向かう。
こういう感じの樹林帯に入って行く。北横岳ヒュッテを出て、20分ほどで北横岳南峰に到着する。途中の写真は、手袋外すのが面倒で撮らなかった。ってより、なんとなく余裕がない。初めてってのはこんなもんだ。
頂上(南峰)
南からはなんといっても八ヶ岳でしょう。前に行った、日向山からの八ヶ岳も半端なかったけど。北横岳からも最高。日向山からの八ヶ岳に興味がでたって方はぜひ日向山の記事もご覧あれ。
ニョキっと突き出た左側が赤岳、右側が阿弥陀岳。YOUTUBEで東野登山隊の冬の赤岳アタックを観たばかりだった僕は、あれ登ったの、、、って感じ。遠くからでも急斜面ってことが分かる。雪山入門編の北横でもふくらはぎパンパンなんですけど、わたくし。
八ヶ岳から視線をちょっと右に移すと、樹氷と南アルプス。左奥は中央アルプス。なんとも贅沢な眺めだ。ごはん3杯はいけるな。
頂上のモンスターたち。
南峰から少し行くと北峰。
頂上(北峰)
北に行くと雪をかぶった蓼科山(2531m)が目の前に。
僕より雪だるまのほうが絵的にいい。遠くに北アルプスが連なる。北アルプスって長いってのがすごい分かる。
向かって左側が立山連峰。まだ未踏の地だけど、険しそうなのがわかる。
冬の空気は凛とした冷たさがあって透き通っているんだよね。
どこからか「浅間山がみえるよ、さっきまで雲に隠れていたのに」と聞こえてきた。僕はどれが浅間山か知らなかったけど、その声を方向に目を移すと明らかにあれが浅間山とすぐに分かった。それぐらい、存在感が抜けていた。真っ白だ。
ずっと見ていたいが、そろそろ下山しないと。
下り
下りは少しアイゼンの歩き方にも慣れ、余裕がでてきた。
これが頂上直下の急斜面。僕の後に登ってきた女の子は「もう限界」って感じな顔をしていた。下りの僕は「頑張ってくださ~い」と声を掛けるが、もう声は届いていないようであった、あはは。上りの時の僕も「げんか~い」って顔をしていたんだけどね。
どんどん雪は融けていくようだ。雪が降った後、2,3日もすると景色が変わると言っていた。ごはん食べてる時にいた隣のおじさんが。僕もおじさんだけどさ。
山並みが厚い。遠くに見えるのは奥秩父かな。どうかな、かなかな。
お化けちゃまたち。
北横岳。下方からのアングル。夏も登ってみたくなる。
卸したてのアイゼン。こんな写真を撮る余裕もでてきた。何事も経験が大切だ。しかし、紐の処理が雑過ぎる。もう一度勉強。
坪庭を歩いていくと、ロープウェイと縞枯山の分岐が。この時点で14:45。ロープウェイの最終が16:00。縞枯山までは難しいが、縞枯山荘までなら行けそうと足を伸ばした。
縞枯山へ
歩くこと15分くらいで山荘が見えた。ずっと続くトレースを見ていると、もっと先へという気持ちが。いやいや、無理するな。
閉まっている。味わいがあるな~。
ここから、頂上駅に戻ってアイゼンを脱ぎ、本日終了でございます。楽し過ぎる。
子連れ指数
☆☆☆☆☆ (星5つ)
特に雪の季節に来たら楽しいんではないか。コースタイム的にも手ごろ、きつい上りも少ない。その割に、頂上からの景色は最高なのである。まあ、子どもって景色はそれほど重要でない気もしますが、、、はは。でも、記憶の片隅に残ると思うんだよね。やば、妄想の世界に入りかけてる。とにもかくにも、いつか一緒に行けたらいいな。
感想
間違いなく、雪山入門としては申し分ございません。危ない所はないし、展望は突き抜けて良いし、子どもと一緒でもここなら安心だし楽しいだろうな~。
八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、北アルプスが横に連なるように見えるなんて初めての経験だとおもう。しかも、雪をかぶった山々を。雪山を登ろうと思い立った自分を褒めてあげたい。
さらに楽しくなるために
●カメラを扱いやすい手袋を用意したほうがいいな。
●ワカンやスノーシューを持っていたら、平たい場所でもっと楽しく遊べそう。
●今回はカップ麺にしたが、天気が良さそうなら温かい山ごはんの準備をしていくと良さそう。
今回も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
【ふるさと納税返礼品】鳥取県境港市 期間限定 松葉ガニ2枚(足欠)
鳥取県境港市をご存じだろうか?「ゲゲゲの鬼太郎」の生みの親、水木しげる氏の出身地である。水木しげるロードというものがあり、子ども連れでにぎわっている。一応、紹介しておこう。
僕は何度か行ったことがあるし、このあたりでよく飲んだりしたものだ。まだ、あのスナックはあるのだろうか。たしか名前は「多賀」だった気がする。友達の焼酎ボトルをいつももらっていた。
松葉ガニを食べる
さて、話をもどそう。そう、ふるさと納税の返礼品だ。こんかい、いただいのはこれだ!
しかも2枚
宅配が届き、箱を開けると、
しっかり氷を敷き詰めた発泡スチロールに松葉ガニが。足にタグがついているのが、ブランドを感じさせてくれて嬉しい。黒い粒はカニビルといって、寄生生物の卵らしい。これがついているほうが、身入りがいいらしい。期待大。
一緒に送られてくる、カニのさばき方を参考にしながら、食べやすく分けていこう。
分けているところを写真を撮っていないのはごめんなさい。だから分けた後の写真をどうぞ。
頭を半分に分け、その中にあるミソと身をいっしょにしたものがこれ。
うっまい~~
酒の肴に最高である。ここはムスコッチは好きではないので、大人だけでいただく。カニ味噌と身をいっしょに口にいれる幸せはこの上ない美味しさである。とっても贅沢。
足の部分はただ分けただけで皿に盛る。
殻に切れ目を入れたり、削いだりするほうが食べやすいとあるが、やっぱり自分で苦労して身をホジホジしたほうが美味しさも愛しさも増すもんだ。
ムスコッチも「すげーうまく取れた」とカニホジに自信を深めていた。
お~~~~、殻に身がぎっしり詰まっているではないか。それ、そうそう、いっきにパクリと。ほらほら、カニの旨味が口の中に広がるじゃろ。お~~~どうじゃ幸せじゃろ~~。お~お~うるさくなること間違いなし。
大人な僕たちは日本酒をお供にカニを味わっていたのだが、気が付いたら4合瓶が空いていた。
そして、最後は記憶も確かなものではなくなっていたとさ。
境港市ふるさと納税返礼品 松葉ガニの情報
期間限定(11月から3月) 浜ゆで松葉ガニ2枚(足欠)
寄付額 20,000円
感想
とてもコスパが良い返礼品だと思う。松葉ガニって地元の市場に行っても、5000円以上ださないと買えないような気がする。足欠なんてまったく気にならないし、おすすめです。もちろん、我が家は毎年リピートしてます。
おススメ度
☆☆☆☆☆ (星5つ)
【2021一人登山①】2021年スタートは東京で一番高い場所である雲取山に行ってきた
2021年ようやく山に行くことができた。選んだ山は、
雲取山 (2017m)
日本百名山、東京都最高峰、炭次郎の出生地かも、など数々の栄光を背負っている山である。2021年スタートには言うことはない。
今回、気づいたのであるが、僕は山登りに対して自分の力を過信しているところがある。なぜだろう?決して体力、筋力があるわけでもなく、経験値が高いわけでもなく、しかも50手前なのに。。。不思議だ。この過信は山には命取りになるから気を付けよう。ゴルゴ13も臆病だからこそ生き残ってこれたのだ、比べるなって話ではあるが。
何が言いたいか、そう、かなり疲れたってことだ。考えてみれば、スタートである鴨沢のバス停から雲取山の頂上までは約1500mの標高差がある。途中、七ツ石山を経由することもあり、上り累計は3000mに達する。しかも、歩行距離は25km近くにも。
今回の雲取山登山は、楽しむというより、修行、訓練、トレーニング、自分探しに近いものであった、、、ほろ苦スタート。
アクセス
往路
JR奥多摩駅から7時発の西鴨沢行バスに乗り、鴨沢BS下車。だいたい35分くらいかかります。
復路
その逆ですが、鴨沢BSから奥多摩往きのバスは少ないので注意が必要です。バスに間に合うように急ぐと思わぬ事故に遭遇するかもしれないので、くれぐれも余裕を持った計画を、僕が言うなって話ではありますが。。。一応、バスの時間貼っておきます。17時台のバスがあればいいなって思わずにはいられない。
持っていった食べ物
お昼ご飯として、カップうどん、おにぎり2つ。
行動食としてナッツ&ドライフルーツ、ドーナツ。
寒いから、何か作ろうって気はおきないだろうってのと、買ったばかりの山専用ボトルを使ってみたいという思いが本日の食料にあれわれている。
ナッツ&ドライフルーツは行動食としていいと思う。軽いし、食べやすいし、甘さが体に染みわたる感じがある。ドーナツには染みわたる感じがなかったな~。個人的な意見ですが。
服装
1月の2000mということで服装は慎重に選ぶ必要がある。天気予報によると、気温は氷点下、風速は15mくらいになるとあるだけに、凍らないようにしないと。
というわけで、
アンダーシャツ
長そでシャツ
化繊ジャケット
柔らかめのハードシェル
下着
タイツ
防風パンツ
靴は冬用、手袋は布の普通の手袋、靴下は冬用の厚めのもの。
歩いている時は暑くなり汗をかくので、ジャケットは脱いだ。頂上も思ったほど寒くはなく、ジャケットを着ないままだった。けど長居はできない、やっぱ寒いので。
山歩き
最初にも述べたかどうか忘れたが、僕の足では雲取山日帰りは休憩抜きで8時間はみておく必要があった。7時半出発だから、休憩なしでも15時半にはなる。
帰りのバスの時間が16時03分。
ゆっくりすることもなく行って帰ってきた。何が言いたいかってのは、バテ気味と急ぎで写真を撮る余裕がなかったってことを言いたいのだ。なんとなく、雰囲気が分かれば程度なんで、そこんとこよろしく。
鬼滅の刃
出発してしばらくは舗装路を歩くよ、鬼滅の刃での町おこしのぼりが。ここから登山口まで舗装路を進む。僕は鬼滅の刃を読んでいないが、カミサンとムスコッチはちょいちょい僕の分からない柱の話をしている。
鬼滅の刃ポスト。全集中して、登山届をださねば。 申し訳ない程度の鬼滅の刃アピール。
七ツ石山
往きでは七ツ石山を経由した。七ツ石山は標高1757m。展望も良く、富士山、その手前に大菩薩嶺、遠くに南アルプスも見える。
これが七ツ石山頂上の手前にある小屋。宿泊もテント泊も可能である。ここで少しだけ小休憩をとった。小屋の人らしい方から「こんにちは」とあいさつをされた。「山小屋の人ってのは、無愛想が当たり前、それが山男じゃ。覚えとけ~~」という先入観を持つ僕は少しだけ驚いた。もしかしたら、最近の山男はフレンドリーなのかもしれない、時代とともに山男も変わっていかなければ、今の若い人たちに山男を引き継ぐものが生まれてこないのかもしれない。山男にとっても厳しい時代である。
これは、小屋の手前にある、七ツ石神社。小さい神社である。僕のマイブームに神様をつなぐというものがあり、しっかりお参りする。お賽銭はたいした事ありませんが、何か?
