【2021家族登山】武尊山 ~振り返ると剣がいる~
振り返ると、息をのむような絶景が広がっていたんだ
最近は群馬の山を選ぶことが増えている。マイカーを購入する前は、そんなことはなかった。どちらかと言えば、群馬より長野の山のほうが素敵と思っていた。環境が変われば、行動も変わる。
僕は公共交通機関を使って山に行くより、圧倒的に車で行くほうが好きだ。車で行くと、タクシーでも使わない限りスタート地点に戻ってこなければならない。山歩きの醍醐味は縦走だと感がる人にとっては、「やっぱ電車やバスに限る」って結論になるだろう。僕はそれでも車で行く登山を愛してやまない。
今回は天気の良い日曜を利用して家族で群馬のある山を登ってきた。
読み方が難しい。これで「ほたかやま」と読む。かの有名な穂高と似ていて紛らわしい。その紛らわしさが、僕の心にうさん臭さを生み、正直あまり良い印象を持っていなかった。しかし、
結論から言うと、日本百名山の名にふさわしいとても印象に残る山であった。誰もが愛する穂高岳にもまったく引けをとっていない。とにかく頂上からの眺望は最高だった。
日時・コース
日時 令和3年9月12日(日)
コース 川場キャンプ場からピストン
小学生と武尊山
☆☆☆☆★ (星4つ)
良かった点
・基本的には道が整備されているので歩きやすく、また道迷いのリスクも小さい。
・頂上からの景色、剣が峰山から武尊山までの稜線に喜んでいた。
・足の痛みの訴えもなかった。
良くも悪くもの点
・うちの息子には距離も高度差もちょっとキツイくらいでちょうど良く、自信につながった。けど、人によっては距離が長いかもしれない。体力との相談必要。
大変だった点
・頂上直下のガレた急登に苦戦し、グチグチ言っていた。
・道中にトイレがあれば嬉しいけど、贅沢か。
山歩きスタート
川場キャンプ場駐車場の目の前に登山口。一応、登山届用のポストもある。
しばらく歩くと川場キャンプ場。営業はしてなさそうな雰囲気。トイレも使えないから、注意が必要だよ。
しばらく歩くと祠がある、しっかり登山の無事を祈る。
ななかまど。すでに山は秋なのである。
気分がいい顔してるわたくし。
樹林帯を抜けると川場スキー場の最上部が見える。その奥が剣が峰山。
竹笹の中を進む。
くっきりとした雲と空の境目。谷川岳が見える。
階段を登りきると、剣が峰山頂上。疲れてご機嫌がななめになった息子にコチョコチョ攻撃する。
剣が峰山からのすぐの下りはやや険しく急だ。そこで会ったおじさんが雪山の頃に来て、ここで怖くて撤退してしまった悔しさを語ってくれた。今冬リベンジするようだ。
剣が峰を下り切ったら、さあ武尊山へ。
疲れからか機嫌が悪い息子は一人でどんどん行ってしまう。
少し追いついた。
頂上直下はガレている。母が息子を励ましながら上っていく。
確かに滑るので登りにくい。
すごいところにいるよな、やっぱり。
頂上に着いた。山並みが美しい。
片品村に抜ける稜線。
新潟方面の山々。
この後、「親父臭がやばい」と飛んで逃げていった(笑)
ごはんも食べて下り始める。ピストンなので、基本的には同じ風景。
息子が急ぐのについて行ったら、下りは写真があまり撮れていない。
緑も美しい。
こんな中を歩いている幸せ。まもなくゴールだ。
キャンプ場に着いた2人は完全燃焼していた。
登山後記
家族での登山はやっぱり楽しい。息子の成長をみれるのも嬉しい。どんどん大きくなる息子であるが、まだ僕も負けていなかった、あはは。
武尊山頂上からの360度の展望は誰でも興奮するのではないだろうか。すぐそばに燧岳や至仏山が見える。「えっ、こんなに近くなの」と思わず言ってしまうほど近い。
予想以上に素敵な山歩きになった。
【一人登山⑨】瑞牆山
ブログを書く熱が、、、あっという間に最後に書いてから3か月も経っていた。
時間はあまりにも残酷に過ぎていっていた。
記事にはしてなかったけど、山はボチボチ登っておりまして、1つずつ紹介できたらと思っております。
まず最初は
瑞牆山(2230m)
ヤマレコで確認すると5月18日に行ってました。
かれこれ、4カ月前の話なので、記憶は薄い。。。
とにもかくにも、登ったけどブログに挙げていない山々のことも書かないといけないので、さっさとやっちゃいましょう。
日程・コース
令和3年5月18日(火)
瑞牆自然公園の駐車場に停めました。
スタートしたものの、登山口もはっきり分からない。階段があるから、とりあえず登ってみようなんて感じだったから、無駄にウロウロしてしまう始末。登山口確認は大切です。
瑞牆山の一枚
頂上についた時はガスで真っ白けっけだった。
そこから視界が開けていくときの喜びプラスでこの写真がベストかな。
そう一寸先も見えない。
この状態から雲が切れていく時は、疲れも吹っ飛ぶ。
ガスが切れるのを待っている間にこんな写真も。
これうまい。つぶれるのが難点ではあるが。
頂上
自撮り① かっこつけて立つ
自撮り② 最近買った山靴、フィット感半端ない。
タッパー弁当
八ヶ岳方面かな。雲の流れが速い。
道中の風景
橋を渡る
まだ新緑の季節で淡い緑が美しい
下からみる瑞牆
岩を支える枝。
誰かのアートだろう。
瑞牆山を彩る岩たち
岩①
岩②
岩③
岩④
岩⑤
岩⑥
岩⑦
岩⑧
下山
登山後記
前にも登ったことがあったのだが、その時もガスてって何も見えなかった。でも、岩々しい頂上が印象に残っていた。
今回は、神様のプレゼントのようにガスが開けた。ありがたい山行となった。
登りやすいし、都心から近いので、おすすめの山ですね。
なんか、いい加減ですが、あまり覚えていないので、このへんで。
【2021家族登山①】小学生と登る七ツ石山
久しぶりに家族3人で山を歩いてきた。
次週に天城山に友人と行く予定のオクサンの足慣らしも兼ねて、七ツ石山に行ってきた。
七ツ石???
って人もいるかもしれないので、簡単に説明をすると。
東京最高峰であり、日本100名山でもある雲取山はみなさまご存じでしょう。その雲取山に登るもっともポピュラーなコースである鴨沢ルート。そして、その道中にあるのが七ツ石山なのだ。巻き道もあるので、登らなくても雲取山に行けるは行けるんだけど、あは。
僕は、今年の最初に雲取山に登った時に七ツ石山を抜けた。その頂上から雲取山が見えるのだけど、そこからはまだまだ遠かったのを思い出す。そして恐怖のアップダウン。
小学生にとって
・滑落事故も起きているので注意しなければいけないが、危ない箇所もなく歩きやすい。逆に、もっと岩を登ったり、沢を渡ったりといったことが少ないので、子どもは退屈してしまうかも。(七ツ石小屋までが長い…)
・1000m以上登り、往復18キロくらい歩くコースではあるので、それなりに体力は必要である。
日時・天気
日時 令和3年5月9日(日)
コース 鴨沢ルート(ピストン)
天気 晴れたらいいなっていう曇り
登山スタート
スタートは舗装された道を登っていく。ムスコッチがもう少し炭次郎のぼりに興味を示すかと思ったのだが。
登山道スタート。奥多摩感でてる。等間隔で並ぶ杉がA型の僕には心地いい。
鴨沢からのコースは道が広くなだらかで本当に歩きやすい。まあ、最後にはしっかり登らされるんだけどね。
この時期は緑が多くて、歩いているだけで気持ちがいい。個人的に奥多摩の樹林帯をあるくのはとても好き。
横並びで話をしながら歩けるのが良い。もちろん、となりは崖になっておりますから注意は必要。
途中に水場がある。冷たくておいしかった。
この花とは違うのだけど、花びらがヒラヒラと舞い落ちてきた。ベテラン夫婦ハイカーの方が「桜だよ」と教えてくれた。5月に桜吹雪に会えるとは。
途中にある分岐の写真などは撮り忘れてしまった。が、あっという間に七ツ石小屋に到着。ムスコッチは、ここまでに「長い、疲れた、足痛い」などなどグチグチ言い出していた。でも、ここから残り150m程度登るだけと分かると、途端に元気になった。
コーンパンを食べている。七ツ石小屋からは富士山が見えるのであるが、この日は雲に隠れていた。みんな、適当に座って休憩しているが、僕らが座っている場所も午後にはテントを張る人がいる。
小屋からしばらく歩くと神社がある。山にある神社をこよなく愛する僕らは素通りするはずもなく、しっかりお参りしてきました。「お邪魔させていただいております」
お参り後の岩々を登りきると、まもなく頂上である。
ムスコッチが好きなやつを今日もやる。
七ツ石山登頂。やっぱり距離はそれなりにある。久しぶりのオックサンは強がっていたが、けっこうな疲労感だったご様子。さて、お腹が空いたのでごはんに。
本日は、おにぎり、甘い玉子焼き、しょっぱい鶏モモ焼き、そしてきゅうり。量は3人でちょうど良かったかな。それと、おにぎりも塩辛いくらいが山では美味しい。
記念撮影を終え、お茶しましょ。
箸もスプーンも忘れ、混ぜれないじゃんと嘆いたところ、いつもは持ってこない極細ポッキーが。ココアでチョコが溶け、いい感じかも。普通のポッキーはあまり好きではないのだが、この極細ポッキーは本当においしい。
お茶も飲んだし、下り始めますか。
同じ道を下っているので写真はありません。この時は、丹波山村営駐車場は使えませんでしたが、トイレは使え、助かりました。(5月29日現在は開いているようです。)
例年より山藤の盛りが来ていました。
無事に家族全員が下山することができました。
登山後記
奥多摩って樹林帯が長い。登山道は歩きやすい。ゆっくり、のんびり新緑を楽しみながら歩くのが好きって人には、とっても良い山々である。
個人的には、新緑の間から光が差し込む中を歩くのは悪くないと思っているので、奥多摩歩きは好きである。まあ、もう少し早く開けたらなという思いはあるにはある(笑)
今回は足慣らしの意味を込めての登山だった。という意味ではとても良かった。
【家族旅行①】鳥取砂丘の撮影穴場スポット教えます