雪が残る頂上についた。遠くに見えるのは大菩薩かな。いや違うな近すぎる。
木の間から見える山がゴールの雲取山。七ツ石山から見た時は、遠く感じるけどすぐに着くだろうと軽くみていた。けっこう、まだ体力的にも余裕があったしね。
七ツ石山から雲取山
七ツ石山からの一度下って、そこからのまた上って。そしてさらに、急登もあってと。簡単には頂上まで行かすことがわけにはいかないよという雲取山の意思を感じさせられる道中だった。
石尾根。鷹ノ巣山からずっと続いている尾根道。いや、奥多摩駅近くまで続いているのかな。この道はとても気持ちがいい。夏に歩いたことはないけど、夏は木に葉が鬱蒼と茂って展望が望めないのではないかな。冬は風が強いし寒いし、葉が落ちた秋が一番いいような気がする。
時期的に人は少なかった。前方に黄色いニット帽をかぶった女性が歩いているのが見えた。彼女もゆっくりしたペースのように見えた。しかし、距離はいっこうに縮まらないから、僕のペースも相当ゆっくりとしたものだったに違いない。
先に見える上り坂。こうやって見ると、穏やかに見えるね。七ツ石からの最初の難関である上り返しかな。こうやって、雲取山まで「お前は、雲取山へ登る資格があるのか?」と問いかけられているような試練が待っている。まあ、元気な人にはそんな声は聞こえてこないと思いますが、あはは。
時々、立ち止まっては山並みを望む。いつも以上に、山を愛でる時間はありませんでした、とほほ。しかし、天気がいい。富士山もしっかり見えたし。
ヘリポートに到着。素通りしかけたけど、あれっと気づき、少し戻ってパシャリ。
遠くに見えるのが七ツ石山。下って上って、すこし平地で、そしてさらに上っているのがよく分かる。この急登を上りきった時には、もう僕の足は思うように動かない。僕の残り少ない体力は足の裏から土の中に吸い取られているようだ。こんな時、どうするか?そう、顔だけは笑っておくのさ。「もうムリ~」なんて言いながらも顔だけは笑っていると、なんとか前に進むことができるもんさ。
頂上が近づいた来た。この時、ずっと前を歩いていた黄色のニット帽をかぶった彼女を抜いてしまっていた。僕がスピードが速くなったわけではなく、彼女が立ち止まったからだ。その時は、ただ休憩しているものとばかり思っていた。下山後、バス停で一緒になったので、少し話をしたところ、靴擦れをしてしまい登頂せず下山したとのことだった。よくよく、話を聞くと、1年ぶりの登山ということだった。「えっ」と思わず言ってしまっていた。1年ぶりに女の子が1人で登るにしては、雲取山は渋すぎる。しかも日帰りで。まあ、おじさんの余計な世話ですが。
最後の軽い上り。頑張れ俺。
雲取山頂上
頂上は独り占めできた。その代わり、写真を頼む人もいない。三脚もない僕は、小石でカメラの角度を調整して記念撮影をした。悪くない写真が撮れたのではないかな。
山の名前をチェック。いつまでたっても覚えることがない山々の名前が連なる。
三角点と、本日デビューを飾ったローバーの冬用の登山靴。靴の中での足の安定感は半端ない。あれだけ歩いたにもかかわらず、足の裏にマメができることはなかった。靴によって足への負担は変わることを知った。靴はいいもの選んだほうがいいよ。
避難小屋。中に入ると、一人シュラフに入って横になっている人がいた。現在は、コロナ感染対策のため、緊急時以外の利用は控えるようとのことであった。
ここで、帰りのバスの時間の確認をすると、14:44、16:03、1:38の3本がある。この時、すでに12:40。2時間で行けるのは難しいから、14:44は諦める。残るは2本。18:38となると、バス停で「そして僕は途方に暮れる」を歌いたくなるほど待つことになる。となると、16:03に間に合わせるしかない。5時間かかって上ってきたところを3時間ちょっとで下らないといけない。頑張るしかない。
雲取山から下山
じつはとっても急いでいたの写真はほぼ撮っていない。上りの足は残っていなかったが、下りが強い僕はほぼ小走りで行くことができた。結局、15:30にはバス停に着いた。七ツ石山を経て下るつもりであったが、上る元気はほとんど残っていなかった僕は巻き道を選んだ。これが良かった。雪は少し残っているものの、安全でかつアップダウンがなかった。鴨沢BSに戻るなら、巻き道を選んだほうがいい。
一部にちょいと雪が多い場所があるが、この日は靴でまったく問題なく歩くことができた。
そのほかの風景
上り始めあたりにお猿さんがいた。帰りはいなかったから、時間帯によるのかな。
これが七ツ石山の上り返し。意外と曲者なのである。
アフター登山
奥多摩駅から歩いておよそ10分のところにある「もえぎの湯」に寄って帰った。もえぎの湯に行く道中でも、他の登山者に抜かれてしまう。今日は抜かれてばかりだった。この時期の登山者は強者ぞろいなのではなかろうか。
簡単に紹介すると、駅から国道411(バスが通る道)にでて左に行くと看板がでています。850円。露天風呂もあり、登山後に入るのにとってもいいですよ。
子連れ指数
☆★★★★ (星1つ)
小学生の子どもを連れて登る山ではないと思いましたね。どんなに近くても、1500mくらいは上りますから。七ツ石山くらいまでなら、猿に会えるかもしれないし、水場が凍っているしで楽しく登れるかもしれないけど。でも、まあ、他の山を選ぶな。
感想
なんとか登頂できたけど、僕が一人で登るには無理めな計画だったかな。前回から、期間が空いていたこともあり、どこかで足を慣らしてからのほうが良かったのかもしれない。最初にも書いたが、実力不足のため、登山を楽しんだという感じではなく、トレーニング的なものになってしまった。でも、今年もいけるという自信にはつながった。そう考えると、2021年スタートにはもってこいだったかもしれない。
①自分の実力を踏まえた計画をしっかり立てる
②2020年よりも実力は上がっている
ということを気づいたから。
そうそう、時間がなさ過ぎて、カップ麺を食べることができず。山専用ボトルの実力を感じることがない登山となってしまった。残念。
2021年も登った山の記事を書いていこうと思いますので、よろしければお付き合いいただけたら嬉しいです。
【ふるさと納税】鹿児島県曽於市 焼き肉用牛肉セットを食べた感想
鹿児島県曽於市、初めて聞く都市である。読み方もはっきりと分からなかった。こちら(そお)と読むようである。そう、今回は、名前も知らないような市にふるさと納税させていただきました、パチパチパチ。もしかしたら、ふるさと納税という企画がなければ、この先も曽於市について知ることはなかったかもしれない。
曽於市のHPを貼っておくので、興味ある方はぜひ!
今回、曽於市からの返礼品としていただいのは、みんな大好き牛肉だ~~。しかも、焼き肉用。こんな感じ。
炭火で焼いている、この雰囲気がたまらなく焼肉感だしている。おいしそ!!!
内容
鹿児島県曽於市 株式会社ナンチク
和牛焼肉セット
牛ロース 200g
牛もも肉 200g
ホルモン 200g
ふるさと納税額 13,000円
我が家で食べた時のことを思い出しながら。
包装
荷物が届いた日に写真を撮り忘れ。焼肉当日にも途中で思い出しで、あまりきれいに撮れてはいないのは、申しわけないです。
こちら和牛肩ロース。ほどよい霜降り感がいいですよね。
こちらもも肉。
全部でこれぐらい。
調理
焼き肉なので、調理もへってくれもないのだけど。
こちらもも肉。焼き過ぎだな。
赤身だけあって、サッパリしたお味。柔らかいというお肉ではなく、しっかり肉食べている感じの歯ごたえ。噛むほどに牛肉の旨味を楽しめる。
こちらはロース。脂が浮いているのがはっきり分かる。もも肉と比べると、僕の知る焼肉に近いおいしさ。僕はロースのほうが好き。ロースといえども、歯ごたえがしっかりしているタイプのお肉。
ホルモンを焼いて、ごはんにのっけて食べる。なんだかんだ言って、焼き肉ってアブラが多いほうが美味しく感じる。胸焼けとかはいっさい気にしなければ。だから、プリップリッしたホルモンとごはんを一緒に食べている時が幸せマックスだった。
感想
牛肉の一番好きな食べ方は、今でも焼き肉である。だから、最高に幸せな気分で食べることができた。でも、僕が求めていたのは、もう少しアブラギトギト系だったから、少し物足りなさを感じたのは否めない。ムスコッチはアブラが嫌いだから、もも肉最高と食べていた。ことからも、好みの問題である。
しかし、納税額を考えても、十分なお味で量でした。他の焼き肉用牛肉頼んで味比べをしていきたいと思います!!!
2021年の始まりは2019年に家族で登った山のことから、、、いきなり過去のことですいません
2021年が始まりました。皆様はどのような山計画を考えているでしょうか?僕は、月に1回は家族で山に登りたいなと考えているのだけど、コロナによる緊急事態宣言が発令されそうな現在、すでに1月からその計画は崩れそうです、まずい。。。
まあ、そんなネガティブなことは置いといて、コロナの感染予防をしながら山を楽しんでいきましょう。
今年はまだ、山に登れていないから、家ごはんのことでも記事にしようかと思ていたのだけど、意気込みとしては最初の記事は山のことを書きたい。折衷案として思いついたのが、「2019年の山と家族の写真」を投稿すること。
とりあえず、2021年はこんな感じで始めてみようかしら。よろしくです~~。
編笠山
2019年10月に登った。青年小屋のテン場にテント張って一泊した。テン場から編笠山のスタート地点辺りは大きな岩がゴロゴロしていて、ムスコッチが遊ぶのに最高な環境だった。
岩で遊ぶムスコッチ。子どもは身軽だからか岩歩きが速いんだよね。下方遠くに見えるのが青年小屋、その横にテントがチラホラ見える。こうやって見ると、森を切り開いて感がはっきり分かる。先に見えるのが権現岳かな~。
確か、この日は平日だったからテント場も空いていて、ノンビリできた。この時以来、テント持って山に登ってない。ってことは2020年は久しぶりに山泊しなかった年だったってことだ。そりゃカミサンもストレス溜まるわ、なんつってー。
編笠山頂上。遠くにそびえるのが八ヶ岳最高峰赤岳と阿弥陀岳。写真でみる以上に近くに感じれる。さらに遠くに見えるのが2020年頂上未達の蓼科山。
編笠山の頂上はゆったりしていて、展望も最高。阿弥陀岳、赤岳、ギボシ、権現岳を目の前にし、ムスコッチはあまりの気持ちよさに鼾をかいて寝だした。若いカップルから「寝てるよ、ウフフ」と囁かれていた。
権現岳
編笠山登った次の日にアタックするが、途中で止め下山した。青年小屋から権現岳への道は高度感もあり険しかった印象がある。日の出目当て、暗いうちからヘッドライト頼りに出発したことが裏目にでた。うす暗さは恐怖心を煽る。
「ちょっと怖いな」というムスコッチの言葉を聞き僕は勇気ある撤退を決断した。写真にはないが、岩にかかっている梯子を上る誰かの黒い影を見て、ムスコッチを登らせることに僕は不安を感じたのが決めてとなった。カミサンはかなり不満そうではあった、あはは。
かなりの急斜面を上っていく。3点支持をしっかり守ることが大切ということを学ぶことができる。たぶん、今なら行けるだろう。
ここがどの辺りなのかも覚えていないな~。この頃はヤマレコもしていないもんね。ブログに記録に残すってのは、将来のじいさんばあさんになってからの宝物になるような気がする。写真だけでは思い出せないものね。
朝の権現岳。とってもかっこいい、とともに畏怖心を感じずにはいられない。修験道の場であり、八ヶ岳の信仰の中心であることもうなずける。ピークハンターではないが、この山は必ずいつか登ると決めているのだ。
燕岳
2019年9月。ムスコッチが10歳の時に登ったのよね。名目は半分成人式記念。天気も良くないし、強行スケジュールだったので、非常に疲れた記憶がある。
とにかく燕岳を上るのは楽しい。唯一気になるのは、人気なので、駐車場がすぐに一杯になることがたいへんなこと。でも、ほんと、きつかったけど楽しかった。合戦小屋でスイカ食べれたりするからだろうな~。
でも、反省点もあり。スケジュール的に少し子どもにはハードだった。ムスコッチが足首を痛めて、最後はテーピングで固定して何とか下山。半分成人の儀式としては、「良く最後まで頑張った、すごいぞ息子よ」となるが、安全登山としては親が猛省しなければならない。
頂上から少し下へ降りた僕を追いかけてきたムスコッチ。雲がほぼ切れることはなかったけど、燕岳の頂上はとても美しかった。こりゃ人気になるのも分かる。
ガスで白くて何も見えないけど、なんかそれも異世界な雰囲気だしていて良い良い。って強がりですが、何か?
ほんのわずかの瞬間、雲が切れた。そこから広がる北アルプスの風景は絶景であることは間違いない。今度は晴れた日に表銀座縦走してみたい。
八丈富士
2019年8月に登る。写真で見たおはち廻りに会いたくて八丈島へ。やっぱり最高だった。1280段の階段を上ること、約1時間弱でこの景色を見ながらグルリと歩くことができる。この時は僕が一番興奮していたと思う。
八丈島に行ったら、絶対に登ってほしい。島の中にある山ならではの感覚はそうそう体験できるものではないからね。
海と空の間がなくなる。
八丈島には浅間神社がある。噴火口の中にある。実は、前日ホテルで「君の名は」を観てて、あの映画にでてくる鳥居に重なるものがあった。
登山口に行く途中に牧場もある。牛に枯れ草をあげたり、おじさんの話を聞けたりで、ムスコッチは八丈富士より圧倒的に楽しそうであった。
2019年の頃は、山の沼にははまっていなかった。どちらかと言えばキャンプのほうが好きで、山登りはカミサンを喜ばすために行っていた部分が大きかった。だから、計画もカミサンが立てていたものだ。今は、率先して僕が登山計画をたてている。人って変わるよね~~。
2021年はどれくらい山に登れるだろうか。今から楽しみ。よろしければお付き合いよろしくお願いいたします。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
【2020最後の記事】「はてなブロガー賞」をいただいたので報告します
突然ですが、「はてなブロガー賞」をいただきました。ただただ、驚くばかり。
1年で1000個づつチョコを食べ続けるという目標を成し遂げられた、ちえころさん(id:chie1129)に推していただきました。ありがとうございます。今は5000個を食べることを目指されているそう、、、すごい、、、ほぼクランキーチョコしか食べない僕には途方もない計画である。陰ながら応援してます。
高級店のものから、コンビニで買えるものでまで、様々なチョコレートの写真があふれています。還暦まで10年しかない僕は、こんなにチョコレートを食べて、「健康は大丈夫なのか?」「お金は大丈夫なのか?」「ごはんはちゃんと食べているのか?」など余計な心配をしてしまう。余計な世話でした(笑)
とにかく、チョコレート好きな方は必見です。
そんなチョコレートの記事をたくさん書いているちえころさんが推してくれた記事が、
チョコレートは一切でてきません。いや~、自慢じゃないけど、ほとんど読まれていない記事なのに目に留めていただいて。しかも、こんな感想までいただきました。
ちえころさんの選評気軽に旅ができない中、怨念のごとく溜まった私の旅欲を浄化したのが、リタリルさんのブログでした。
行程や服装など準備が具体的。かつキレイな写真をこまめに撮ってまとめられているので、爽快な旅気分&ワクワク感を味わえます。
加えて、ごはんのレシピが美味しそうすぎてたまらんのです!今回の家仕込みハヤシライスwithゆでたまごは、そこらへんのパンケーキよりめちゃくちゃ映えてます。
大人になって、これほどまでに人に褒めてもらえる日が来るなんて、感動です。かつ、なにが嬉しいかって、僕のブログを読んで「旅気分を味わえた」って言ってもらえたこと。
山を歩くって、とてつもない景色に感動したり、外で食べるご飯の美味しさだったり、日々の憂さを晴らしたり、日常から少し距離を置いたところに行くことができるのだ。僕はそれを伝えたいと思いながら、ブログを書いている(つもり)。だから、ちえころさんがこんな風に感じながら読んでいただけたのは、とてつもなくブログ冥利につきます。
ちえころさんをはじめ、ブログに読んでくださったみなさま、
ほんとうに、ありがとうございます。
今まで、自分をブロガーと名乗るには、抵抗と言いますか、「お前がブロガーなんて自分で言うのはまだ早いだろ」って思いが強くありました。が、「はてなブロガー賞」をいただいた今後は 、「俺、ブロガーだから」と人が変わったように名乗っていきたいと思っております。なんつってー。
最後にちえころさんにパンケーキより映えると言われた、ハヤシライスwithゆでたまごの写真をどうぞ。
みなさま、良いお年を!!!