鳥取県に生まれながら、まともに鳥取砂丘を楽しんだことがなかったわたくし。
父の1周忌のため、家族で帰省した際に、少しだけ足を伸ばし鳥取砂丘を訪れた。そこには今まで感じたこともなかった、鳥取砂丘の素晴らしさがあった。
もしかしたら、鳥取砂丘は友達やカップルで行くよりも、家族で行く場所なのかもしれない。と思うのはわたしだけかしらん。
僕の写真で鳥取砂丘の素晴らしさが伝わるかは分からないけど紹介させてくださいませ。
階段を登って眼前に広がる風景か
駐車場に車を停めて階段を登ると正面に上の写真のような景色が広がる。写真では分かりにくいが一回下って、赤い丸あたりの急坂か、緩やかな坂の右側から登っていく。黄色の丸のあたりは、人がとても少ない。つまり、黄色のまる辺りが砂丘をより美しく撮るための穴場スポットであるのだ。
遊ぶ (赤まるのあたり)
赤まるのあたりは砂と戯れて遊ぶのが楽しい場所だ。
まず一度下っていく。色が濃く見えるあたりに水が溜まっており「オアシス」と呼ばれているようだ。
オアシスから急坂を登っていく、砂に足をとられ、なかなか前に進まない。それがまた楽しいのだけど。
場所によって砂の温度、固さが違う。それにより歩きやすい、歩きにくい、があるなんて親子の話も弾む。
青い空がまぶしい。
急坂を駆け降りることを繰り返す。子どもって楽しいと体力が底なしである。
下りのスピードを競い合う。
写真撮る(黄色まる)
人気が少なく、砂丘の雰囲気を感じる写真が撮れる。
足跡もない風紋の上を歩く気持ちよさ
異国にいるような風景
親子で歩く
春休みでけっこうな観光客いたのに僕ら以外誰もいない、穴場なスポット。
旅行後記
地元ながらその魅力にまったく気づいていなかった。たぶん季節も良かったのだろう。夏にしか行ったことがなく、その暑さゆえ、ゆっくりするなんてことはなかった。海からの風が心地よく感じるくらいのこの季節が鳥取砂丘に行くには最高なのかもしれない。乾燥しているから、砂と風が生み出す造形もより美しくなる。
こんどはいつ訪れることがあるか分からないが、やっぱり春の少し暑いなって時期がいいかもしれない。
ぜひ、まだ訪れたことがない方は行ってみてくださいね~
最後まで読んでいただきありがとうございます。
【2021親子登山①】武甲山に登る ー霧の樹林帯に生命の息吹を感じるー
ことし初めての父子で山歩き。ことしはいくつの山を一緒に歩くことができるのだろうか。父はとても楽しみである。
何があったのか分からないが、子のほうから
「山に行きたい」
と言ってきた。理由を聞くと、体力が落ちてくるからってことであった、???である。が、まあ理由はどうあれ、山に行きたいってことに父としては異論はない。
どこの山に登る
令和3年3月28日(日) 息子は春休み。
習い事があり(もちろん僕ではない)、午後3時には家に帰っているという条件をクリアしなければならない。
都心から車で2時間くらい往復4時間、山行は4時間くらい。合計8時間。
そんな条件を鑑み、考えた。
そして、まだ登ったことがない山の中から選んだのが、
武甲山 (1304m)
奥秩父にある日本200名山である。ピストンならば往復4時間もあれば大丈夫そうであるし、都心からは関越自動車道を使えば2時間くらいで着きそうだ。
その容貌は独特なものになっている。北側が石灰岩の採掘でかなり大きく削られているからだ。仕方ないことだったかもしれないが、残念な気持ちになるのは言うまでもない。
日程・コース
令和3年3月28日(日)
天気 曇り時々小雨
コースはピストン。小持山、大持山を回った周回を考えていたのだが、時間的に難しかった。
コースタイム [注]
- 山行
- 2時間46分
- 休憩
- 56分
- 合計
- 3時間42分
山歩きスタート
上り
1人でドンドン進んでいく。頼もしくなった。
山ごはん
下り
まっすぐに伸びる杉、剝き出しの根、うっすら漂う霧、歩いているだけで心が浄化されていくような錯覚に陥る。
途中で出会う大杉。
登山後記
【2021一人登山⑧】達磨山を登ってきた ー山も歩きたい、海も見たいってわがままなあなたにおすすめですー
前回の丹沢縦走の心地よい疲労はしばらく残った。早起きな僕が早起きできないほどに。身体からのメッセージに素直になった僕は、登山の後は睡眠時間をいつもより多くする。それが、老いた者の知恵である。年齢とともに無理はしない。大倉蛭ヶ岳日帰りピストンした男という勲章と引き換えに、目に見えない疲労をしばらく背負うことになった。
でも、山には登りたい。だけど、体は無理するなと言っている。じゃあ、軽めな登山にするかと決め次なる山を探しているところに、誰かのインスタグラムに素敵な山の写真。その山は
達磨山 (982m)
伊豆半島の西側に位置する。座禅した達磨大師に似ていることに由来しているらしい。確かに達磨大師がそこにいるような、安らかな気持ちにさせる山であった。
達磨山はとても素敵な山である。そのポイントを3つほど挙げておこう。
達磨山のステキポイントBEST3
1位 竹笹に挟まれた登山道で見晴らしがとてもいい
2位 富士山がキレイに見える
3位 西伊豆の海を眺めながら歩くことができる
1,000mにも満たない山なんだけど、海抜0mからの展望なので高度感もあり360°パノラマが楽しめる。いわゆるコスパが良い。それに伊豆だけに富士山の南側が見ることができ、丹沢から見る北側の富士山とはまた違って良かった。
日時・コース
令和3年3月22日(月) 天気 雲が多い晴れ
天気と暮らすでは登山指数A
最初に言っておくと、古希山から伽藍山の間は舗装道を通り、伽藍山は展望がそれほどでもない。つまり、、、、言わなくても分かるよね、伝えたからね。
駐車場情報
だるまやまレストハウス駐車場に停めました。無料で50台くらいは停めることができるのではないでしょうか。トイレももちろんあります。
山に登る
金冠山へ
これはだるまやまレストハウスのテラスからの1枚。雲が多いけど、それもまた良い。
駐車場から少し登っていくと達磨山へ向かう登山口。
登山道っていうより、公園の中を歩いている感じで芝生の道を進んで行く。
しばらく行くと、右手に金冠山が見えてくる。このあたりも、まるで日本庭園のような趣がありますね。
海が見える。
こちら分岐。右は金冠山、左は達磨山へ続く。とりあえず、金冠山へ。
あっという間に頂上なんだけど、景色はいいですね。伊豆の良いところがギッシリ詰まっている。
碑があった。その先には相模湾と静岡の町かな。頂上からの展望なら達磨山に負けていない。西伊豆スカイラインにドライブに来たなら登ってみるのも良いですね。
絵になる風景。スマホでは光が足りない、暗い。雲が流れて富士山がキレイに見える。
自撮り。曲がってしまっているが、一番いい顔で写っていたから、これ選ぶ。
さて、達磨山へ向かいますか。
達磨山へ
遊歩道みたいな道を進みます。登山道はしっかり以上に整備されていますよ。THE登山な感じな僕はじゃっかん浮いていたかも。ストックまで使っていたから(笑)
そうこうしているうちに西伊豆スカイラインに出る。右に少し行くと登山口がありますよ。
花咲き誇るアセビが迎えてくれる。天城山ではまだ咲いていなかったから、この2週間くらいで一気に咲いたのかな。山を歩いていると季節の流れを町にいるより感じることができる。年齢とともに、季節の移り変わり、時間の流れを大切にするようになった。若い頃にはなかったことだ。
アセビのトンネルが続く。伊豆に来たって感じる。
西伊豆の港町が見える。ずっと海が見えている贅沢な景色。
振り返ると富士山も。高い木がないから展望が良い。歩いていて飽きない。
小達磨山到着。ここはただの通過点。展望もありませぬ。
登山道が一直線に続いているように見える。この景色を見たくて達磨山に来たかな。
一度、西伊豆スカイラインに出て、今度は階段を登っていく。僕は少し急ぎ足で登る。自分の体力を試してみたくなったからだ。丹沢のおかげか、体力はアップしたような気がした。
達磨山山頂着きました。富士山がとてもきれいに見える。山頂はそれほど広くないけど、この時間は独り占めできましたよ。
古希山へ
登山道は続くよど~こまで~も♫って歌いたくなりません。僕は歌わないまでも頭の中に、その言葉はよぎりましたね。ここからも良い。
曖昧な空と海の境界。写真では海と言われなければ、海とは分からないですね。カメラのせいでしょうが・・・はは。
古希山に着きました。この後、伽藍山に行くのですが、ピストンならここで戻ってもいいかもしれません。僕的には。
伽藍山へ
振り返って、達磨山と富士山のツーショットを撮っておきました。雲がさらに増えてきた。下りは富士山をずっと正面に見ながら歩くことができる予定なんだけど、大丈夫かなと少し心配になる。
古希山から伽藍山へはほぼ西伊豆スカイラインを歩く。そのせいか、僕はこの看板を見ても伽藍山入り口と勘違いした。
だから、写真も撮らず登山道に入っていった。かなり下って行くなと思い、ヤマレコを確認すると伽藍山を通り過ぎていた。先ほどの写真は戻って撮ったものだ。
下山
あ~~、富士山が雲の中に消えていく。
完全に雲の中に富士山は消えた。下りの楽しみが消えた。まあ、この景色があるからいいか。
登ってきた階段を下る。
そして登る人たちがいる。
達磨山の奥に見えるのが天城山。
最近は山へは弁当を作っていこうと決めている。西伊豆の町を見下ろす景色が素敵なここで食べよう。
寝坊をし、適当に前日の残り物を詰め込んだもの。なので、まったく映えない。タッパーだし(笑)
登山後記
とっても整備された登山道はとっても歩きやすいのだけれども、体に鞭を打ちながら山を歩きたいと思っているM寄りな僕には物足りなさを感じたのも確か。でも、家族でハイキング、学校遠足ってイベントにはもってこいだろうね。
今度はもっと素敵な弁当を持って家族で行こうっと!!!