【家族登山】登頂できなかった山を2つ
2020年も残りわずか、またまた振り返ってみた。
8月終わりくらいから山の沼にはまり始める前にも、いくつかの山に登っていた。それらの山についても、今年中にブログに残しておこう企画。
ブログ以外にも3つの山に行っていたが、その中の2つは頂上まで行けていない。へたすれば、登山口から10分ほどで引き返すってこともあった。まあ、そんなだから記憶からもすでに消えかけている。とりあえず、家族の思い出としての記録。
8月の夏休み中、コロナの勢いがやわらぎ、少しづつ外に出てもいいよって頃だったと思う。ホテルに一泊して、その頃ムスコッチがはまっていたカラオケに行ったのを覚えている。あいにく、初日の蓼科は曇り雨の天気で、ピークハンターではない僕らは、7合目にあたる将軍平で雲の中にある頂上を見て、「こりゃ展望もねーな」とそそくさと下山した。8月の時点では、間違いなく、僕はそれほどの山好きではなかった。この時も、温泉食事つきのホテルに泊まるほうが楽しみだった。
写真でみるかぎり、けっこうな急登っぽい。
100名山だけあって、登山道も整備されていた。
八ヶ岳だけあって、苔むしている。
ハート形の葉が至る所にあった。
獣の足跡。
木道を歩くムスコッチ。
これだけしか写真が残っていない。蓼科山荘あたりで雨が急に強くなってレインコートを着込み一時避難した。雨が弱まり、軽くごはんを食べたら、雲の中にある頂上に登る気は失せていた。山好きなカミサンも雨の山になると、途端にそのテンションは下がる。
将軍平をもって撤退した登山でした。
次の日に登った車山の天気は最高だった。
御前山
なんで登ろうとなったのかは覚えていない。が、たぶん、山の沼にはまりだした僕が山に行こうと提案したのだと思う。のぼせているのでムスコッチの体調をあまり考えず登ってしまったんだよね。
朝から、ムスコッチが鼻をグチュグチュさせていた。彼も「大丈夫」というので、山に向かったのが誤算だった。登り始めてすぐに、「耳がおかしい」ということを言い出したのだ。鼻が詰まっているせいで、気圧のちょっとした変化に対しても耳が敏感になっていたのだろう。飛行機にのったりした時に起こるやつだ。
その次の週に日光白根に登ることが決まっていたので、「大丈夫」かなと思いつつも、大事をとって下山した。
山の中に深く入ってから体調が悪くなったら、取り返しのつかないことにもなりかねない。安全に登山をするためには、健康管理は非常に大切だ。特に、子どもは自分の体調について言葉にすることが下手である。親のほうが子どもの様子をみて、体調を把握する必要がある。ってことを、痛感した。登山はのぼせてばかりではダメだ。冷静な判断を失わないこと。
奥多摩のダムの中を歩いて登山口に向かう。
奥多摩って、スタートから思っていた以上に道は険しかった。
もう、この頃からムスコッチは愚図っていた。
分かりにくいが、左右ともわりと切り立った崖になっており、怖さを感じた。高いところは苦手だわ。
太陽の光が気持ちいい、、、よりやっぱり暑い。
これはもう下山している途中かな。少し開ける休憩場所があった。
写真は以上だね。
ブログにも書いたが、両神山も途中で下山している。
2020年は3つの山で途中撤退したことになる。
いつかまた、登りたいけど。来年は6年生になるムスコッチ。いつまで親の趣味につきあってくれることやら。
いつも以上にサラリと書いてしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
スターやブクマで足跡を残していただけると喜んで涙流すかもしれません。
【ふるさと納税】秋田県大舘市 比内地鶏は想像を超えた美味しさだった
秋田県大館市よりふるさ納税返礼品に比内地鶏いただいた。これが、とてもおいしかったので、ぜひ紹介したい。特に鶏ガラからの出汁で作った鍋が最高だった。自分で作っていながらも想像を遥かに超える味にビックリ。
しかも冷蔵で届けられる。つまり、新鮮だってことだ。
内容は
鶏モモ肉 2枚
鶏むね肉 2枚
スナズリ
レバー
鶏ガラ
こんな感じ。
鶏もも肉
塩焼き
皮の弾力が、身の歯ごたえ、味とも最高。
これは個人的な見解であるが、焼いた皮の色がスーパーで買った鶏もも肉とは違う。焦げないのに、全体的に香ばしい色合いになる感じなの。まったく同じようにグリルで焼くだけなのに。もしかたら、比内地鶏というバイアスかかってるかもしれんが。
唐揚げ
唐揚げは絶対的にうまい。せっかくの比内地鶏と思い、醤油と酒だけ味付けした。ちょいと薄味だったが、ジュワ―っと広がる旨味と脂で十分と言えば十分だった。
鶏むね肉
唐揚げ
この2層になっている感じ分かります?上の皮が厚いでしょ。これが比内地鶏の特徴なんかな。とにかくおいしい。
笠原先生直伝のもやしと鶏むね肉の炒め物。鶏むね肉は火を通し過ぎると固くなるから、そのへんがポイントだね。
内臓系
レバ・スナズリ
焼き鳥にした。臭みがないのがいい。酒のつまみに最高やった。カミサン大喜び。
鶏ガラ
しっかり出汁をとって。けっこう煮込んだ。4~5時間は煮込んだのでは。もっとかな。すると
黄金のスープができあがる。作り方が雑でも、まったく問題なくおいしい。鶏ガラだけあと2つくらい欲しい。
今までも鶏ガラでスープを作ったことは何度もあるのだけど、今回のが最高だった。ちょいと、塩と薄口醤油で味付けすれば、最高の鍋スープが仕上がる。もちろん、そのままでも十分鍋に使える。その時はポン酢とかで食べればいいのでは。
うちはこんな鍋にした。
比内地鶏だからきりたんぽ鍋にしようかと思ったが、ムスコッチもカミサンもキリタンポいらないということでごく普通の鍋にした。でも、セリとマイタケとシラタキでそれっぽくはしている。この後、さらにセリを大量に追加している。
鍋を終わった〆のおススメは
うどん。とにかくうまい。お好みで七味を振っていただく。
鶏ガラスープが残ったので、次の日に雑炊もしたが、これまたムスコッチ大喜びの味だった。
ビバ比内地鶏な1日でした。
早くも、2回目の寄付をしてしまった。。。。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
スターやブクマで足跡残してくれると、涙を流して喜びます。
【家族登山】2020年 小学生の息子と登った山ベスト5
2020年もまもなく終わり。理由は分からないが、家族で会津磐梯山に登ってから、山を歩くことにはまってしまった。今までも、ちょいちょい登っていたのだけど、こんなにも積極的な気持ちになったことはなかった。どちらかというと、海育ちの僕は海のほうが、やっぱ海だな、なんて思っていたのだが。。。なんてことはない。今はお山さんにどっぷりだ。
とくに僕は家族で山を歩くのが好き。家族で行っても良いことばかりではないのだけど(カミサンとムスコッチがケンカしたりなど)、それでも家族で山に入る気持ちよさは、そんな嫌なことも軽く超越してしまう。
今回は、まとめの意味もこめて(まとめるほど登っていないのだけど)、
2020年小学生の息子と登った山ベスト5
を紹介していこう。今年は、ブログに書いていない山も含めるとムスコッチと登った山は12座。前半のコロナによる自粛について考えると、けっこう登ってはいる。が、12座の中のベスト5なんて、チャンチャラおかしい。なんて言わないでね。こういうランキング式のまとめは誰もがやってみたいでしょ。
さっそく5位から
那須岳の良い点は、やっぱりロープウェイで9合目まで行けるところ。山頂駅が1684m、那須岳が1915m、その差231m。それだけ登れば、那須岳の1つ茶臼岳の頂上に。その登山道は、岩がゴツゴツしているので、けっして歩きやすい道ではないが、小学生にとっては、平坦な道より岩でゴツゴツしているほうが楽しいようだ。茶臼岳頂上からの景色はこんな感じ。
どうせ行ったなら、できるなら朝日岳までは足を伸ばしてほしい。茶臼岳から朝日岳までの道は登山の醍醐味が詰まっている気がする。ちょっと異世界に足を踏み入れたような気分にもなる。でも、道が痩せていて高度感が強いところもあるから、子どもと歩くには注意が必要だ。
那須岳の記事はこちらです。良ければ読んでくださいまし。
第4位は、、、、
日光白根山も那須岳同様でロープウェイでなんと2000mまで登ることができるのだ。日光白根山の頂上は2578m。その差は578m。那須岳に比べると登る高さはある。でも、日光白根山のいいところはロープウェイ上がってすぐに天空テラスがあり日光白根山を見ながら足湯ができたりするのだ。展望も抜群である。
もちろん頂上からの景色はもっと気持ちがいい。100名山である男体山と中善寺湖を望む景色は、まさに絶景。
日光白根山にはいくつかのコースがあるから、体力に合わせたコース設定もできることも子どもと一緒に行くには嬉しいところだ。ちょっと大変になるけど、ぜひ五色沼まで足を伸ばすことをおススメする。
日光白根山の記事も書いてるので、読んでいただけたら嬉しいです。
那須岳、日光白根山とも、ロープウェイである程度高さを稼げるところが魅力。東京都心からでも日帰りで行ける気楽さがあるしね。子ども連れて行く最初の100名山としてはおススメです。
第3位は