【2021一人登山⑦】 丹沢縦走する(大倉BS蛭ヶ岳ピストン) ー27キロの山歩きはきっと夏のアルプスにつながるはずさー
前回の天城山が若干消化不良だった僕はすぐに次の山行計画を始めた。計画を立てる前に、なぜ消化不良だったのかを再度確認する。そうしなければ、また繰り返す。
【天城山が消化不良だった理由】
・展望がほぼなかった
・コースが短かった
・稜線を歩くというコースではなかった
・カップラーメンを食べた
・都心から遠いわりに意外に・・・
というようなことが思いつく。だから、これと反対の山を選べば、消化不良は解消され、すっきり爽やかオロナミンCになるわけだ。
・展望が開けてて
・コースが長く
・稜線を歩けて
・カップラーメンは食べず
・都心から近いわりには絶景拝める
という山はどこだ!!!!!
あっ、あった。こんな条件がそろっている山は、大人気のあの山しかない。そう、
丹沢山塊
今まで、ヤビツ峠から塔ノ岳に上り大倉に下山するという縦走。
西丹沢ビジターセンターから檜洞丸を目指す周回コース。
と2度丹沢を訪れている。どちらも、最高の山歩きとなった。つまり、丹沢とはかなり相性がいいのだ。
前回の消化不良をすっきりさせるために、がっつり歩けるコースに決めた。
大倉登山口から塔ノ岳、丹沢山、そして最高峰蛭ヶ岳までのピストンコースだ。
それでは、そのコースの概要をざっとご覧あれ。
日時・コース
令和3年3月16日(火) 晴れ (風は強め)
天気と暮らすは風強いから登山日和Cであった。
地図ではまったくがっつり歩く感が伝わらないのであるが、27キロを歩く山行になるのだ。今までで最も長い距離を歩く。あのバテバテになった雲取山でさへ、25キロだったことを考えると、心してかからなければならないことは間違いなし。さあ、スタートだ。
※カメラを修理にだしているためスマホでの撮影になった。ボケボケなのはご了承くださいまし。
山に登る
塔ノ岳へ
まだ太陽が昇る前、5時15分に駐車場を出発した。そうそう、駐車場は大倉バス停前に平日なら1日最高500円で停めることができるところがあるよ。空の色が変わってくるのがいい~。
歩くこと15分ほどで登山口に。
塔ノ岳まで7キロ、緩やかな上りが続く大蔵尾根、通称バカ尾根と呼ばれているのは、あまりにも有名。7キロ延々登り続ける尾根で、「バカにできない尾根だぞ」からきている名前のようだ。誰がバカにできるものか、特に下り、年老いた僕は膝をやられたんだぞ、その気持ちが分かるか、この野郎(涙)誰に怒ってる?
太陽が顔をだす、しっかり本日の登山の無事を祈る。「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏」。ちがうか。
朝日が木々を照らすピンボケ写真。ここまでボケると、もうツッコめない。
秦野の町も朝を迎えつつある。あの娘も僕と同じ気持ちよい朝を迎えられていたら、いいな。そんな娘おらんけど
丹沢から見る富士山は北側なので南側に比べると白さが際立つんだよね。富士山は雪をかぶっているほうが圧倒的に良い。と僕は思う候。
左側に相模湾が見える。丹沢は山の層が厚い。
海がキラキラ光ってる。
そうこうしているうちに、花立山荘に到着。ここのお汁粉がおいしいようだ。食べてはみたいけど、ケチだからこの先も食べることはないような気がする。
南アルプスだったはず。甲斐駒仙丈のはず。けっこう登っているが同定は今だ苦手分野なんだよね。もし違っても、南アルプスと思って眺めたら得した気分になるのは僕だけかしら??
正面に塔ノ岳が見えてきた。パラレルな木道が良い。
塔ノ岳到着。ここで上りの半分ですな。のんびりしてはいられますぬさきをいそぐでござる。と僕は簡単に記念撮影をしてまた歩き始めた。
塔ノ岳頂上にて
富士山が宙に浮いているようだった。
シワシワな僕と富士山。いよいよ生誕半世紀が近づいてきたし、皺はしゃーない。まあ、富士山に比べれば、まだまだヒヨッコ。
塔ノ岳から丹沢山へ(約2.6キロ)
山の上に小さく見えるあれはみやま山荘ではないかい。あれを目指して行くよ!
稜線歩きは気持ちがいい。丹沢は登山道が整備されていて、遠くまでで自分の行く道、来た道が見えるのが好き。
富士山はずっと僕のそばにいてくれるし。
ほら笠までかぶって、僕の気持ちを盛り上げてくれている。ありがと。
あれは檜洞丸歩いた時に通った、ゴーラ沢かな。なんとなく、自分の登山経験がつながって、深まっていく感じがして嬉しくなる。
丹沢山到着。ストックをそんなとこに置いていたのか。除ければ良かった。朝早く出発したかいがあり、この時まだ9時くらいだった。
丹沢山から蛭が岳へ(約3.2キロ)
手前に見えるのは偽ピークだったはず、その先に見えるのが蛭が岳。ずいぶん遠くにあるもんだ。
写真では分かりにくいけど、自分がこれから登る道がはっきりと見える。けっこうしんどそうやな。
ほいほい蛭が岳ロックオン。頂上の小屋が見えますね。それにしても空が青い。
蛭が岳と富士山の間に檜洞丸というスリーショット。いいな~
丹沢最高峰蛭ヶ岳。帽子が色褪せていますがお気になさらず。この時点で、13キロちょい歩いている。そして、これから来た道を戻ることになる。合計27キロ。
帰りは下りといえど、蛭ヶ岳から塔ノ岳まではアップダウンがかなりあるので、体力は削られるだろう。一応、ペースを上げずに体力を温存しているつもりであった。
蛭ヶ岳頂上
お手製のお弁当持参です。梅干し、唐揚げ、玉子焼きは最高のトリオだよな。最近はカップラーメンより弁当。カップラーメンは体に合わないようで、食べた後、身体がとっても重くなるのだ。
もうちょい暖かくなったら、やっぱ山の上でごはんを作りたいよね。
おやつは歌舞伎揚げ。甘じょっぱさがたまらない。そして、飲み物は超甘いミルクティー、疲れた体に染み渡る。疲れてなければ甘すぎておかしくないので注意。
最後に富士山に挨拶。頂上にかかる雲がぐちゃぐちゃしてるな。
下り
丹沢山まで3.3キロだって、やっぱし、なげーな。アムロいきまーす!
右から3番目くらいのひょっこり高いのが、塔ノ岳かな。あそこが中間点だ。頑張れ俺。
不動の峰の休憩所も急いでるのでスルー。
ほら見て、かなり下って、上り返しも半端ないのが分かるでしょ。行きは良い良い、帰りは怖い。いや行きもけっこう大変やったな。
上りで写真撮れなかったみやま山荘。カレーライスがおいしいみたい。これは本当にいつか食べたい。
できたばかりの階段を登るぞ。
ガスってきて富士山が見えなくなった。同時に風も強くなってきた。煽られてバランス崩すくらいに。15mくらいはあるよね、たぶん。
あともう少しで塔ノ岳だ。
着きました。尊仏山荘。遥か彼方に見えるのが蛭ヶ岳。あそこから帰ってきたなんて思うと感慨深い。ここから、大倉尾根、通称バカ尾根を淡々と7キロ下っていく。
歩きやすいのだが、階段が多いので、とうとう膝が痛くなってきた。ラスト2キロくらいはペースを上げることができず。一度抜いた人に追いつかれた、ちょっと恥ずかしい。
お疲れでした!!!