大菩薩嶺はロープウェイこそないが、車で1600mの高さまで行くことができる。大菩薩嶺が2057mなので、その差は457m。大菩薩嶺のもっとも素敵なところは、頂上直下にある雷岩から大菩薩峠までの尾根歩きである。どっしり構えた富士山を見ながらの尾根歩きは、心の底から登って良かったって気持ちにさせてくれる。登山道も整備されているので、背負子を背負ったお父さんもけっこう見かけた。
大菩薩嶺も都心から日帰りができることで、とても人気な100名山である。個人的には、初めての人や高尾山の次に登る山を考えている家族にはとってもおススメである。
大菩薩嶺を登った記事もこちらに書いてます。読んでくれたら嬉しいです。
第2位は
この山を入れようかどうか迷ったのだが、2位にしてしまった。こう書いた今も、いいのかなと思っている。5位から3位はロープウェイを使えたり、登山口から頂上までが短いというのがポイントで子どもと一緒に登るには良いという考えで決めた。
磐梯山も八方台登山口が1194mにあり、磐梯山頂上が1816m、その差は622m。と頂上に近い登山口もある。小学生の団体登山にも使われているくらいなので安全面も問題ない。まさに頂上を目指すだけなら、ここが良いのであるが。。。
でも、あえて言わせていただきたい。会津磐梯山に登るなら裏磐梯ゲレンデの方から登るコースがおススメである。噴火口の中を歩き、荒々しい火口壁を眺め、櫛が峰からの稜線に見惚れ、逆さ磐梯が見れる銅沼(あかぬま)で感動すると、八方台登山口からピストンで登るより見どころが非常に多いのだ。
子どもと噴火口一緒に歩きながら、「小さな山が吹っ飛んで、こんなになったんだよ」なんて話ながら歩き、噴火の凄まじさを感じることができるってのは、子どもにとって何物にも代えがたい体験になるのではないだろうか。すぐに忘れるけどさ(笑)
登り終えたら、「はぁ~~疲れた~~」ってなるくらい歩くけど、僕はあえておススメしたいコースである。実は、大人のほうが疲れていたって話もあるのだけど。。。
僕の中では、頂上より、途中の景色のほうがとても印象に強く残っている山だ。もしかたら、新しいことが日々更新される子どもの記憶には山歩きの途中の風景なんて、すぐに引き出しの奥にしまわれるかもしれない。けど、またいつかその引き出しからひょっこりと顔を出す時がくるかもしれないことを期待したりして。ってか、せっかく行ったんだから覚えておいてよねという、大人の事情も絡んでくるのだけど、あはは。
会津磐梯山を登った記事も同時に読んでいただけたら嬉しいっす。
さて、いよいよ大詰め。
栄えある第1位は、じゃかじゃかじゃかじゃかじゃかじゃか、ジャン。
日向山
えっ、どこ???みたいに思う人も多いかもしれない。5位から2位までの山と比べると知名度が圧倒的に低い。考えてみると、ベスト5唯一の100名山じゃない山。この山を1位にしたのは、頂上での息子の一言に尽きる
「今までで、1番すげー」
頂上に登った時に、その景色に対してムスコッチの口から感想らしき言葉がでるこたーほとんどない。にもかかわらず。
磐梯山は登山途中の風景が印象に強く残るのだが、日向山はその逆、まさに頂上からの風景に圧倒されるのだ。子どもにとっては、磐梯山のような山より、日向山のようなタイプの山のほうが強く記憶に残るかもしれない。 僕も写真では見ていたにもかかわらず、じっさいにその場所に立った時、想像した風景を軽く超えていた。
日向山の記事も書いているので、読んでいただけたら嬉しいです。
このままいくと、2020年の登り納めは日向山ということになる。山登りが決して大好きというわけではないムスコッチも、いくつもの山を登り、なんとなくその楽しさを感じるようになっているような気がする。大人のずるい作戦で、楽しくなりそうな山を選んでいることもあるにはある、あはは。
最後に、僕なり子どもと一緒に登る山登りのポイントを書いておく。
●歩く距離は10~12km。時間的には往復で5~6時間。
急登や、道の険しさより、距離や所要時間のほうが大切のような気がする。だんだん、飽きてくることもあるし、急登を登る筋力はあるが、長い距離を歩く筋力が子どもは弱いような気がする。
●一泊して、山登りと何か子どもが楽しいイベントをセットにするとよりいいかも。
那須岳ではサファリパーク、磐梯山ではツリーアドベンチャーといったことも予定に入れると楽しく登れるかもね。
●テーピング、絆創膏などの救急道具は持っていく。
まだ、体ができていない子どもは、岩々を歩いていると足首や膝が痛くなり歩けなくことがある。その時にテーピングで固定すると、痛みが緩和される。まあ、痛くなるようなコース選びをしないことが大切なんだけどね。
●暑いとか寒いとか、汗かいたとか、など温度調整を面倒がるので注意が必要。
親のほうで温度調整をしてやらないと、特に暑いのは上着を脱ぐのが面倒で着たまま歩き汗だくになっているから注意が必要だ(うちの息子だけかもしれないが)
という感じで思いついたことをサッサと書いた。他にもいろいろあるだろうけど、それは追々書いていこう。
2020年もまもなく終わります。今年はコロナによる外出自粛で十分な山歩きができなかったと思います。来年もどうなるか分かりませんが、お互い楽しい山ライフが送れるといいですよね。
それでは今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
スターやブクマで足跡を残していただけたら、そうとうに喜びます。
【家族登山】日向山 息子曰く「今までで1番すげー」
甲府市というのは、ほんとうに山に囲まれているのだろう。しかも、多くの100名山やら2500m以上の山々に。住んでいる人にとって、それは日常であり、ただの風景に過ぎない。僕のふるさとに大山(だいせん)という100名山があるのだが、ふるさとを離れて初めて、きれいな山だなと感じるようになった。そんなもんだ。なぜ、最初にこんなことを書いたかというと、山に向かう車からの景色にすでに心が感動してしまったからだ。その景色が
甲斐駒ヶ岳の圧倒的な存在感は、まさに
日本のチョモランマ
でも今回、雪をかぶったかぶった甲斐駒ヶ岳を登りに行くわけではない。あの山をもっと近くで拝みにいくのだ。その山は
日向山 1660m
こちらの山も前回の三方分山どうように「とっておきの低山トラベル」で知った。
その本の中にある、一枚の写真を見て、「ここは絶対登ってみたい」と思ったのだ。
実際、その風景の中に立つと、僕のちっぽけな想像を遥かに超えた景色が目の前に広がった。それが
たぶん、これでは伝わらないだろうな。ムスコッチ曰く
「今までで1番すげー」
ということだ。なんと言えばいいのか分からないが、ギャップがすごいのだ。ギャップってなんだ?ずっと木に囲まれ展望が良くない樹林帯を歩き、それを抜けた途端に、目の前を邪魔するものがない圧倒的な景色が広がるのだ。川端康成が言う「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」的に表現すると
「樹林帯を抜けるとそこは絶景だった」
まあ、とにもかくにも、僕たちの日向山について書いていく。
日程
令和2年12月21日(月曜日) 晴れ ※ムスコッチは代休
アクセス
この日は甲府市に一泊したので、国道20号を走らせ向かった。日向山の麓には尾白川渓谷があり、その駐車場までをグーグルマップにナビってもらえばOK。
※矢立石登山口にも駐車場があるが、この時期はそこまでの道路が冬季閉鎖されていたので注意が必要だ。閉鎖されていなくても、道が狭いので僕はその駐車場を使いたくはないけどさ、アハ。
コース
尾白川渓谷駐車場⇒矢立石登山口⇒日向山⇒雁ヶ原のピストン
詳しくはヤマレコにアップしているので、お時間がある方は覗いてみてね。
日向山 息子曰く「今までで一番すげー」 - 2020年12月21日 [登山・山行記録] - ヤマレコ
ほんと、淡々と上って行く山。アップダウンがないから、逆に身体への負担が小さいし、一歩一歩が着実に高さを稼いでいる感じが嫌いじゃない。
矢立石登山口まで
尾白川渓谷駐車場から5分くらいで矢立石登山口への道が始まる。ここを直進すれば、渓谷のほうなのかな、今回はパスしたけど、機会あれば渓谷にも行ってみたい。
矢立石登山口までのほうが急登。矢立石登山口以後のほうが緩やか。この日は、ムスコッチとママサンが険悪になり、それぞれがソロ登山状態になっていた(笑)やっぱり、登山は仲良くいくほうがいいよ、それ当たり前。
僕らが迷った場所をいちおう書いておくね。下りでも迷っている人がいたから分かりにくい箇所だと思う。でも写真はうまく撮れていない。尾白川駐車場から矢立石登山口までの登山道には、1か所だけ車道を通らないといけないところがある。もし2回目車道に出たら、その手前に上っていく道が続いているから。つまり、車道1度だけ通るだけ。2度目は、目の前に車道があるから、思わずそっちに向かってしまうから注意。まあ、そっちからでも行けるとは思うのだけどさ。
矢立石登山口に着いた。ここからは、もう迷うことがない。小学5年生のムスコッチも途中から1人でどんどん先に行ってしまった。残念ながらついていけなかった(涙)
日向山登山開始
矢立石登山口から日向山三角点まで
雪が残っていた。日陰には、凍って滑る場所もあるから注意して歩こう。ストックがあれば良かったなと思ったけど、持っていない。買うか!!!
もう、雪の装備を持っていないと安全な山歩きはできないかもね。軽アイゼンを持ってくれば良かったな、あっでも、持ってないのか。買うか!!!