登山後記
最近は、身体がもうダメっだってくらい歩くのが好きなんだよね。なぜか分からないが、そのほうが心身とも元気になるの。僕が山を登る理由の1つが、登った後の気分。山の気がいいのかな、人に優しくなるし、ちょっとしたことに幸せを感じられるし、行動に勢いがでるしで悪いことがない。
丹沢は僕が言うまでもなく、歩いていて、とっても楽しい山。頑張ったぶん、しっかりお返しをいただける。檜洞丸で出会った方が、丹沢なら丹沢山から蛭ヶ岳の稜線が最高ですよって言われていて。山蛭が出る前に登りたかったんだよね。達成できてよかった。
3度も丹沢に来ているのに、いつも一人。今度は家族で行きたいものだ。
【2021一人登山⑥】天城山に登る -山に登るというより森を歩くに近いかなー
天気次第で楽しさが変わる山登りは、「明日むちゃ天気がいいぞ」って時に行きたいものだ。そんな時、車があればって思うこともしばしば。ということで車を買ってしまった。ただ、山にもっと登れるようにという思いで。しかも、雪道にも強いぞってやつを。完全に山バカになってきている。こんな50歳になろうとは去年の今頃は思いもしなかった。人の未来なんて分からない、やっぱり今を楽しむしかないな。
そんなわけで、試走も兼ね、伊豆にある百名山、
天城山 (1406m)
に行ってきた。
どうも、ブログを書く前からの登山経験を合わせると、百名山20座目にあたるようだ。へえ~って感じ。もうそんなに登っているんだ。60歳までにどれくらい登ることができるだろう。楽しみしかない。登山始めて良かったな~としみじみ思う。
日時・コース
令和3年3月10日(水)
コースタイム
- 日帰り
- 山行 3時間35分 休憩53分 合計 4時間28分
S天城縦走路入口07:1407:28四辻07:2908:13万二郎岳08:2508:37馬の背08:3808:51石楠立08:5609:23天城山09:5109:54万三郎岳下分岐点10:27涸沢分岐点10:2811:17菅引分岐11:1811:24四辻11:2711:40天城縦走路入口11:4111:42ゴール地点
家から山まで
AM3時15分に家を出た。理由は、4時までに東名高速にのれば、料金が30%オフになるからだ。ナビの言うとおりに走っていると、伊豆スカイライン通称伊豆スカにのっていた。気持ちいい走りだ。海のほうから登ってくる朝日も時々顔をのぞかせる。やっぱり、ドライブは楽しい。
伊豆スカで途中のパーキングに停め海を眺める。遠くに伊豆大島を望む。悪くない朝である。
走ること3時間、伊豆高原ゴルフ場横にある、ハイカー専用の駐車場に到着。
AM6時半くらいに着いたかな。車は3台だけだった。トイレは冬季閉鎖されている。週末はゴルフ場のトイレが借りれるらしい。平日に行く方は注意が必要。特に朝はね~、腸の活動が活発になるから、あはは。
山登り開始
万次郎岳へ
駐車場からすぐに登山口がある。
樹林帯突入。登山者が多いため、登山道の浸食が激しい。
登山口からすぐに幹がツルツルの木がある。朝の光を浴びて神々しい。天城山の主のような貫録を漂わせていた。ヒメシャラというらしい。ツバキ科。
四辻という分岐にでた。周遊コースなので、どちらから行っても頂上にあたる万三郎岳に辿り着く。
風のせいなのだろう。木がお辞儀している。
壊れた階段の先にヒメシャラ。歩いていると、気づいてくるのだが、奥多摩やアルプスとは樹林帯の雰囲気が異なる。なんとなく南のほうにきてるんだなって気分。
天気は曇りかな。時々、太陽が顔を覗かせる。登山道の土は削られている。
そうこうしているうちに、最初のピークである万次郎岳に到着。木々に囲まれ展望はない。展望がのぞめないことは知っていたが、予想以上に開けていない。
万三郎岳へ
わずかに木々の隙間から伊豆の山々を楽しむ。
さて、万三郎岳を目指すぞ。
木々のトンネルを抜ける。こういう道好き。
馬の背に。
車を停めた伊豆高原ゴルフ場が見える。
アセビのトンネル。アセビは「馬酔木」と書く。毒があり、馬がその芽を食べると酔っぱらうらしいぞ。
身長が大きい人はくぐるのが大変かもね。ザックがひっかからないように注意が必要だ。
万三郎岳登頂。わりとサラリと登ることができた。お腹も空いたので、ここでランチタイムにすることにした。
セブンイレブンで買った飯田商店というカップラーメン。ようやく紹介できるが、少し前に買った山専用ボトル、通称ヤマセンボトル。良く見ると「専」が抜けただけだな。
下山
食べたら、下山開始。
遠くに熱海かな、伊東かなが見える。その先は、当たり前だが海だ。切れ目が分からない。
初島も見える。大きなホテルがあるんだね。
展望も見どころも少ない。そのせいか、最近は人の手が入っていない感じがする。行政も力を入れていないのか。階段がかなり崩壊していた。
崩れている階段たち
この階段、逆に使うの怖いでしょ。
丸太を跨いで歩く。鍛えられるぞ~。最初はなんでこんなに歩きにくくしたあるのか分からなかった。途中で、「これは崩壊しているのか」と気づく。
鎖かロープが欲しいくらい、あはは。
というわけで、もう少し整備していただけたら、もっと気持ちよく歩けるだろう。
おもしろい木たち
まだ若いヒメシャラなのかな。水族館の人気者チンアナゴを思い出させる並び。
これもアセビなのかな。
アンコールワットみたいでしょ。
浸食により倒れた。かわいそうではある。
最後にもっとも印象的に残ったヒメシャラを。
壊れた階段や写真には撮っていないが岩でガレタ道に苦労しながら登山口へ戻る。いつもと反対で下りが疲れた。どうも、カップラーメンは体に合わないようで、食べるといつも体が重くなることにようやく気付いた。
ありがとう。思ったより疲れてしまった。
感想
はっきり言うと、3時間もかけてわりには残念な山行であった。天城山が悪いわけでは決してない。人それぞれ好きな山のタイプがあり、僕の好みではないってだけだ。展望が少ない山は僕好みではないことがはっきりした。登山するって決めて歩くときは、展望や開けた稜線がないと消化不良に終わる。これでは、僕にとって山に来た意味がなくなる。今回、百名山ということで来てみたが、名より実をとるように山を選んでいこうとつくづく思ったしだいである。重ねて言うが、天城山は悪くない(笑)
おじさんが言っていたように、今度は八丁池のほうから万三郎岳を目指してみようかなと思う。そしたら、また違った天城山が見えるかもしれない。まあ、当分はないだろうけどさ(笑)
それと、花が好きな人はシャクナゲが咲くころに訪れたらいいかもしれないよね。
【ふるさと納税】愛媛県八幡浜市から高級みかん「せとか」をいただきました。
ふるさと納税の返礼品の紹介です。
今回は、
からの果物をいただきました。愛媛県と言えば、みかんの産地として有名。和歌山県、静岡県に次いで、生産量3位。
そして、いただいたみかんが、
せとか(3キロ)
寄付額 10,000円
形も大きさもいいですね。15個くらい入っていると思います。ケンカにならないように家族3人平等に5個づつ分けました(笑)
さっそく食べてみましょう!
よろしいか分かりませんが、包丁で切った断面ではなく、荒々しく剥いた姿をお見せします。これがブログの醍醐味、、、かしら。外側の皮がとても薄いのが分かりますでしょうか?手で剥けますよ。
外側の剥いて、半分に開くとここんな感じに内側の皮が裂けます。これは、内側の皮がとても薄いからです。一般的なみかんより皮が薄いのではないでしょうか。だから、とても食べやすいですね。
1房にすると、内側の皮がごっそり剥けます。もちろん、剥けた皮は隣の粒に残っているのですが、皮の厚さをほとんど感じさせないですね。
写真からも1粒1粒が艶々して瑞々しいってのが伝わってきます。口に入れると、粒が弾けその瑞々しさに圧倒されます。カミサンが「おぉ~~ジューシーだね~~」と連発していました。
ほら、内側の皮が分からないくらい薄いでしょ。
感想***
ビックリするぐらい美味しいです。良い例えか分かりませんが、内側の皮はふつうのみかんより薄いのに、味はネーブルのごとく甘くジューシーです。これを食べると、ふつうのみかんが何か物足りなくなるので注意が必要です。間違いなくリピしそうなしなものでした。ってか、ふるさと納税ではなく、ふつうに買っちゃいそうです。
最後に生産者さんのご紹介です。愛媛県八幡浜市で3代続くみかん農家さんです。
その名も
株式会社 三代目みかん職人
「まんまやん」って突っ込みが入ることも想定内なネーミング、素敵です。
感謝状も封入してくださったりと、とてもお客様を大切にしていることが分かります。興味を持った方はぜひ!!!
ほら男前の三代目がのぼりを立ててるよ。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
【おうちごはん】キャベツがたくさんあったのでキャベツカレーを作ってみた -野菜嫌いの子どもでもペロリー
野菜が嫌いな子どもでもいつの間にか、野菜をたくさん食べることができる料理をいつも僕は考えている。もしかしたら、人生の大半をそのことに費やしているかもしれない。ウソですけど。
でも、たくさんの親同様、野菜をできるでけ子どもに食べさせようという気持ちはあるにはある。
そこで、義父から押し付けられた、いや、いただいたキャベツが2玉もあるので、キャベツカレーを作ろうという考えに至った。
我が家の定番である「キャベツと鶏の手羽元を圧力なべで煮込んで作るスープ」がこのアイデアの種である。スープもうまいからカレーにしてもうまいだろうという安易な考えである。
レシピ
材料
キャベツ 圧力なべ半分になるぐらい(押し込んで)
たまねぎ 中1~2個
にんじん 半分
ジャガイモ 半分
手羽元 4本
カレールー お好みを
作業
キャベツをざっくり切る
それをなべにいれます。
たまねぎの千切りをいれます。
にんじんを擦っていれます。ほんとうは、いちょう切りしたにんじんをもっといれたいのだけど、この日の我が家はニンジンがありませんでした。まあ、ニンジンがなくもておいしくできますので。
擦ったジャガイモをいれる。トロミの関係上、擦ったジャガイモは入れる。僕は擦ったジャガイモをいれることがカレーライスのおいしさを決めると思っている節がある。ニンジンはいれなくても良いが、ジャガイモ必ず入れる。
そして、最後に手羽元をのせる。ルーが素晴らしいから、手羽元はこれくらいで十分。骨付きのほうがおいしいスープになるような気がするから、手羽元を使っている。
そして水を入れる。材料の高さの2/3くらいかな。これ水を入れた状態なんですけど、水が見えていません。キャベツから水がけっこうでるので。水の入れ過ぎは注意ですね。
ここから、圧力なべのフタをして煮込む。圧がかかってから弱火にして、30分以上は煮込む。もっと長くてもいいくらい。僕はフタを開けてからも15分くらいは、煮込みながらキャベツをつぶし形を無くす。するとこんな感じに。
これに適量、お好みのカレールーを入れたらできあがり。あれほどキャベツが入っているとは思えないでしょ。
完成
トッピング
ムスコッチはこのままを喜ぶのだけど、大人はもう少しトッピング欲しいということで、茹でたホウレンソウ、炒めた玉ねぎ、焼いたジャガイモをトッピングする。すると、とてもおいしそうに見える。
感想
予想通り、キャベツをまったく感じさせないカレーライスができた。ムスコッチもまさか大量のキャベツを自分が食べているなんてことは露知らず「うまい、うまい」と食べていた。
これはシチューにも応用できるので、キャベツがたくさんあって困るって時には作ってみて損はないですよ!
【2021一人登山⑤】雪の飯縄山と四阿山に登ってきた(四阿山編) ー雪山初心者はコースを間違えるととても焦りますー
の続きです。もしあなたが、飯縄山の記事も読んでくれたら、僕は裸で駆けだします。ってのはウソです。
登山記録
バス移動
泊まったホテル祥園をあとにする。バスは7時5分上田駅発、温泉は朝6時から入れ駅まで5分ということもあり、ギリギリまで温泉で体を温めてから出発です。間違いなくいい湯でした。
上田駅のモルゲンロード。悪くない。
さすが平日ということもあり、空いています。この写真ではそれがどうだか分かりませんが。。。はは。
バスの中から山が見えました。たぶん四阿山と根子岳だと思う。違ってたら、ダメなわたしに誰か教えてください。
だいたい45分くらいで菅平ダボスバス停に到着です。バス停の写真を撮り忘れましたが、トイレも待合所もあります。菅平だけあってペンションなどもたくさんありそうなので、もしバスに乗り遅れても安心ですね。
バス停から登山口まで歩く
バス停から大きな道路にでて右に行くと、この看板にぶつかります。おぉ明治の人たちはよく来るのでしょう。田中陽希さんも明治でしたね。がんばれ一筆書き。
明治大のセミナーハウスを右に見て進みます。すると
こんな看板にぶつかります。これを右側に行きます。
トレースはあるものの早くもズボズボきます。子どもの頃、雪が降った次に日の登校を思い出します。あぁ懐かしや。雪道に慣れるのにちょうどいい。
すると、また舗装された車道にでます。ここを歩いていると、マイカーで来て登山する人たちに抜かれます。
ジムニーで犬の散歩。雪国ならではの風景ですね。
いやいや、んなコタ雪国でもないやろ。
道路の右側は牧場。ここをスノーシューで歩いたらどんなに幸せなんでしょう。
なんて考えながらトボトボと歩く。
牧場の管理センターに着いた。車でここまで来る人もいたよう。
かなり手前で「私有地につき入るべからず」なんて書いてあったのだが、「そんなの関係ねー、そんなの関係ねー、はい、オッパピー」と言いながら準備してされていました、もちろんこれもウソです。
右に行くと登山口のよう。
ちなみに根子岳は「ねこだけ」と呼ぶのだが、猫限定ではない。
登山口に着いた。僕がトロイのか、バス降りてからすでに1時間くらい経ってしまった。地元の髭をたくわえたおじさんが話しかけてくれた。「今日は歩きやすいんじゃないか」と。勇気100倍だ。
頂上目指して登る
白樺の間を抜けるように歩いて行く。うっすらとしたトレースがある。まだ午前中だけあって、雪は固く歩きやすかった。「おじさん、あなたは間違ってなかったよ。」
お腹減ったので、朝飯にすることに。ローソンのスペシャルサンドとBOSSのスペシャルミルクティー。「スペシャル」は僕の個人的見解でつけてみた。山にいるというのが、僕にとってスペシャルだからだ。これからは、山で食べるもの全てにスペシャルをつけることにしよう。
少し前に降った雪であるがそれなりに積もっている。前日の飯縄山より、人が通っていないので、埋まりやすいのは致し方ないことである。しかし、ビギナーにとっては先行きに不安を感じずにはいられない。沢を渡るところであるが、落ちたら冷たいこと間違いなし。
膝くらいまで埋まるが、こんなんもんなのか。もっと高い場所ではどうなるのだ。歩きにくいから、ワカン装着。昨日の練習で装着のコツは分かっている。ふふふ。そう、強く締めるのだよ、遊びはいらない、もっと強く。
マジックマウンテンのワカンを直前に買って良かった。無くてもいいかなと思っていたけど、無ければ泣きをみるところだった。
快調、会長、開帳、回腸、怪鳥。ビバワカン。
白樺って脱皮するんだね。山から帰ったら、僕も一皮剥けるかな。
白樺がきれい。
これ白樺ですよね?
影もいい。
これ影ですよね?
トレースの横はまだ誰も足を踏み入れていない未踏の地。歩いてみたい欲望がウズウズ沸き上がってくる。ビギナーの不安は、「どこまではまるんだ」「はまったら一人で抜け出せるのか」ってこと。これは慣れていくしかないのかな~~。
浅間山とその仲間たちが右手にのぞみながら上る。
仲間の名前も書いておこう前掛山とあと分からん。
おっ、あと2.8キロ。まだ余裕がある。
遠くに見えるのは頂上じゃないよ。中四阿だよ。今、いるのが小四阿だよ。小、中を卒業して、ようやく頂上なんだ。
痩せた尾根。左右に樹木があるから怖くない。
すこしだけ冒険。自分でトレースを作ってみた。意外と埋まらない。
僕ちょっと調子にのった。
シラビソが生える雪原あらわる。
空に飛行機
この道を辿って行けば頂上に着くんだよ。
かなり調子乗った僕は、新雪の上を歩く。まだ元気。遊ぶ余裕がある。
お腹空いたのでピーナッツパンを食べる(食べかけですいません)。食べながら見る山は
浅間山とその仲間たち。名前知らず。
再び歩き始めると、シラビソの先に中学生が、いや中四阿が。
雪庇。雪山に行ったことがない時は、誰かが撮った写真を見ながら、「恐ろしや~~」って思っていたけど、思ってたのとは違った。意外と大丈夫。
そんなに気にせず歩くことができる。それは怖いもの知らずって状況かもしれないけど、雪山についてはリスクをもっと勉強しないと。
標識を右へ。
シラビソの森に突入。
これがモンスターだったら、もっと上がるのだけど、あいにく暑いくらいの気温。
森を抜けると、突き抜ける青。
浅間山見てまうな~
分かりやすい山っていいよね。
雪原の先に四阿山の頂上が顔をのぞかせた。
深田久弥はこれを「乳首」と呼んだらしい。カミサンにいったら、とってもイマイチな表情をされた。。。久弥、他になかったのか。
ほんと、標識ありがたいわ。
頂上までの直線。
これは、小でも中でもありません。
先客が手を振ってくれています。ありがとう~~。
なんてことはなく、気のせいでした。先客はすぐに奥に引っ込まれました。
左を見ると、ほとんど雲がなかったにもかかわらず、細長い雲が現れた。
僕はかってにあれを「龍雲」と認定しました。こいつは縁起がいい。そして、
登頂
ここは「キャベツ畑で愛を叫ぶ」で有名な群馬県嬬恋村らしい。そう書いてある。
頂上からのパノラマ。
かっこいい。
ずっと先に見える、真っ白い山はなんだろう。トレースの先っぽまでは怖くて行けませんでした。
貸し切りの頂上で自撮り
自撮り1
「標柱に依りかかる僕」
自撮り2
「行けるところまで行った僕」
自撮り3
「浅間山とその仲間たちを望む僕」
自撮り4
「寝転ぶ僕」
と頂上は貸し切りだったので、思いのままに自撮りしました。すでにこの時、13時を過ぎており、予定より1時間ほど遅くなっているので、ごはんも食べずに下山に取りかかりました。
菅平牧場を目指し下る