ムスコッチが父を見放して独走態勢にはいった。さきほども言ったが、危ない場所も、迷いそうな場所もなく、しかも1合目、10合目までしっかり分かりやすく表示してある。小学校が登るにも安全でいい。
樹林帯歩きにもかかわらず、葉が落ちているおかげで、途中に八ヶ岳を眺めることができる。
竹笹があらわれ始めたら、頂上も近い。僕の記憶が確かなら。。。
日向山頂上。まったく展望がないので、ここでは記念撮影だけ。今回の最大の目的はこの三角点ではなく、この先に雁ヶ原なのだ。三脚使って撮ったから、写真から僕が切れちゃったな。この時、カミサンはまだここにいない。
日向山三角点から雁ヶ原
三角点から少し先に行くと、地面が変わってくる。まるで砂浜のようにサラサラの白い砂。足元の感触も明らかに変わった。
その砂浜を上っていくと、一気に視界が開ける。
雁ヶ原
八ヶ岳は登ったこともあるし、当然見たこともある。でも、ここからほど圧倒的な八ヶ岳を見たことはない。その大きさに思わず見惚れた。寒いけど。。。
反対を見ると、僕たちをすごい存在感で甲斐駒ヶ岳が見守ってくれている。だから、子どもように僕らははしゃぎ回ることができる。人はちっぽけな存在だわな。
恒例の家族3人影写真。
砂浜の先には僕は行けない。そこは切り立っている崖のようになっているから。
分かりますか?蟻地獄のように落ちたら、もう見えない所まで滑り落ちること間違いなし。お~~~こわ。
開けている場所では北風がとっても冷たくてジッとしていられない。風が弱いところでお昼ご飯を食べる。温かいカップ麺は最高のご馳走だった。
下山
上りバラバラに歩いて、家族で来た意味を見失いかけていた僕たち。その反省を活かし、下りは3人でゆっくりと歩いた。やっぱり一緒のほうが3倍は楽しい。
上りでは気づかなかったが、鳳凰三山がずっと見えていた。ゆっくり歩かないと見落とす風景がある。
オベリスクもはっきりと見えた。この後の写真を撮っていないので、山の記録はこれで終わり。
登山後の温泉
駐車場から車を10分くらい走らせると、「尾白の湯 べるが」という温泉がある。意外といっては失礼だが、これがかなり良い温泉だった。脱衣室や温泉から八ヶ岳が一望でき、露天風呂も最高だった。僕たちは時間がなくゆっくり入ることはできなかったが、また行きたいと思わせるには十分な温泉である。キャンプもできそうである。
甲斐駒ケ岳温泉 尾白の湯 | 白州・尾白の森名水公園「べるが」
温泉入って、さて帰ろうと車を走らせた。が、すぐに車を停めた。温泉に入っていた時と違った八ヶ岳がそこにあったからだ。
夕日に染まる八ヶ岳。しばらく見惚れずにはいられないでしょう。
息子と山
三方分山では、最後、「早く帰りたい」「休みたい」とブツブツ文句が多かったムスコッチ。この日は、約束を破りYOUTUBEをずっと観ていたことをカミサンに怒られた反省からか、愚痴一つ言わず登り終えた。
今回の目的地である雁ヶ原に着いて最初に彼から出た言葉が、
「おー、今までで1番すげー」
だった。その言葉は、親を喜ばせようとして出た言葉かもしれない。でも、たぶんそれだけではなかったと思う。プチ反抗期に入り、少し冷めた感じの小学5年生を素直な気持ちにさせるほど、とつぜん眼の中に飛び込んできた景色は圧倒的だった。
やっぱり、僕は一人で山に登るより、家族で山に登るほうが好きだ。
あとがき
雁ヶ原から望む風景を見たくて登った日向山。写真で見ていたから、なんとなくどんな風景かは分かっていた、、、つもりだった。写真では、どうやったって一気に視界に広がるあの感覚を表現することは難しい。ほんと、どの山より一気に広がる感がすごいのだ!
ぜひ、未踏の方は、あの景色に会いに日向山に登ってみてください。絶対おススメです。
12月の雁ヶ原はけっこう寒いから防寒は忘れずにね!!
最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。
スターやブクマで足跡を残してくれると、とっても喜びます。
【家族登山】三方分山に登ってきた パノラマ台からの富士山は圧巻でした
年に数回、ムスコッチの学校では代休で月曜休みのことがある。1年生の頃は、平日休みだ、ディズニーランドも空いているはずと行っては、同じたくらみの同級生とあったりしていた。しかし、ムスコッチ、小5になった今ではこのようなエンターテイメントな場所が好きではない。そして特に行きたい場所もない(家でゲーム最高というタイプ)、ということで必ず登山付きの小旅行に出かけているのだった。まあ、親のマイブームにつき合わせてるだけなんですけどね、あはは。せっかくなので、一泊して2つの山を歩くことにした。
さて、どこの山へ。もう12月、これからは雪や寒さ対策も必要になってくる。雪がなくて、できるなら南のほうの山が良いのではということで山梨県に行くことにした。その時に役に立ったのが、図書館で借りた「とっておきの低山トラベル」
低山なら、雪もまだないだろう、もしくはアイゼンがいるほどではないだろうという浅はかな考えと本の中で富士山の写真がとってもかっこ良かった山を1日目に登ることに決めた。それが、
三方分山(1422m)
名前はカッチョヨクナイ。でも、この山のすごいのは、パノラマ台から見る富士山なのだ。バッキーンと半端ないのだ。とりあえず、先にそれを見てもらいましょう。
ねっ、なかなかすごい景色でしょ。左右対称感が半端ないのですよ。まさに
日本一のすゑひろがり
では、僕らの三方分山のことを書いていきますね。
日時
令和2年12月20日(日曜日) 天気 晴れ
アクセス
中央道河口湖ICで降りて、国道139号経由して行く。だいたい30分くらい。
県営精進湖他手合浜駐車場に車を停めた。
他手合浜駐車場からの景色がすでに富士山はかっこ良かった。
陣馬山とは違った逆光の富士山もまた悪くない。何度見ても美しい。手前に広がるのが精進湖、富士五湖の中で一番小さい湖。ワカサギ釣りをしている船が、寒いやろね。
ママサンはMAMMUTのフリースを新調した。かなり温かいよう。色がいいよね。どんどん、山グッズが増えてきている気がする今日この頃。
本日のコース
精進湖駐車場⇒阿難坂⇒三方分山⇒根子峠⇒パノラマ台⇒精進湖駐車場
という周回コースです。
こちらにも投稿しているので、時間がある方はぜひ覗いてみてくださいまし。
登山道へのアクセス
駐車場を出て左へ舗装道路を歩きます、つまり車で来た道を戻っていきます。すると、
精進湖バス停そばに、この「かどや」さんとういうお店があるので、そこを左に曲がる。あとはひたすら真っ直ぐかな。途中に、
このような神社があります。
舗装路をゆっくり登っていきます。すでに朽ち果てた家も見て、子どもの頃の家がこんな感じだったななど話をしながら。
登山道に入っていく。そんなに寒くないねなど話をしながら登っていく。登山口はもう少し登っていきます。
ダムの壁にぶち当たり、周りを眺めていると。
左手に丸太の橋があるので、これを渡ったところが登山口だったよう。僕らが見落としたのかもしれないけど、登山口という表示はなかったな~。この丸太の橋がけっこう揺れるから、ウワウワ言いながら渡った。
三方分山登山開始
登山口から女坂峠へ
左手にドスンと三方分山が構えている。いつもながら、下から頂上をみるとひるむね。
このあたりはまだ落ち葉だらけで歩きやすかった。道もしっかりしている。
丸太でできたしっかりした橋。やっぱり人気のある山だけあって、歩きやすいようにしてある。が、ここにロープ欲しいなってところには何もなかったりする。パノラマ台のほうからと違って、少しだけハードな道だ。
手のりママサン。ムスコッチはこれが好きでいろんなところでする。僕もまんざら嫌いではない、アハ。
女坂峠に着いた。砂で滑ることさへ注意すれば、それほどの上りではない。と最近では余裕をかますようになったわたくし。上九一色村と聞くと、どうしても嫌なことを思いだしてしまう。上九一色村は何も悪くないのにね。
※女坂という名前の由来は、昔、難産のため亡くなった母子を弔った場所からきているようだ。
女坂坂峠から三方分山頂上へ
女坂峠からの気持ちの良い道。こういった道ばかりならいいが、
分かりにくいかもしれないが、サラサラの砂があり滑りやすい。慎重に歩かなければ滑ってしまう。かなり痩せている道にも砂があるから注意が必要。さっきも言ったけど、砂地で急な上りにはロープが欲しい。下りにしなくて良かったわ~。
恒例の家族3人の影。くっきりはっきりで上出来では。いかが?家族で山に来ると、こうやって遊びながら登れるから好きなのよね。僕の場合、一人だと黙々と登っちゃうから、ま、それも良しだけどね。
左手にはずっと富士山が見えているよ。これも葉が落ちた今だからこその風景だよね。遊びながら歩いていると、三方分山頂上に着いた。
三方分山頂上
とりあえず、山頂標識と僕たち家族の記念撮影。
このハンドメイド感が最高。かわゆい。
三方分山頂上からの富士山と精進湖。この景色を拝みながらお昼ごはんを食べれるって贅沢だよな。まあ、食べてるのはカップ麺ですけどね。写真を撮り忘れた。さて、お昼も食べ終わり、パノラマ台へ向かいましょか。
三方分山頂上からパノラマ台へ
ボケボケで申し訳ないのだけど、右手(北側)には雪をかぶった八ヶ岳が見える。左に富士山、右に八ヶ岳を見ながらの尾根歩き。いいわ~~。北岳やら鳳凰山も見えるらしいが分からんやった。
頂上からパノラマ台まではとても歩きやすい。頂上を挟んで歩きやすさが明らからに変わった気がしたのは僕だけ。
パノラマ台
パノラマ台到着!!!ここでは、
写真撮りまくってしまった。
家族3人と富士山と。
パノラマ台でパノラマ富士山写真。
本栖湖方面。山の向こうに海まで見える。
パノラマ台から精進湖駐車場
パノラマ台へは普通の観光の方も行かれるのか、道の整備がよりしっかりしてある印象。上りにもこれくらいしてくらたら、もっと登りやすいかも、って贅沢か。
気持ちがいいね。富士山も見えるし。
富士山はいつもあなたのそばにいるよ。なんつって。
反対の登山口に出ました。ここから、舗装路を駐車場まで歩くよ。
午後3時くらいの富士山。大室山がはっきりと見えだした。これが子抱き富士と言うらしい。
下から見た、今日歩いた稜線。
小学5年生のありがたい言葉
パノラマ台で富士山を目の前にしても、疲れていたのかけっこうな不機嫌ぶりで、イヤホンで大好きなボカロを聴いていた。無理やり連れてきて、「家族みんなで最高!」を装う写真を撮った。けど、最高にはなり切れていない、じゃんねんむねん。
そして、彼は日本一の富士山を前にしてこう言った。
「早く帰ろうよ」
まあ、いいか。
三方分山を歩いた感想
パノラマ台から富士山が素晴らしいわ。南側だから、雪をかぶっている感じではなかったけど。それでも、左右に広がる裾野は圧巻だね。パノラマ台だけ行く価値はあるけど、やっぱり登山道を歩いた先に、あの景色が広がる感じが僕は好き。
もちろん、頂上でごはんをゆっくり食べながら見る富士山もいいよ。でも、ハイシーズンは混むやろね。登山どころではないかも。知らんけど。
何度も書いてるけど、滑るから注意が必要。砂浜のような砂があるから、油断するとツルっといっちゃうよね。
明日はまた別の山に行くのが楽しみだ~。
つづく
【一人登山】陣馬山から高尾山まで縦走してきた
東京の都心からもアクセスも良く、頂上に馬がいる山、それが陣馬山。正直、「都心近郊から行ける山」なんてと思っていたし、登山本を読んでて、あの馬のモニュメントが写っているだけで、なんか山というより公園的なものを想像し、足が向かなかった。が、しかし
陣馬山からの景色はすごかったのだ
雪をまとった富士山の美しさ、遠くは南アルプスや相模湾も見渡せ、そして東京の街並みの先にはスカイツリーが見える。
他にも、丹沢、奥多摩、秩父と言い出すときりがないくらいの山々が周りを取り囲んでいる。
いきなりですが、陣馬山からの景色をご覧ください。
富士山ってほんと左右対称なのね。これ神様のなせる技よね。丹沢、奥多摩でも富士山は見てたけど、こんなにきれいと思ったことはなかったね。頂上には、僕と知らないおじさんと2人しかいなかったんだけど、2人で「すごい、すごい」と興奮。ほかにも、富士山を中心とし、
奥多摩方面も、ほらこの通り。360度の展望に興奮してた。
まさに陣場ブルー!