最後に根子岳を見て、下り始めます。
今回、根子岳への周回も考えていたのだけど、とんでもない話でした。体力も、時間も、経験も、魅力も足りていません。猫に、いや根子岳に「おまえはまだ四阿山ピストンで十分じゃ」と諭されているような、「また来いよ」と慰められているような気持ちになった。
下りは得意なので、バンバン下って行く。トレースがしっかりしているから安心だ。これを辿っていけばいいだけだからな。
という考えがとっても浅はかだったことに、この15分後くらいに気づく(涙)
この標識みたらどっちに行きます?あまり何も考えず四阿山とは逆でしょと四阿高原に向かってしまった。しかもわりとハイペースで。
下りでのコース間違い
下りはコースを外れてしまった。青丸のところで右に行くと菅平牧場方面であるにもかかわらず、左のほうへ行ってしまった。左はあずまや高原ホテル方面の登山口に向かう。
マイカーで来る人はこちらの登山口から登る人のほうが多い。だからトレースもしっかりしているのだ。それに騙された。まあ、誰も僕を騙す気などないのであるが。。。
ほら、トレースがしっかりしているでしょ。
黄丸あたりでようやく「あれ、コース間違ってるな。」と気づいた。上りを引き返すのはしんどいと思い、GPSを確認しながらトラバースし、菅平へ行くコースに戻ろうとした。しかし、そこはトレースのない道。そして、他に登山者も見当たらない。「はまって動けなくなったらどうしよう」「ほんとうに元のコースに戻れるのか」という不安が襲いかかってくる。
膝上くらいまでしかはまっていないのであるが、コースを外れたビギナーを不安にさせるには十分であった。足跡に彷徨っている感がでている。たぶん、雪山に慣れた人なら、まったく不安になるところではないだろうが、経験がないというのはこういうことなのだろう。
結局、不安に打ち勝つことはできず、間違った地点まで戻ることを決めた。そして、無事に予定のコースに戻ることができた。ホッ。
下山後
無事、下山できた。
バスまで時間があったので、踏み跡のない雪の上をワカンで歩き遊んだ。何か達成感もあり、疲れからの高揚感もあり、疲労痕倍ながらもはしゃいでいた。
明治大のセミナーハウス横に再び戻った時には日が暮れていた。まるで、僕を照らしてくれているようではないか。「よく頑張った」と、ははは。
登山後記
雪山初心者が雪の四阿山を登って不安になったこと
・深い雪や緩くなった雪にはまった時に抜け出せるか
・トレースがないところがどれだけ雪が深いか、もしくは雪の下がどうなっているか
踏み抜くと股のところまでくる、ストックを突っ込んでみるとその深さが分かる。道中、こういう踏み抜きが何度かあり、とても焦る。
トレースがあるってのは、ラッセルしなくていいから楽ちんってのもあるけれど、それ以上に「そこを通れば安全だよ」って安心感のほうを強く感じた。まあ、ラッセルでは体力削られまくりなんですけどね。
また、先にも書いたが、初心者にとってコース間違いは夏山以上にショックが大きかった。体力がなくなっている下山中はなおのこと。トレースがないところをショートカットしたい気持ちは分かるが、初心者は間違った地点に戻ったほうが安全であるのは言うまでもない。
今回の雪の四阿山はとても勉強になった。ピッケルを使うような場所はなくても、歩く距離、時間、雪の深さなどによりリスクがあることが分かった。何事もそうであるが、経験しないと「ピンとこない」ものである。とにかく、あまり考え考え過ぎずに雪山に行ってみるってのは大切かもな~。
リスクばかり書いてしまったが、不安以上に楽しさのほうが大きいことを最後に言っておきたい。雪山を登るってのは、雪遊びの楽しさと、山登る楽しさが合体した感じ。もっともっと経験値を上げ、もっともっと楽しみたい。と思わずにはいられない。今度は、ラッセルの練習しよっと。
以上。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
【2021一人登山④】雪の飯縄山と四阿山に登ってきた(飯縄山編) -1泊2日での雪山2座登頂は僕をタフにしたー
雪山に行きだして、日々、次はどこに登ろうかと考えている。自分の休みと天気予報とにらめっこしながら、雪山初心者でも安全に登れる山を探す。 ネットやヤマレコで検索したり、図書館で雪山の本を借りたりする。
今回は、ホテル泊であるが1泊2日で山に行くので、どうせなら2つの山を登りたいと考えていた。バス移動で、2つの雪山が登れる、しかも初心者が。ということで探していると、はい、みつかりました。
四阿山(2354m)
何と読むのでしょう?「あずまやさん」です。これを読むことができる人は稀ではないか。知る人は知ると思いますが、日本百名山の1つなんです。長野県と群馬県の県境に位置し、ラグビーの合宿地として有名な菅平高原からのアクセスになります。
そして、その四阿山の近くに雪山を探していると、またまた初心者でも大丈夫そうな山を見つけました。それが、
飯縄山 (1917m)
こちらは、「いいづなやま」と読みます。四阿山より、もう少し北に位置し、戸隠山、妙高山、黒姫山、斑尾山とともに北信五岳に数えられるそうです。これらの山もいつか登ることになると思うので、いつかのブログ読んでください(笑)
2月21日(日)、22日(月)の2日間で登る予定なので、天気とくらすを毎日チェックしながら、初日に飯縄山、2日目に四阿山に登ることに決めました。どちらの山も長野県にあるのだけど天気は微妙に異なるんですよね。
というわけで、初日の飯縄山のことから書いていきます。
山に登った記録
新幹線で長野駅で下車し、善光寺口から出て正面の大きな道路を渡って左側に7番乗り場があります。案内所がありますので、そこでバスチケットを買ったほうが降りる時に楽です。帰りは現金で払えばいいと言われました。が、買っておいても良かったかな。
爪が不健康だな、あはは。
バスに乗ること45分。わりとあっという間。
バス停降りたら、この看板が立っていますので迷うことなく登山口に向かえました。トイレはどこにあるか分からなかったな~。ここで、降りたのは僕と若者の2人でした。その若者と、「頂上で写真を撮り合おう」と約束し、先に出発しました。
しっかり雪かきしてあり、登山口までは楽に行くことができます。いい人がいるもんだ。ありがとうさんです。
登山口です。トレースはしっかりあるし、日曜ということで人も多いから、安心して登ることができる。なんか、カメラのレンズのガラスに汚れがついてる(涙)この後もずっと汚れたまま、、、ショック。
道中、たくさんのお地蔵さんが見守ってくれます。アイコンタクトで挨拶するぐらいしかできませんでした。やっぱり信仰の山なんです。
気温が高いせいもあり、歩いている間はアンダーシャツとロンTで十分な感じ。最後に雪が降ってからしばらく経っているのか、歩きやすくはありました。しばらくは、緩やかに上っていきます。
夏登山道は雪崩の危険があるため通行止めです。
天狗の硯岩への分岐ですね。頂上へは左へ行きます。
最大の難所の急登、この手前でアイゼン装着。これは上っている途中で撮った写真。下に小さな人影が見えるだろうか?なんとなく、急そうだなって分かります?ここはしんどかった。下りは滑ったし。
ちょっと樹林帯がまばらになり、青い空が見えてきた。
おぉ~~ひらけたよ~~~、ガスっているが遠くに北アルプスが見える。こうなると、誰もがそうであるように急に元気になる。樹林帯を黙々と歩くのも嫌いではないが、やっぱり展望が開けている所を歩いたほうが楽しい。
広い稜線。トレースを外れると膝くらいまで踏み抜くが、どこでも歩ける。まだビギナーな僕は真面目にトレースの上を進みます。とっても真面目なのです。トレース大好き。踏み抜き嫌い。
大明神まで登ってきた。振り返ると、北アルプスがドガ~ンと。さっき抜いたおじいさんがゆっくりと登ってきている。おじいさんの足取りはとってもゆっくりだったけど、確実に一歩一歩進んでいる。そして、
飯縄大明神まで来て、頂上には行かずおじいさんは下っていった。とっても絵になる写真。
戸隠山たちが近い。雲はほぼなし。北アルプスはとても白い。素敵。
飯縄大明神は雪に埋まっていた。覗きたかったけど、たくさん人がいたのでやめておいた。さてさて頂上を目指すぞ!!!エイエイオー!!!
トレースの先に頂上らしきものが見える。雪の上に1本続くトレースってとても美しい。これは夏山では味わえない喜びである。頂上を目指す多くの人により出来上がるトレース、これこそ意志あるところに道できるだ象徴だ。まあ、歩き始めの人が一番しんどいんだけどね。
頂上が近づいた。これが、俗に言う、ヴィクトリーロードか、これがあの、おおおぉぉ~
おおおぉぉぉ~~~頂上が白い雪で覆われている。まだ誰にも侵されていない領域がある。そこに足を踏み入れたい欲望が、メラメラと沸き上がる。でも、どんだけ埋まるのか分からんから止めておこう。ビビる~~。
着いた!!! もちろん埋まってます。なんと、バス停であった若者が声を掛けてきてくれた。約束通り、撮影大会。
山頂標柱の前でかっこつけるところを撮ってもらった。
山を指さしかっこつけるどころ
写真を撮りあった後、彼は下っていった。そう、彼はいつのまにか僕を追い抜いていたようだ。若いっていい。けど、初老には初老の山登りがある、、、はずだ。たぶん。。。
さてさて腹ごしらえ。今日も大好きなココイチカレー、わ~~い⤴
できた。映えない。今後の課題だな。
頂上にはたくさんの人がいるから、まだ自撮り大会ができない。
暖かいし、しばらく昼寝をして待つ。おっ、だんだん人が少なくなったぞ。
そ~れ、自撮り開始だ!!!
自撮り1
遠くに走り去る僕
自撮り2
踏ん張りながら立山をみつめる僕
自撮り3
立山まで届くように手からオーラをだしてみる僕
さてさて、十分オーラをだしたところで、下りますか。
あの人に追いつくぞ!!!いや、そんな気はまったくない。
登り切れば再び飯縄大明神。あと少し。太陽も見つめている。
あれ、誰もいない。大明神でも自撮りするぞ。
自撮り4
雪山を歩いている感じをだす僕
自撮り5
シュカブラと僕
さてさて、自撮り大会も十分楽しんだし。最後に北アルプスを拝んで本気で下りましょ。
下りは上りの反対です。特に写真も撮っていません。あしからず。
下りきった。まだ、バスまで時間があるぞ、ワカンの練習をしますかね。この練習が次の日に活きてくるとはこの時の僕は知る由もなかったのだ。
最後に飯縄山にあいさつをして帰路につくのであった。
あっという間に、本日宿泊する上田市に到着。
ラーメン食べて。
生ビで打ち上げて。
ホテルで寝て、次の日の四阿山に備えましたとさ。
つづく
電車、バスを利用した山へのアクセス
1日目
6時28分東京発新幹線 はくたか551号 ⇒ 8時06分 長野着
8時30分 戸隠スキー場行〔70番〕 飯縄山登山口下車 (950円)
帰りのバスは1時間に1本くらいの割合であるので、登る前にバス停にある時刻表でチェックしておくといいと思いますよ。一応、写真を貼っておきますので参考にしてくださいまし。
結局、僕は15時38分発のバスで長野駅に向かったんです。そして、しなの鉄道を利用し長野駅から上田駅に移動しました。駅から徒歩5分、しかも温泉のある宿、祥園に一泊し、四阿山へと向かいました。
2日目
上田駅始発 7時05分 菅平高原行バス 菅平ダボス下車 (500円)
バス停から登山口まではけっこう距離があるので、計画に注意が必要です。こちらも、帰りのバスの時刻表を貼っておきます。
季節により運休になる便もあるので注意が必要です。スキーシーズンは1時間に1本はあるので、少し安心ですね。僕は、予定よりかなり遅くなり、17時40分の便で帰路につきました。かなり疲れ切ってましたね、あはは。
登山後記
雪山初心者でも登りやすかったです。途中に急登がありますが、ストック&アイゼンでOKでした。アイゼンなしではキツイかも。人気の山なのか、トレースもしっかりしており、道に迷うこともなさそう。
さすが長野県だけあって、たくさんの山を望むことができる。北横岳の時より北アルプスを近くに感じられるのが、なんか嬉しい。
長野駅よりバスが1時間に1本でているし、東京から3時間後には登山開始できるってのはいい。もう一度、登りたくなります。
【2021一人登山③】雪の赤城山に登ってきた ーアクセスの方法に翻弄されたが雪山歩きはとても楽しいー
雪山というのは、ギリギリまでどこの山に登ろうか迷います。なぜなら、天気しだいで途轍もなく危険な山と化す可能性があるからです。しかも僕は、雪山ビギナー、かつ車がないので公共交通機関利用。行く山は限られます。
結局、「天気とくらす」を見ながら、長野、福島方面は風が強すぎる予報がでているから、耐風姿勢を知らない僕はすぐに選択肢から外しました。50手前の男が風に飛ばされたなんてなったら家族が恥ずかしい思いをしてしまいますからね。一人で山に行くのを許してくれている家族に恥をかかすようなことだけはしたくありませんよね。
雪山ビギナーでも登りやすく、かつ公共交通機関を利用できる山として、僕のお眼鏡にかなったのが、
赤城山(1828m)
群馬県前橋市からバスで行くことができますが、アクセスにけっこう四苦八苦しました。それでも、赤城山は雪山ビギナーも優しく包み込んでくれるような山でした。楽しかったです。北横岳に行った経験から、少し遊んだりする余裕もできましたし。
でも、バスで行くなら土日に行く、もしくは自家用車で行くことをおススメします。いやいや、ほんと時間がかかりましたから。
赤城山への行き方
2月4日(木)、平日の休みに行きました。
赤城山は前橋駅から関越バスを利用します。11月4日から冬用の時刻表になり、平日は赤城山への直行バスがないので注意が必要です。土日はありますよ。
するとですね、前橋駅発のバスが、午前中は7時32分か10時35分の便しかないのです。しかも、都心からは7時32分は始発に乗っても間に合わないという有様なんですね。参りましたね。
往路
6時58分新宿発 湘南新宿ライン⇒高崎着8時51分⇒両毛線前橋へ
9時半には前橋に着いたので、10時35分のバスまで1時間ありまして、マクドナルドでお茶しました。
バスは富士見平温泉行で終点まで行き、赤城山ビジターセンター行に乗り替えます。赤城広場BSで降ります。11時55分着です。5時間の長旅になりました。
復路
17時17分赤城ビジターセンター発が最終になります。これに乗り遅れたら大変なことになるので注意が必要ですからね。
赤城山に登る
前橋駅から赤城広場BSまで乗客は僕一人でした。そのせいか、運転手さんの「出発します」の声に思わず「よろしくお願いします」と返事をせずにはいられませんでした。
これが赤城広場前のバス停です。ここでUターンしてビジターセンターに向かいます。向かいにトイレがあります。
便座は冷たいので気を引き締めて座ってください。
バス停から1キロ程度は、舗装路を歩いていきます。左手には、結氷した大沼があります。平日の寒い中にもかかわらず、ワカサギ釣りに興じている釣りジャンキーな人々がいます。
遠くに見えるのがそのジャンキーたちです。
上り
登山口にでました。雪はそれほど多くありませんので、アイゼンを履かずに登っていきました。雪山ど素人にかかわらず、この程度の雪でアイゼンを履いてなるものかというつまらんプライドが働いていたのかもしれません。というか、僕は、どういった状態でアイゼンを履けばいいのか、初心者のため分かっていないってのもあります。
だんだん雪も増えてきたので、そろそろアイゼンでも履いてやるか、なんてツンデレ系な気持ちでアイゼンを装着しました。ここで思ったのが、もっと早く履けば良かったです。履いたほうがずいぶん楽に歩くことができました。何事も素直で謙虚になることが大切です。
雲が増えてきて嫌な気持ちになります。天気予報は、もう少し遅い時間から雲が増えてくると言っていたのに、山の天気とはなんとも移り気なものですから、「女心と秋の空」とはうまいことを言ったものです。あっ、それは秋の空か、山は関係ありませんでした。
雪庇です。パイセンのハイカーブログを徘徊すると、「雪庇には気をつけろ」「雪庇に近寄るな」「雪庇が育っている」など書かれており、雪庇に対する恐怖感がとてつもなく僕の中で育っていました。しかし、実際、目の前にすると「お~~、これが雪庇か~~」と興奮せずにはいられませんでした。もちろん、パイセンがに言われた通り近寄りませんでしたけど。
上りの途中までは、まだまだ青空が見えていました。
霧氷は見れないと思っていましたが、うっすらと木が凍っていました。「お~~~、霧氷ではないか」とここでも興奮しました。雪山ビギナーを興奮させるのは、とても簡単なんですね。
稜線に出ました。黒檜山と駒ヶ岳の分岐を左に進む道です。もうゴールは目の前です。
赤城山に到着でございます。まだ、この時は近くの山は見えていましたね。雲行きがとても怪しいので絶景スポットへ。
絶景スポット
絶景スポットの真価を感じることはできませんでした。怪しい雲が、絶景を隠してしまったのです。でも、写真は撮ります。
カメラセンス、技術がない僕にとっての強い味方である太陽様をも雲が隠してしまったので、くら~くて、映えない写真を撮ることがしかできませんでした。
ちょっとこれはいい感じの写真です。山の同定はまったくできていません。遠くの山を真っ白く包むガスがこちらに近づいてくるのが分かります。駒ケ岳への道を急ぎました。
黒檜山大神
見ての通り、鳥居に着いた時は辺りは真っ白です。ここで、立ち止まり神様に相談します。稜線を進むか下るかの。初めての山、ガスガス、一人、バスの時間などを考え、頂上でご飯を食べて下山することに決めました。
頂上でそば食べる
頂上は貸し切り状態で、セルフ撮りし放題でした。
これはセブン印の鴨そばです。前にも書きましたが、ラーメンに比べて、汁を飲み干しやすいので割とヘビロです。
下り
もう、そばにある木々たちだけしか見えません。でも、この木々たちが風を遮ってくれるので感謝です。
神社や大沼も見えてきました。ジャンキーたちは家路についたようです。
おじさんでも、体力がまだ余っている程度しか歩いていないので、ツボ足の練習をします。年甲斐もなく、まわりに人がいないことをいいことにはしゃぎまくっています。
無事下山しました。黒檜山を眺めると、頂上はガスガスガスです。天気を回復を待たなくて良かったです。
下山後
とてもゆっくり下山したのですが、この時点でまだ15時半くらいです。アイゼンを履いたままブラブラします。当たり前ですが、アイスバーンの上でもアイゼン履いていれば滑りません。感動しました。
ビジターセンター
ブラブラしていても時間が余ったので、ビジターセンターでヌクヌクして待とうと思ったのですが、