山の中は段々と寒くなってくるけど、そのぶん美しさは増していくのかもしれない。
日時
2020年12月15日(火曜日)
アクセス
高尾駅北口にバス停があり、1番から陣馬高原下行に乗る。(7時18分が始発)
※北口と南口の上がる階段が異なるので注意が必要。北口はホーム下り側端っこにあった。ホーム出て左側に行くとバスの1番乗り場がある。
※駅前にはファミマとセブンイレブンがある、ここでもごはんやら行動職買えるよ。
登山口まで
高尾駅にAM6時45分くらいに着いた。まだ辺りは真っ暗、そしてむちゃくちゃ寒い。町中でこの寒さなら、山の中はどうなるのだろうと少し不安になる。
バス停の場所を確認。改札出て左のほうに行くとバス停があった。まだ、バスが来るまで30分以上ある。スマホで高尾の気温をチェックすると、マイナス3度。ゲゲゲ。このまま待っていたら凍えてしまう。ということでセブンイレブンに一時的に避難。しばらく、何を買うを訳でもなく暖をとるためにぼんやり商品を眺め、ミルクティを買い、改めてバス停に向かう。
バス停に着くと、さっきまで人がいなかったが、何人か先客がいた。僕もその列に並び、バスを待った。
防寒として持ってきていたダウンを着こむとそれほど寒くはなくなった。やっぱり、山に行く時のウェア選びは重要だということを、バス停ですでに感じていたわたくし。
そのうちバスが来た。乗客は僕を含めて8人だった。そのうちの5人はグループで登る様子だった。バスが走り出すると、だんだんと空が明るくなってきた。バスの中からでも、朝日が照らす空は抜群に美しかった。
40分ほど、バスに揺られて陣馬高原下に到着。バス停にしっかりトイレもあるので安心。
初めて来た僕は、バスの運ちゃんに登山口までの道のりについて教えてもらった。すると、運ちゃんの口から、
「陣馬新道の登山道は橋が崩落していて通れないよ。和田峠まで舗装路を通っていかないといけないよ」
と言われた。陣馬山までのコースを良く分かっていない僕は、登る前に教えてもらって良かったと喜んだ。でも、よくよく調べてみると、ずいぶんな遠回りなコースで、コースタイムがとても伸びてしまうことが分かった。
男性ハイカーに「寒いですね」と言葉をかけると、「そうですね。でもこれからは霜もおりてバリバリになってもっと寒いし、滑るようになりますよ」と教えてくれた。何度も陣馬山に登っているような感じであった。僕はさっさとダウンを脱ぎ、「お先に」と声をかけ登山口に向かった。
陣馬山新道登山口に着くと、やっぱり
と、登山口入り口に掲示してあった。ブログにアップするための写真を撮りながら、どうしたものかと迷っていると、さきほど言葉を交わした男性ハイカーがすごいスピードで歩いてきて、躊躇することなく陣馬新道へ入っていった。それを見た僕はこの時を逃してはなるものかと、すかさずその男性に
「ここ通れるんですか?」
と声を掛けた。
「橋の横を簡単に抜けれますよ」
と優しく教えてくれた。
それを聞いた僕は、安心して陣馬新道に入って行った。
登山開始
登山口から陣馬山へ
5分も歩かないうちに、その崩落している橋に着いた。
確かに橋は壊れていた。が、右側の迂回すれば、問題なく登山道に復帰することができた。沢も、水が増えた時は分からないが、この時は水も少なくあまりにも呆気なく渡れ、なぜ通行禁止しているのか分からないくらいだった。
あの男性ハイカーと会わなかったら、和田峠まで歩いていたかもしれない。ラッキーだった。
樹林帯を歩いていると、太陽の光がだんだんと照らし暑くなってきた。汗が噴き出る前にフリースも脱いだ。最近、雪山の本を読んでおり、それらには必ず汗のかいて、それが冷えるのがまずいということが書いてある。それに倣ったのだ。
道はしっかりしていて、滑落しそうな危うい場所はなく気軽に登れた。僕は高度感を感じるところは好きなのだが、足元が危うい場所はゾッとしてしまう。山人間としてはイマイチなタイプなのだ。残念。
夜の間に粉雪が降ったのかもしれない。この時には、歩いていると寒さは全く感じず暑いくらいだ。1時間くらい上ると頂上に着いた。
登頂し思わずお馬さんに抱きついた。三脚で適当に撮っているから、写真が曲がっているのもご愛敬。
パノラマだと写真に妙なグラデーションができてしまった。ダウンを着込み、もうお上りさんのように(確かに上っているし)写真を撮ってしまった。
陣馬山の頂上は期待以上だった。東京から見える富士山はここが一番美しく見えるのではないだろうか。きっとそうだと思う。
この場を去りたくなかったが、景信山へ向かった。
陣馬山から景信山へ
景信山へ。僕好みの道。陣馬山から景信山もあまりアップダウンがなく、気持ちよく歩くことができる。
右側には富士山がずっと見えているし、とても贅沢な山歩きになる。空と稜線が彫刻刀で削ったようにくっきりしていたのだけど、僕のカメラでは表現できていないね。
景信山に到着。
景信山は「鬼滅の刃」の霞柱時透無一郎の出生地ということを知ってる?僕は読んだことないのだけど、ムスコッチもママサンも大好きだから、小耳には挟んでいた。なんと、かわいらしい無一郎がお出迎えしてくれた。
無一郎のアップ。余計なことだが、これはプレミアムな鬼滅の刃最終巻についていたやつではないのだろうか。
景信山頂上には景信茶屋があり、ベンチとテーブルが景色の良いところに陣取っている。僕がいる時は平日のためか閉まっていた。帰ってから調べると、土日しか営業していないようだ。人も少なく大胆にテーブルを使ってごはんを食べた。今日のランチはココイチカレー。これはおいしい。ココイチで食べているのと変わらない気がしたけど、ヤマジックかしら。
山とともにココイチカレー。これも、ある意味絶景。カレーライスってスパイスのせいか、体も温まるし、食べやすいし、山飯の中で一番好き。
陣馬山では、あんなにきれいに見えていた富士山なのに、雲に隠れだした。雲に隠れた富士山をバックに記念撮影していた山ガールたちが微笑ましい。おじさん丸出し。
富士山と相模湖も見える。景信山から相模湖のほうへ抜ける道もあるようだった。相模湖に遊びに来て、景信山に登る人たちも多いのかしら。なんかいいよね。山登った後、ホテルや温泉宿に泊まってゆっくりする旅っていいよね。
景信山からの景色も最高だった。気持ちが良すぎて、予想以上にのんびりしてしまった。太陽と雲と山と海と。お邪魔させていただいているという気持ちを忘れないようにしなければね。
景信山から高尾山へ
道中、小仏峠を越えるというようになっているけど、小仏峠の場所はよく分からなかった。狸の置物があるらしいのだけど、なんか見たような見てないような。中央道では小仏トンネル渋滞ってのを耳にする。このあたりの下にトンネルがあるのだろうか。気になる。写真は小仏峠あたりの休憩場所。ベンチもありゆっくりできる。陣馬山から高尾山への途中、こういった休む場所が少なからずあるのは登山客に優しい。
ここは小仏の城山茶屋だったかな。ここでもなめこ汁は人気のようだ。なめこが採れるんだろうね。ここは平日だけどやっていたような気がした。サラッと通り過ぎちゃった。
城山茶屋には天狗のオブジェが守り神のように僕らをにらみつけている。「ごみは持ってかえれよ~」とでも言っているのだろう。このへんは天狗伝説でもあるのだろうな。高尾山の薬王院にも烏天狗いたし。
そうこしているうちに高尾山に到着。人多ぉ~~ぃ。平日にもかかわらず、けっこうな人出であった。勝手なことを言わせてもらうと、自分が登山する人になっている時って、ただ観光している人がたくさんいる場所って苦手になる。不思議、登山する人になっていない時は気にならないのに。
高尾山から高尾山口駅へ
薬王院に少しよって、6号道を通って下山した。やっぱり人が多い。さっさと下ってしまおう。
ケーブルカーが見えた。いよいよ駅も近い。
駅併設の極楽湯。ここは登山客に優しい温泉だった。登山靴用の下駄箱、ザック用のロッカーと山登った後、気持ちよくお風呂に入ってもらおうという優しさを感じた。
これで、本日の陣馬山から高尾山までの山歩き終了。
※詳しいコースについてはヤマレコを参照にしてください。
あとがき
朝の陣馬山の景色に尽きる。振り返ってみると、あれが気分的にピークだった。陣馬山から高尾山の縦走路も整備されていて、とても気持ちいい道だった。いまさらながら、もっと早く来てれば良かった。なんてことは思わないけど、いい道だ。
ここならムスコッチと歩いても楽しく行けそう。誘ってみよ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
【親子登山】大岳山を登ってきた ‐初めて父子だけの登山‐
ママサンが友達と秩父アルプス縦走に行く。ということで、僕たち男子チームは2人で大岳山に行くことにした。2日前に檜洞丸を歩いたばかりだった僕は、この日は山に行かなくてもいいかなと思っていた。だが、ムスコッチが絶対に登りたいと訴える。基本的にいつも登りたい僕に異論なし。