閉館していました。これは注意が必要です。まだ、30分以上あります。外にあるベンチで待つだけです。バックに入れていた紅茶花伝を飲もうと取り出すと、シャーベット状になっていました。やっぱ寒いんだわ。
子連れ指数
☆☆☆☆★ (星4つ)
コースタイム、標高、距離などを考えると、子連れでも楽しいだろうなということが想像できます。夏は暑そうなので、春や秋に来るといいかもしれませんね。もちろん、車で。
感想
今回は天気に恵まれず、赤城山の本気の展望を眺めることはできませんでしたが、雪山を歩く練習という意味ではとても楽しい山歩きになりました。
公共交通機関を使っての都心からのアクセスは4~5時間かかりますので、山を歩く時間を考えると、移動時間長いと思わずにはいられませんでした。早く、自家用車で行けるようになりたいものです。
【ふるさと納税】大館市の比内地鶏2回目 余すところなく食べ尽くし気づいたことをまとめた
到着しました。2回目の大館市からの比内地鶏。前回が美味し過ぎてリピです。12月に食べたばかりなのですが、あの鍋の味が忘れられず。
今回はどのように調理したかをご紹介しますね。前回とほとんど変わってないと言えばいないのですが、、、新たな発見もありましたので、読んでいただけたら何よりでございます。では、さっそく、
こんな箱で届きます。
蓋を開けると
待ち望んでいた鶏ガラと肉とモツたちですね。
箱からだしてみましょう。
まあこれではなんのことやらですね。
さらに袋から取り出すと
もも肉とむね肉の違いが分かりません。
気づいたこと①
比内地鶏の皮は厚く、そして美味い
まず、最初は感動した鶏ガラスープ。
鶏ガラ
鶏ガラたちをみてみましょう。
リアルですね。写真には反映されていませんが、身体からしっぽにかけてはなかなかお目にかかれないリアルさがあります。これを鍋にいれていきましょう。
長ネギの青い部分とショウガを入れて煮込みます。いつも適当にやっているので分量は分かりませんが、結論としては美味しくなるまで弱火で煮込むことです。弱火ってところがポイントですね。強火だとすぐに水が無くなってしまいますから、あはは。専門的には強火だと雑味がでるらしいんですけどね。
3時間ほど煮込んだら、こんな感じになりました。
黄金色のスープですね。これでも十分美味しかったのですが、前回と比較し脂のノリがもう少しと感じました。最初は鶏のせいかと思いましたが、もしかしたらもっと煮込むべきだったかもしれません。刺し水をしながら。たぶん、前回は5時間くらいは煮込んだような気がします。
気づいたこと②
鶏ガラは煮込めば煮込むほど脂のコクがでる(たぶん)
セリを買って、子どもが好きな餅巾着を作って鍋にしました。
比内地鶏はセリととても合います。きりたんぽ鍋はセリをいれるようですね。白菜を入れると水がでて薄くなるからとかなんとかって、テレビで秋田のおばちゃんが言っているのを聞いたことがあるようなないようなです。すべてがはっきりしません。でも、比内地鶏とセリが合うのは確かです。
気づいたこと③
比内地鶏とセリは抜群の相性だ(鍋においてで、生食は知りません)
鍋の〆は今回もうどんです。
個人的には天かすをのっけると美味いです。天かすってかすって言うには失礼なほどうどんを美味しくします。もちろん、そばも。
スープはやる気になれば鍋2回分くらいの量にしても十分な旨味を放ちます。僕は、適当に作っているため、2回するには足りず、鍋には足りない量のスープを次の日の朝の雑炊にします。写真はありません、なぜなら雑炊の写真は映えないからです。
旨味を出し切り、やりつくした感がある鶏ガラですが、実はもう一仕事待っています。それはホジホジです。えっ、ホジホジってなんのことですか?って。それはこういうことです。
鶏ガラについているお肉をホジホジすることです。ホジホジしたお肉をさらに美味しく食べます。鶏1羽をしっかり食べ尽くすことが、鶏へのリスペクトと思っています。
では、ホジ肉レシピを。
これはもやしと和えてポン酢をかけたものです。ふつうに美味しいです。
これはきゅうりと一緒にマヨネーズをかけてサラダにしたものです。ツナ缶に引けをとらない美味しさです。
鶏ガラレシピは以上になります。
2回目ですが、やっぱり感動する美味しさであることは間違いありません。鶏ガラだけ頼みたいくらいですが、(株)本家比内地鶏さんのHP株式会社本家比内地鶏に行きますと、鶏ガラの販売を停止しているみたいです。在庫不足らしいです。もしかしたら、ふるさと納税だけで味わえるのかもしれませんので、ぜひ納税してみてください。きっと幸せになれるはずです。
次にむね肉の紹介です。今回はもも肉よりむね肉に感動しましたので。とっても美味しかったんです。
むね肉
何に感動したかというとですね。むね肉の蒸し鶏です。我が家はむね肉の蒸し鶏をよくするのですが、「おかあちゃん、いつもの蒸し鶏と違う」と言いたくなるほど、似て非なるものでした。
あと、ポイントはマイ電子レンジが優秀なため、ボタン1つで蒸し鶏ができるんです。これって、今時ふつうなのかしら???とにかく、手抜き好きで、節約好きな僕にはむね肉の蒸し鶏は最高な1品なんです。あれ、話がそれてますね。戻れ!!!
話が戻ったので、蒸し鶏ができました。つやつやしてるのが分かりますか?特に皮が。スーパーで買ったむね肉でやった蒸し鶏と比較するとよく分かるんだけど、写真がないから想像してくださいね。しかも皮が厚くて甘いんです。
ほら、すごいでしょ。こんな皮見たことあります?いやない(反語)。これをそのまま食べても美味しいのですが、僕は発見したのです。スウィートチリソースと合うことを。もしかして、これも当たり前?
いやいやビールがすすみます。
気づいたこと④
気づいたこと⑤
かつスウィートチリソースにむちゃくちゃ合う
チキン南蛮も作ってみました。
これはこれで美味しいのですが、蒸したほうがもっと美味しい。むね肉を揚げるのはテクニックがいりますね。揚げすぎると肉が固くなります。それでなくても比内地鶏は歯ごたえがありますから、けっこう子どもには不人気になります。
気づいたこと⑥
ひな地鶏のむね肉は揚げるより蒸すほうが圧倒的においしい
もも肉
鶏肉の一番のスターはもも肉と言っても過言ではないですが、ふううならですね。こと比内地鶏についてはそうとは言えません。僕の中では、鶏ガラ、むね肉に次ぐ3番手止まりになっています。とりあえず、僕の調理方法に問題があるという可能性は置いておきます。
我が家のムスコッチが大好きな塩焼きから。
言い忘れました、ムスコッチにとってはもも肉が永遠の4番バッターです。いつも「もも最高~~」と叫んでいます。
アップにしましたね~、リタリルさん。と言いたくなるほど寄せてます。理由はこの脂のノリを見て欲しいからです。旨味も脂のノリも申し分ありません。でも、僕にとっては先発3番手です。
すべてムスコッチが食べ尽くします。鶏モモの塩焼きには余計な盛り付けはいりません。それが、ムスコッチの生き方です。僕はただ見守るしかできません。
大人はほぼ塩焼きと一緒なんですが、焼き鳥風にしてみました。
3番手ですが超絶美味いです。実際、こちらもほぼ「鶏モモ最高~~~」とムスコッチが食べ尽くしました。大人の口には1口2口しか入りません。
これには堪り兼ねた僕は、レバーとズリを塩焼きにしてやりました。
これは大人の味なので、ムスコッチは一切手をつけません。大人の領域です。彼はまだ階段を登るには早過ぎるようです。
前回は鶏モモを唐揚げにしました。
これも美味いのですが、塩焼きのほうが比内地鶏の本来の旨味が味わえるかなって気もします。ムスコッチが子どものくせに唐揚げがあまり好きではないので、我が家は塩焼きがメインになりますね。
気づいたこと⑦
比内地鶏のもも肉は揚げるより焼いたほうが美味いかも(個人差あり)
以上が、今回の比内地鶏食べ尽くしツアーでございます。
あっ、忘れてた、おまけがありました。
鶏脂
鶏の脂もついているのですよ。
これではなんだか分かりませんが、これが鶏の脂です。この脂を使ってチャーハンを作ってみました。
まず脂を炒めて
卵、ごはん、ねぎを入れて完成です。
卵とネギだけのチャーハンですが、鶏脂の甘みとコクがごはんを美味しくします。時々、脂の残骸が口の中に広がるのも嬉しいです。なぜか分かりませんが、鶏の脂を使うと労せずしてパラパラチャーハンになります。
以上が、今回の大館市ふるさと納税返礼品である比内地鶏食べ尽くしツアーでした。もし興味が沸いが方はこちらから納税してみてください。もちろん、個人の責任でお願いします。こちらに「おいしくないやないか」とクレームはご勘弁してください。
気づいたことのまとめ
①比内地鶏の皮は厚くそして美味い
②鶏ガラは煮込めば煮込むほど脂のコクがでる(たぶん)
③比内地鶏とセリは抜群の相性だ(鍋において)
⑤かつスウィートチリソースにむちゃくちゃ合う
⑥ひな地鶏のむね肉は揚げるより蒸すほうが圧倒的においしい
⑦比内地鶏のもも肉は揚げるより焼いたほうが美味いかも(個人差あり)
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
スターやブクマで足跡を残していただけたら涙を流して喜びます。