前回も書いたが、ママサンの逆鱗に触れ、YOUTUBE禁止令がでているムスコッチ。そこに僕が「3回お山に登ればその禁止令が解除する」という温情案をだした。大岳山がその3回目にあたるのだ。
登り終えて帰ったらYOUTUBEを観ることができると、もうノリノリである。もちろん、ムスコッチは山登りが好きになっているということはまったくないわけではないが、ほぼない。
今後、どうやって彼を山に駆り出すかを検討中である。また、ママサンの逆鱗に触れればいいのだが。。。なんて悪いことを考える僕である。イヒヒ。
お題にもなっているが、実は父と子だけで山に登るのは初めてのことである。もともと、山が大好きなのはママサンで、僕ら男子チームはママサンが喜ぶから一緒に行くかというスタンスだった。だから、母子で母の山友達と山歩きに行くことはよくあった。そんな時、僕は家で一人ゆっくりしていた。今では、僕も山にはまりだしたため、ムスコッチが山に入る回数が激増したのだった。
小学生が語る大岳山
「鷹ノ巣山より楽だった」「最後は足の親指が痛くなった」「お腹が減らなかった」「岩も鎖使わずに登れるやん」などの発言がみられた。つまり、少し前に登った鷹ノ巣山の厳しさを知った今、彼にとっては大岳山はハイキング程度だったのかもしれない。とりあえず、鷹ノ巣山の記事も貼っとこ。良ければ読んでください、19kmという長丁場になってしまったロングトレイルを、あはは。
日時とアクセス
日時
2020年12月6日(日曜日)
アクセス
ホリデイ快速奥多摩 御嶽駅 8:07着⇒8:10発 バス ケーブル下往き
⇒8:30発ケーブル ⇒御岳山駅 8:35着
帰りは奥多摩駅から乗車
今回のコース
ケーブルカーを使ってあっという間に御岳山頂。そこから、奥ノ院、鍋割山と抜け、大岳山へという予定だったのであるが、ケーブルカーに乗っている時に、夕食のお誘いが。長尾平経由に変更した、あはは。でも奥ノ院への入り口もよく分からんかったわ。
ケーブルカーをつかったので、あっという間に御岳山。
さすが人気の山だけあって、御岳山から大岳山へは登山道はしっかり整備されており、迷いそうな場所もないので、小学5年生ならどんどん一人で歩いていっても良さそう。上りは400mくらいで時間的にも2時間以内で行けるので、うちのムスコッチにはちょいと物足りないかもしれない(あくまでも父目線、本人は上り短いほうが嬉しい様子)
下りは奥多摩駅のほうへ向かった。ムスコッチが急いでいいよというから、走る感じで下っていったら、途中で「ちょっと待って、疲れた」だって、そりゃ大人のペースでは辛いわな。足の親指が痛くなったけど最後まで頑張ったで賞やった。
詳しくはヤマレコマイページへ
大岳山 - 2020年12月06日 [登山・山行記録] - ヤマレコ
大岳山のmy best photo
ムスコッチがのっている岩の先は崖になっていて足がすくむのだ。見ているだけでも怖い、だから先っぽまではいかせなかった。なぜなら、僕が怖いから、あはは。遠くに見える山は六ツ石山かな、たぶん。
大岳山から奥多摩駅に行く途中で突然近くに山が現れる。頂上とは違った感動があり、そういった場所が僕は好き。もちろん頂上も好きなんだけどさ。
御岳山・大岳山の素敵な風景
御嶽神社。しっかり神様にあいさつできるのは嬉しい。ロープウェイ降りてすぐにある。山って神社とのつながるが強いよね。修行の場であり、祈りの場であり、神様に呼ばれているのかもしれん、なんてことはないか。
頂上からの写真。富士山がいい感じ。山並みをみながら、たくさんの人がご飯を食べていたよ。僕たちは先を急いだので、パンだけ軽く食べただけ。ガスやら鍋やら持って行ってたんだけどね。重いだけだったじゃん!
小学生が歩いた登山道
上り
上り前半は平坦な道を行く。光が刺した紅葉が輝いている。このあたりは道も広くて、並んで話しながら歩けるよ。
樹林帯を抜けて行く。
時々、岩もあるけど、ご覧の通り鎖なんてなくても登れる感じだす。
岩々してる場所が数か所あるよ。
この樹林帯を抜ければ頂上だったはず。
頂上
大岳山からは見事な富士山が見えるのがいい。すすきもいい。ちょうどいい。ってことで、ムスコッチ曰く、鷹ノ巣山と比較するとかなり楽だったってことだ。最初に小学生と奥多摩に行くには大岳山はもったこいだな。
下り
鋸山手前の上り。
神社手前の階段。
全体的に歩きやすい。
最後に神社の超急な階段を降りたら、
登山口ということで、本日終了。
大岳山の感想
かなり急ぎで歩いたので景色をゆっくり堪能しなかったのは残念だったけど、東京都心からのアクセスもいいから、またいつでも来れるな。頂上からの展望も良くて、富士山まで見えるってのはポイント高いよね。
神様も近くに感じられ、小学生が奥多摩デビューするには大岳山がいいのかもね。くれぐれも、鷹ノ巣山ロングトレイルから奥多摩デビューにはしないように注意しよう(笑)
【一人登山】 檜洞丸を登ってきた
丹沢に行ってきた。平日の休みは一人で山に行くことが多い。家族と一緒のほうが好きなのであるが、しょうがない。学校を休ませるわけにはいかない。なんて父は思っていないのであるが、小学5年のムスコッチは、学校は休みたくない派に属しているため、「ねーねー月曜休んで、日月でどっか行こうよ」と言っても、まったくのってこない。父より息子はしっかりしている家庭である。
さて、本題に戻る。ブログを振り返ると11月に1人で塔ノ岳を歩いている。
1人で歩いた塔ノ岳がとても楽しかったので、今度は西の丹沢へということで、檜洞丸を歩いてきた。ずっと僕はなんと読むか分からなかったのであるが、「ひのきぼらまる」と読むようである。「丸」というのに、高く尖った山という意味があるらしい。丹沢には「丸」がつく山が他にも畦ヶ丸という山もあるらしい、あまり知らないけど。
日程 2020年11月4日(金)
アクセス 小田急線 新松田駅下車 富士急湘南バス 7:15発 西丹沢ビジターセンター行 終点西丹沢ビジターセンター下車
僕のコース
ツツジ新道入り口からゴーラ沢を経由し檜洞丸頂上を目指し上り、犬越路、用木沢出合を経由して下るコース。詳しくは、ヤマレコをご参照くださいまし。
檜洞丸 - 2020年12月04日 [登山・山行記録] - ヤマレコ
上り
最初は緩やかな上り。ここなんか、まさに僕好みの山道であるね。
入り口から30分ほど歩くとゴーラ沢に出る。意外と檜洞丸はこういった沢や岩々している場所があり、変化に富んでいるような気がする。だから楽しい。ここで1度目の休憩をしている人もいたね。右のほうに行くとコースに復帰する。
塔ノ岳でも思ったのだけど、木道や階段が多い。人がたくさん入るから浸食されているとのこと。階段って意外と足にくるけど、確実に上がっている感じで嫌いじゃない。
下り
下りは階段を一気に下ったり、鎖を使ったり、ガレた道を行ったりとバラエティに富んだコースになっており楽しい。
この階段から下りは始まる。下りってつまんなかったりすることあるけど、犬越路までの下り(逆なら上りか、あは)は風景が素晴らし過ぎて楽しい。この階段、まるで万里の長城を彷彿させるのは僕だけだろうか。
木々の間を抜ける稜線歩きも気持ちよかった。今は葉がすべて落ち、展望が良いのであるが、花の咲くころはまた違う見どころがあるのかもしれない。
鎖はいくつかあった。かなりの崖な感じなんだけど、注意していけば大丈夫。
避難小屋過ぎたあたりの道はけっこう急だよ。ガレているから時間がかかる。なおかつ道に気をとられていると、コースを見失いそうになるから注意が必要だよ。この先の河川敷みたいなところもね。
檜洞丸のmy best photo
頂上から犬越路へ向かうとすぐにこの景色があらわれる。まさに絶景だった。犬越路経由で下る予定がない人も、必ずこの景色に会って帰ってほしい。平日で人も少なかったこともあり、この景色を独り占めできたのは、最高の贅沢だった。何枚写真を撮ったことか、あははは。
檜洞丸の好きな景色
西丹沢どまん中(?)
目の前に大室山
大室山を含む西丹沢。頂上から犬越避難小屋に向かう途中の風景。頂上からしばらくこんな景色を見ながら歩くことができる。丹沢が人気なのが分かる。山の層が厚いのだ。
大室山をものすごく近くに感じる場所がある。
相模湾が見える
相模湾が遠くに見える。海が見える山に登りたいと天城山に行こうとしていたが、日帰りでは時間的に厳しかったので檜洞丸にした経緯があり、思いがけないサプライズだった。
今回の山ごはん
超適当なカップそばとおにぎり。カップ麺はそばがいい。汁も飲み干しやすいのである。なぜか分からないが、カップラーメンは汁を飲み干すと気持ち悪くなるのだ。
感想
檜洞丸は僕が下りに歩いた犬越路に尽きる。あの万里の長城のような階段は決して自然のものではないが、檜洞丸をさらに素敵にしているのではと思わずにいられない。くらい、感動した。まったく知らなかった風景だったことが、その感動を大きくしたと思う。今度は、家族であの風景の中に溶け込んでいきたいわ~。